忙しい営業中の電話対応も台帳の活用でスムーズに
東京・池尻大橋駅から徒歩1分の場所に、2011年3月にオープンした「旬菜おぐら家」。店主の堀内誠氏による見た目も美しい日本料理が売りで、5500円と7700円のおまかせコースが人気。カウンター席や個室を備えており、40~50代のアッパー層を中心に、記念日や接待などの利用が多く、そのほとんどが予約客だ。
オープン当初は10坪ほどの小さな店だったこともあり、予約や顧客情報はノートなどに手書きして管理していた。しかし、「徐々に常連のお客様が増えたことに加え、2016年に現在の場所に移転し、席数が増えてからは、管理しきれなくなってきました」と堀内氏。そこで、2014年から他社の電子台帳を導入。2019年には、コストや機能面などを総合的に比較して「ぐるなび台帳」に切り替えた。「お客様の情報を頭で記憶しておくのにも限界があります。『ぐるなび台帳』は、お客様の苦手な食材やアレルギー情報、好きな席など、些細なことも詳しく記録できるのがいいですね」と、堀内氏はメリットを語る。また、営業中でも予約の電話応対は自ら行うのが堀内氏のこだわり。常連客から電話があったときに、「ぐるなび台帳」で顧客情報をすぐに検索できるためスピーディーな応対が可能となり、店内サービスの質が落ちることもないという。
さらに、もともとホームページを見て予約の電話をかけてくる人も多かったことから、ホームページからの予約獲得を狙って、「ぐるなび台帳」の有料オプション「台帳ネット予約」も導入した。これは、「ぐるなび台帳」オリジナルの予約フォームで、店舗ごとに予約専用のURLを発行し、そのURLをホームページやSNSなどに貼ることで予約獲得の入口を増やすというもの。現状、電話予約や「ぐるなびネット予約」のほか、新規客を中心に「台帳ネット予約」機能を使ったオウンドメディアからの予約が増えており、効果を感じている。
このほか、「ぐるなび台帳」に今夏から新たに追加された「分析機能」も活用している。この機能を使うと、時間別、曜日別、月別などで、来店客数や、どの経路からの予約数が多いかなどを確認できる。「分析機能を確認したところ、『台帳ネット予約』からの予約が予想以上に多く、また出数の多いコースなども把握できました」と堀内氏。今後はこうしたデータを、コースの構成内容やサービス向上に役立てたいと考えている。
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