2022年忘年会はコロナの状況次第で参加意向や規模が変化~2022年忘年会開催・希望調査~

ぐるなびでは2022年の忘年会について、ぐるなび会員を対象にアンケートを実施。コロナが収まっている場合、職場・仕事では5割超、プライベートでは7割弱が参加予定。一方で感染拡大時は参加は2~3割になりそうだ。

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目次
コロナが収まっていれば仕事・プライベートともに半数以上の人が忘年会に参加予定
開催規模は職場は8~12人、プライベートは5~6人程度が多い予測に

 2022年もコロナに翻弄(ほんろう)されながらも、忘年会シーズンに突入。2022年は営業制限はなさそうだが、感染状況は日々変化している。ぐるなびでは2022年の忘年会シーズンに向けて、ぐるなび会員を対象にアンケートを実施。「職場・仕事関係」「プライベート」および「コロナの感染状況が収まっている場合」「コロナが流行・拡大している場合」のシチュエーションに分け、忘年会の参加意向や希望の条件を調査した。

 コロナが収まっている場合、職場・仕事関係では5割超、プライベートでは7割弱が「参加予定・意向あり」と回答。しかしコロナが流行・拡大した場合の参加意向は、いずれも2~3割となった。希望の開催時期は、コロナの状況を問わず12月上旬〜中旬が多数を占めた。開催規模・時間の長さなどの希望はコロナの状況によって変動する結果となったため、今後の動向をうかがいながら臨機応変な対応が必要になるだろう。

 では、2022年の忘年会の傾向をアンケート結果から詳しく見ていこう。

今回、紹介するデータは「2022年の忘年会」(ぐるなび調べ)
回答者数 20~69歳の男女1224人(男性612人、女性612人)
調査時期 2022年10月4日(火)~6日(木)
※アンケート結果は、「ぐるなびPRO for 飲食店(管理画面)」にログインした後、下記からダウンロードできます(ぐるなび加盟店のみ)。
アンケート結果レポート「2022年の忘年会
※未加盟の場合は、下記をご覧いただき、お問合せください。

コロナが収まっていれば仕事・プライベートともに半数以上の人が忘年会に参加予定

2022年の忘年会の参加予定・意向について、職場・仕事関係ではコロナが収まっていれば半数、流行・拡大していれば約2割の人が参加意向を示した。プライベートでは収まっていれば約7割、流行・拡大していれば3割超の人が参加するようだ

 まず図1では、2022年の忘年会の参加予定・意向について聞いた。職場・仕事関係では、コロナの感染状況が収まっている場合に「参加予定・意向あり」(参加する、開催されれば参加する)と回答した人は50.7%。流行・拡大している場合は21.7%にとどまった。

 プライベートでは、収まっている場合の「参加予定・意向あり」は67.9%、流行・拡大している場合は34.7%となった。仕事・プライベートともに、コロナの状況次第で参加意向が大きく変動するようだ。

希望する開催時期は、職場・仕事関係、プライベートともに感染状況による傾向の変化は見られず、職場・仕事関係は「12月上旬」「12月中旬」の順に。プライベートでは「12月上旬」「12月中旬」がほぼ同じ水準で上位にあがった

 次に、希望する開催時期を聞いた(図2)。職場・仕事関係では「12月上旬」が最も高く、コロナが収まっている場合は45.5%、流行・拡大している場合でも41.6%になり、開催時期の変動はなさそうだ。また、プライベートでも収まっている場合、流行・拡大している場合ともに「12月上旬」「12月中旬」が約3割と上位にあがった。加えて、「いつでもかまわない」という回答がどちらの場合でも25%前後となっており、プライベートでの忘年会は時期や感染状況を問わず柔軟に開催される可能性がある。

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開催規模は職場は8~12人、プライベートは5~6人程度が多い予測に

希望する開催規模(人数)に関しては、職場・仕事関係でコロナが収まっている場合は平均12人、流行・拡大時は同8人。プライベートでは収まっている場合は平均5.9人、流行・拡大時は同5人となった

 図3では、希望する開催規模(人数)を聞いた。まず職場・仕事関係では、流行・拡大している場合の最多は「5~6人」(30.3%)。以下、「4人以下」(29.9%)、「7~10人」(23.6%)と続き、平均は8人となった。収まっている場合は「7~10人」(30.4%)が最多で、「5~6人」(21.5%)、「11~20人」(20.4%)と続き、平均は12人に。なお、コロナが収まっている場合「11人以上」を希望するという回答が35.9%となっており、感染状況が落ち着けば大人数の宴会も見込めそうだ。

 プライベートでは全体的に少人数の傾向が強く、流行・拡大している場合、収まっている場合のいずれも「4人以下」が最多。平均しても、いずれも5~6人にとどまった。

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希望するメニュー構成では、職場・仕事関係 プライベートともに「コースメニュー・飲み放題付き」「食べ放題・飲み放題」が上位に。また、どちらの場合もコースの希望が2021年より低下しているものの、職場・仕事関係では約6割はコースを希望している

 希望するメニュー構成を聞いたのが図4。職場・仕事関係、プライベートともに「コースメニュー・飲み放題付き」が最多となったが、2021年と比較すると、5ポイント前後低下している。ただし「飲み放題」の希望は2021年同様に高く、職場・仕事関係では8割超、プライベートでも約7割と高水準だった。

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希望する一次会の時間の長さでは、職場・仕事関係、プライベートともに感染状況を問わず「2時間程度」が最多。また、コロナが収まっている場合はプライベートでは3時間程度を希望する人が25.5%と2番目に多かった

 最後に、希望する一次会の時間の長さをまとめた(図5)。職場・仕事関係、プライベートともに最も多いのが「2時間程度」で、コロナの状況を問わず最多となった。なお、コロナが収まっている場合、流行・拡大時より職場・仕事関係では「2時間半程度」が約4ポイント、プライベートでは「3時間程度」が約9ポイント多い。特にプライベートでは、「2時間半」「3時間程度」を合算すると39.6%と流行・拡大時に比べて10ポイント以上高くなり、ゆっくり過ごしたいというニーズが高いことがうかがえる。

 ここまで見てきたようにコロナの感染状況によって、忘年会の開催・参加意向が変動することが分かる。今後の感染状況を注視しながら、自店のプランやコース内容を点検・軌道修正を行いながら、年末の集客につなげていただきたい。

 「2022年の忘年会」をまとめたこの調査では、上記のほか「2022年の(飲食店での)忘年会で払ってもよい金額」や「会場となる飲食店に求める条件」「忘年会で飲みたいドリンク」なども掲載。ぜひ、下記からダウンロードして、参考にしていただきたい。

アンケート結果レポート「2022年の忘年会

※「アンケート結果レポート」は、ぐるなび加盟店のみ閲覧・ダウンロード可能です
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