3カ月間の店舗モニター調査を実施
旭化成ホームプロダクツでは、飲食店に設置が義務付けられているグリーストラップを清掃するためのアイテム「グリーストラップ清掃用品シリーズ」を販売している。ラインナップはバスケット用の水切りネット「グリストネット®」、油吸着シートの「グリースクリーン」、沈殿物をすくい上げる「すくいん棒®」の3アイテムが用意されている。
今回、グリーストラップ清掃用品の使用感を調べるために、飲食店10店舗を対象にモニタリング調査を実施。その中から4店舗の声を2回に分けて紹介する。
グリーストラップ清掃に詳しい店長も太鼓判!大量のグルテンをすくい上げるのに役立つ「すくいん棒®」
天王洲にある「個室と江戸そば 天王洲 常喜房〜じょうきぼう〜」は、日本各地から厳選したそば粉を使用した自家製麺で江戸そばを提供する、そば居酒屋。全国から新鮮な魚や野菜を仕入れ提供している。個室もあり、宴会や接待需要にも対応している店舗だ。
17歳から飲食店でバイトをしていたため、その時からグリスト清掃のことは知っていました。また、前職が清掃会社だったので、清掃方法についてはそこでさらに詳しくなりました。この会社に入ったばかりの時に、先輩からグリスト清掃の方法を学ぶ機会がありましたが、間違っているところもあり、逆に指導したこともあります(笑)」と、小倉店長 。
常喜房に設置されているのは、3槽深型タイプのグリーストラップ。容量が大きく業務用に適しているが、清掃作業が大掛かりになりがちなのが難点だった。
「排水の匂いが客席まで出て行かないよう、定期的に掃除しています」と小倉店長。今回、モニターとして試した「グリスト清掃用品シリーズ」の中では、「すくいん棒®」がお気に召したそうだ。
そば店という業態のため、排水のごみの中には、そば粉や小麦粉が混ざってしまい、水槽内にはグルテン状になったものが大量に溜まるという同店。「すくいん棒®」はそのグルテン状のものも含め、たくさんのゴミを一気にすくい上げられるので、重宝しているという。
「『すくいん棒®』には大小の2種類があり、当店では大きな方を選びましたが、作りがしっかりしているので、一度にたくさんのゴミがすくえます。ちょっとしたコツですが、水槽の中をかきまぜないようにして、なるべくそーっとすくい上げると、短時間で終わらせることができますね」(小倉店長)
常喜房では、このグルテンの多さから、ネットを使うと目詰まりしてしまうため「グリストネット®」は使用せず、「グリースクリーン」と「すくいん棒®」を使う清掃方法に落ち着いたそうだ。
さらに同店では、グリーストラップ清掃は社員が担当しているという。
「グリスト清掃は、アルバイトにはさせないようにしています。掃除が甘ければ排水に問題が起きてしまうこともあるので、あえて社員がやっています。もちろん、アルバイトがその作業を見て覚えるのはいいと思います。けれど接客や調理をする仕事がしたくて入ってきているアルバイトには、夢のある仕事だけをさせるようにしています」(小倉店長)
「グリーストラップ清掃用品シリーズ」を使うようになってから、清掃にかかる時間は30分ほどで済むようになり、時間短縮になったそう。
「清掃作業に時間がかからなくなったので、営業時間の合間で掃除ができるようになりました。今では、閉店後にグリスト清掃することはありません。今回試してみて、グルテンが大量に出るうちの店にとっては、『すくいん棒®』が一番重宝した商品でした」(小倉店長)
東京都品川区東品川2-2-4
https://r.gnavi.co.jp/b190100/
細かいゴミをキャッチ!バスケット清掃の手間が軽減した「グリストネット®」
Le Beaucoupは、数々の人気店で修行を積んだオーナーシェフの佐藤武久氏が代々木上原の閑静な住宅街にオープンしたフランス料理店。自ら足を運び厳選したこだわりの食材を契約農家から直接仕入れ、その素材の良さを活かすよう調理。前菜、メインから気になる料理を選んで自分好みのコースを組み立てるプリフィックススタイルで提供している。
「飲食店をやる上で、グリストの設置は必要と思っています。」と佐藤オーナー。 日頃のグリーストラップ清掃は、床掃除などを含めた一連の工程として捉えてるそうだ。
「グリスト清掃の仕方は勤めた先で覚えました。当時は下っ端の仕事でしたね。今はランチタイムの営業が終わって、自分たちの食事が終わったタイミングで行っています。ここを始める前の店では、早朝に行っていましたね。アルバイトに手順を教えるにもコストもかかるので、やらせないようにしています」(佐藤オーナー)
Le Beaucoupのグリーストラップは2槽浅型だが、そのサイズはかなり小さめ。あまり他店では見かけないタイプだ。
排水溝から流れてくるゴミを受ける第1槽のバスケットに設置する「グリストネット®」は細かなゴミも拾ってくれるアイテム。
「これを使いはじめてからは、バスケットの網目にゴミが詰まらなくなったので、掃除が楽になりました」(佐藤オーナー)
「グリストネット®」の交換頻度は週に一回くらい。厨房の清掃作業自体は毎日、排水溝、床、グリーストラップのルーティンで行っているという。
「当店のグリストは小さいので、こういった清掃用品を使わなくても維持はできるものの、手はかかります。なので、バスケットに設置する「グリストネット®」や油だけを吸着して水は吸わない『グリースクリーン』は、作業性を考えるととてもいい商品だと思いますね」(佐藤オーナー)
「グリストネット®」「グリースクリーン」を使うことで、これまでの清掃時間が20分から10分まで短縮できたという。
「このような商品の情報を知る機会もないので、今回モニター調査の声がかからなければ、知ることもありませんでした。『グリストネット®』や『グリースクリーン』を使えば、配管づまりの心配も軽減できます。また、アルバイトに清掃作業を任せているような店であれば、その時間にも時給が発生するので、こういった商品の利用を検討してもいいのではないかと思います」(佐藤オーナー)
東京都渋谷区上原3-10-3 1F
https://r.gnavi.co.jp/gxf5rkk30000/
上手に取り入れて業務軽減を!
店舗によって、出るゴミの量や種類、グリーストラップの大きさもさまざま。「グリーストラップ清掃用品シリーズ」にかかる経費とスタッフの人件費、衛生管理の手間やかかる時間などを比べ、総合的に判断した上で、上手に取り入れて、ぜひ清掃業務の軽減につなげてほしい。
▼旭化成ホームプロダクツのグリーストラップ清掃トータルサポート
https://www.asahi-kasei.co.jp/saran/products/business/greasetrap/
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