眺望抜群の個室と手軽な会席で「顔合わせ」の利用拡大

ぐるなびWEDDING

ダイナミックキッチン＆バー 燦－SUN－

大阪・梅田

問い合わせ時の案内を徹底。下見からスムーズな予約へ

JR大阪駅の目の前に立つ２棟のスタイリッシュなビルが印象的な商業施設「ヒルトンプラザ大阪」。その西側のウエストプラザ6階に、2004年10月、ビルの開業とともに出店したのが「燦」だ。和食のイメージを超えたデザイン性の高い空間が、抜群の立地とビルのブランド認知度とも相まって、ウエディング関連のニーズが高い。「当初は、ウエディング二次会を狙っていましたが、2012年春からは、個室が活かせ、6名前後の小口で数多く集客できる『顔合わせ』にシフトしました」と語るのは、店長の朝山勝之氏。

ぐるなびの店舗ページでは、トップページで「上質個室」として、梅田の絶景を楽しめる窓側の個室をアピールし、「ぐるなびWEDDING結納・顔合わせ」ページへの誘導を強化。また、双方のページにリンクを貼り、現在、土・日曜を中心に、両家の食事会となる「顔合わせ」を年間約240件獲得。予想以上の手応えを得て波に乗っている。

食事のプランは、旬の食材をふんだんに使った「晴れの日会席 彩 IRODORI」5000円と、「燦々ミニ会席」3800円を用意。昼限定で飲み放題が割引になるなどのクーポンも付け、平均予算は5000～6000円と、一般的なホテル内のレストランより低めに設定した。その一方で、接客は、社員とパート含め、半年以上の研修を完了したスタッフに限定した専属スタッフが担当。「顔合わせ」利用の個室のオペレーションを一般席と分けて、顧客満足度を追求。予算を抑えながら上質な空間と質の高い会食の席を提案して、20代後半～30代前半カップルのニーズを捉えた。

「電話の問い合わせの際には、詳しく設備のご案内をし、下見で来店されたときにギャップが出ないように心がけています」と朝山氏。丁寧に説明し、納得して下見してもらうことで、担当スタッフに対する信頼感も生まれ、スムーズな予約につながっている。

「顔合わせ」と同じコースは、ぐるなび店舗ページのメニュー内でも「ランチ」や「昼宴会献立」タブを設定してアピールし、昼の接待や同窓会など、土・日曜を中心に利用を増やしている。平日夜の宴会コース、昼はバイキングの集客が売上の要だが、土・日曜の昼に今までなかった売上がプラスになり、今後も期待は広がりそうだ。