ぐるなびWEDDING 結納・顔合わせ
和食 竜むら
名古屋・名駅
地元名物を提供することで利用しやすさをアピール
近年、名古屋駅前では再開発が進み、新しい高層ビルの建設が目立つ。そのひとつ、クロスコートタワービルの飲食街の一角に店を構え、結納・顔合わせの利用も好調なのが「和食 竜むら」だ。
飲食激戦区で競争が激しいなか、完全個室を備えることや、名古屋駅と直結する利便性のほか、他店に差をつけるアピールにつながったのが、コースの設定だ。結納・顔合わせプランは、伝統的な日本料理のコース「慶事会席」(3プランあり/7560円~)が基本だが、名古屋名物を組み込んだ「名古屋コーチンと櫃まぶし会席」(7560円)も選べるよう設定したところ、半数がこのプランを利用。遠方から呼び寄せる両親を、名古屋名物でもてなしたいというカップルのニーズをつかんだ。
ちなみに「竜むら」は1977年に創業した割烹で、2012年7月、ビルの開業とともに移転してきた。その際、「大人の寄り道」という飲食街のコンセプトに合わせ、“店の格”を保ちつつ、比較的若い年齢層でも入りやすいよう、メニューに柔軟性を持たせた結果、誕生したのが「名古屋コーチンと櫃まぶし会席」だ。櫃まぶしはコースの最後に登場するが、そこで一気に場が盛り上がることも多いという。また、あくまで本格的な和食店が出す櫃まぶしというバリューも売りとなっている。店長の青木浩二氏は、「平日は接待、土・日曜日は結納顔合わせという、集客の柱ができました」と語る。
「ぐるなびWEDDING結納・顔合わせ」ページでは、料理の基本プランを紹介し、地元名物を取り入れたプランはレストランページで詳しく掲載。相乗効果もあり、ぐるなび経由の問い合わせも好調に増え、週末は毎週コンスタントに結納顔合わせの予約が入っている。Webの情報を熟読してから、実際に下見を兼ねて来店し、その後、即決するケースも多いという。
当日は、期待以上と思わせるテーブルセッティングなどで、会食前の緊張感をほぐすよう努め、カップルの男性をホストと意識して接客。「結納顔合わせは、1度きりの非日常なものですが、お店を気に入ってくだされば、記念日などで長く使っていただけます」と青木氏。手書きでお礼の葉書きを出すなど、印象に残る店づくりに努めている。
店長 青木 浩二 氏愛知県稲沢市出身。製薬会社勤務から飲食業へ転身。カフェでマネジメントを経験した後に店長として「竜むら」へ。和の領域に挑む。
住所
愛知県名古屋市中村区名駅4-4-10 名古屋クロスコートタワーB1
業態
日本料理
客単価
5,000円(通常平均)1,500円(ランチ平均)
席数
60席
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