Vol.22
解体を実演して、魚料理を披露。普段見慣れない魚を取り上げ、差別化を図って認知度がアップ
アンコウの解体ショーは、立ち見が出る人気ぶり!
築地市場や全国の漁港から旬の天然魚を仕入れ、独自のアレンジを加えた「もっともおいしい調理法」にこだわっている隠れ家的な居酒屋。料理人歴30年の店主・料理長の冨田義隆氏は、旬の魚をリーズナブルに提供できるよう努めて、常連客を増やしている。
料理教室は、2011年11月のオープンから半年後、「いい魚をきちんと扱える店」であることをアピールする狙いでスタートした。店内に実技指導ができるスペースがないため、店の特徴が出せるよう魚の解体も取り入れ、デモンストレーション形式で実施。旬の魚で、普段あまり目にする機会の少ないクエ、アンコウ、ハモなどを目の前でさばき、その魚を使った料理2~3品にワンドリンクが付いて、参加費は3000円に設定し、人気を呼んでいる。