個性的な3つの空間と無料の30大特典で二次会を獲得

ぐるなびWEDDING 結婚式 / 二次会

KABTO 名駅店

名古屋・名駅

客のニーズを感じ取りフロアごとに設備を充実

愛知・金山市で創作居酒屋を運営していた株式会社神戸館が、約10年前、名古屋市の中心部に結婚式二次会向けの店が少ないことに注目し、パーティの利用に特化した店を出店。その成功を受けて、さらに２００８年、名古屋駅から歩いて10分弱の場所にビル１棟を構え、同コンセプトの「ＫＡＢＴＯ 名駅店」をオープンした。

店の最大の売りは、雰囲気の異なる３つのフロアだ。吹き抜けのある２階、平日は企業の宴会にも使えるシックな色調の４階、新婦に好評な赤を基調にした５階があり、様々なニーズに対応。また、会場ごとに新郎新婦用の控え室や音響・映像関係の設備なども充実させた。「二次会にエンターテインメント性を求めるお客様が増えていると感じ、フロアの設計段階からそれに応えられる機能を備えた店舗を目指しました」と語るのは、店長の岩田和久氏。

二次会のプランは４０００円（平日限定）～６５００円で用意。各プランには、キャンドルサービスやレンタルドレスの手配などの「30大特典」が無料で付くのも売りの１つ。「最初は17ほどでしたが、お客様の要望に応えるうちに30まで増えました」と岩田氏。ほかにも、有料オプションとしてプロの司会者やカメラマン、パーティで流すＤＶＤの制作などを付ける客が多いという。プランのなかでも人気が高いのは、「シンデレラプラン」（６５００円）。「30大特典」と、幹事を友人などに依頼していないケースに好評な幹事代行などのオプションが選ばれる理由になっている。

料理は３階の厨房で一括して調理しており、大皿で提供するコース料理にも、ビュッフェスタイルにも対応。すべてのコースには、創作居酒屋時代からの看板料理「カボチャのクリームグラタン」が付いている。

また、二次会に特化した店として認知度を高めたいと考え、オープン直後から「ぐるなびウエディング」に加盟し、空間や特典などをアピール。プランの内容を細かく掲載したことで、現在、１.５次会や二次会を合わせて、多い月は40組の利用がある。

現在、二次会の問い合わせの半数以上はぐるなびからで、「細かい情報をぐるなびで見てから来店する方が多く、下見からの成約率は８割近いです」と岩田氏。今後は増加傾向にある１.５次会を獲得すべく、新プランを検討中だ。