“福を呼ぶ”ふぐ料理を売りに3コースで予約数が倍増

ゆめふく 北野坂店 ぐるなびWEDDING 結納・顔合わせ-各地からふぐを仕入れ様々な調理法で提供。土・日の集客が弱かったため「ぐるなびウエディング」に加盟し、これまでの倍の予約数を獲得した。

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ぐるなびWEDDING 結納・顔合わせ

ゆめふく 北野坂店

兵庫・神戸

中庭を望む落ち着いた雰囲気の掘りごたつ個室を顔合わせで使用している

華やかな「祝箸」など、おもてなしの演出も好評

株式会社レイルが運営する大阪・お初天神のふぐ料理店「ゆめふく」の2号店として、2011年に神戸・三宮の駅前にオープン。長崎県産のとらふぐを中心に全国各地から様々な種類のふぐを仕入れ、刺身や焼き物、揚げ物など様々な調理法で提供している。また、山口・下関などでは「ふぐ」を「ふく」と呼ぶことから、同店では料理名に「ふく」の呼称を使用。縁起がいい「ふく(福)料理」を食べられる店として、接待や慶事での利用も多い。

そんな同店が「ぐるなびウエディング結納・顔合わせ」に加盟したのは、オープンから約2年後。「土・日曜日の昼間の集客が弱かったので、顔合わせの獲得に力を入れることにしました。『ふく』は縁起のいい食べ物ということで、ニーズを獲得できると考えました」と語るのは、同社のフード事業部外食部スーパーバイザー・山岸孝幸氏。当初は、既存の夜のコースで顔合わせに対応していたが、今年の2月から、顔合わせ用として6000円、8000円、10000円の3つのコースを設定した。「上位2つのコースでは、通常1つの鍋で提供する『てっちり』を一人ひとりに小さな鍋で提供することにしました。これは、初対面で1つの鍋を囲むと遠慮してしまうと考えたからです」と山岸氏。こうした特徴や料理の華やかな写真をぐるなびウエディングに掲載したところ、これまでの倍の予約数を獲得できるようになった。

電話での問い合わせや予約には、女将の吉岡淑子氏が応対。「電話対応が第一印象になりますから、受け答えにもまごころを込め、お電話で先方の情報をできるだけ多く得ることを心がけています」と話す。事前に得た情報は、当日の会話に活かしているという。

また、会の最後には、チョコレートで名前や祝福のメッセージを入れた皿をサプライズで提供。その皿を持った両家の集合写真を撮り、その場でフレームに入れてプレゼントしている。ほかにも、箸を割ると金箔が舞う「祝箸」やくす玉などの楽しい演出も喜ばれている。

今後の課題は、顔合わせの利用客を次回の来店につなぐこと。「再来店を促す販促ができたらと考えています」と吉岡氏。四季折々のメニュー開発なども検討し、さらなる予約獲得を目指す。

女将
吉岡 淑子 氏大阪で飲食業に従事し、3年半ほど前に同店の女将に。接客のプロとして、相手の立場を考えた心地よいおもてなしを心がける。
店舗入口には、ふぐが泳ぐ水槽を配置。写真と価格入りの料理の看板も設置し店の特徴をアピール
顔合わせ用に作った飲み放題付きの懐石コース。写真は「ゆめふく『松』懐石」(20000円/2名分)
顔合わせでは、金箔入り「祝箸」を使用。料理の上で箸を割ると金箔が舞い降り、祝いの席を盛り上げる
ゆめふく 北野坂店
住所
兵庫県神戸市中央区中山手通1-8-14 北野坂Fビル2F
業態
ふぐ料理
客単価
5,300円(通常平均) 5,300円(宴会平均)
席数
58席
http://wedding.gnavi.co.jp/site/4/kc44600/
http://r.gnavi.co.jp/k649807/

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※本記事の情報は記事作成時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報はご自身でご確認ください。

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