駅至近の立地のよさを活かし、結婚式二次会を獲得

ぐるなびWEDDING 二次会

アンセンブル by My Humble House

東京・丸の内

下見での柔軟な対応で、成約率アップにつなげる

東京駅至近の好立地に、２００９年オープンした「アンセンブル by MyHumble House」。看板メニューの「海南チキンライス」（１４０４円）など、シンガポール料理を中心に提供している。平日はランチ、ディナーとも周辺で働く30代以上のビジネス層を中心に、また週末はファミリーなどに利用され、ワンフロアで広々とした空間と、ガラス窓から望める夜景を売りにパーティでの利用も多い。

そんな同店は、結婚式二次会でも成果をあげている。「オープン時から利用は想定していましたが、予想以上にお客様からの問い合わせが多かったため、結婚式二次会の担当者を決め、『ぐるなびウエディング』にも加盟しました」と、店長の正者 真氏。プロジェクターとスクリーンを２カ所に設置し、どの席からも映像が見えるように空間づくりを工夫。店の入口には結婚式二次会での利用を促す看板を設置して来店客にアピールしたり、空間や夜景、料理などをまとめた下見客向けのパンフレットも用意した。こういった取り組みにより、月に約20件の問い合わせがあり、そのうちおよそ半数が「ぐるなびウエディング」から。平均で月８件の二次会を獲得している。

下見の際には、担当スタッフが要望などを詳しくヒアリングし、可能な限りそれに応えることで高い成約率を実現している。「サービスでフリードリンクにスパークリングワインを加えるなど、臨機応変なサービスが喜ばれています。下見や打ち合わせは14時30分～17時のアイドルタイムに行い、時間をかけてていねいに案内するよう心がけています」と正者氏。

二次会用のプランは５５００円、６５００円、７５００円の３種類で、料理はすべてビュッフェスタイル。「オプションのなかでは、スクエア型ウエディングケーキが人気で、ほとんどの方が利用されます」と正者氏。価格上位の２プランには、「海南チキンライス」を付けて利用を促している。

さらに５月からは１.５次会用プランもスタート。「メイン料理などを着席で召し上がっていただく『ハーフビュッフェ』にする予定で、新たなニーズを獲得できればと考えています」（正者氏）。平日利用の問い合わせもあることから、「平日プラン」の導入も検討し、一層の利用促進に努めていく。