会話重視の接客で来店客数・客単価アップ!「ぐるなび外国語版 ネット予約」も好調

沖縄・那覇の焼肉店「焼肉レストラン ロインズ」では、外国人客数が従来の3倍に。積極的にコミュニケーションを取り、おすすめメニューを英語表記のシートなどでアピールし、客単価アップにつなげている。

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Vol.70

焼肉レストラン ロインズ(沖縄・那覇)

口コミ拡散やネット予約でインバウンド需要アップ!

 2013年3月、沖縄・那覇市中心部の繁華街の中でも、飲食店が集中する久茂地エリアにオープンした「焼肉レストラン ロインズ」。上質な肉と、来店客に非日常を感じさせる「お客様ファースト」のサービスで人気の焼肉店だ。「お客様の多くは観光客。なかでもオープン当初は1割だった外国人が、2016年頃から目に見えて増え始め、現在は3割程度になっています」と店長の平田旭氏。もっとも多いのが台湾からの旅行者で4~5割、欧米諸国が1割、そのほか中国や韓国などからも訪れている。

「焼肉レストラン ロインズ」の「ぐるなび外国語版」店舗ページ(英語版メニューページの一部)

アラカルトからコースまで細かく紹介。来店する外国人の3分の2は、「ぐるなび外国語版 ネット予約」経由だ
  • おすすめのコースを紹介する英語表記のシート。「4名で来店して2名分のコースと単品を注文し、気に入った部位や料理を追加するグループも多い」と平田氏
  • 「ぐるなび外国語版」を活用した英語版メニューブックを使用。今後はさらにブラッシュアップする予定だ

 外国人客数が伸びた要因として平田氏は、「沖縄に寄港するクルーズ船の増加と、貿易や航空会社の常連のお客様が、外国人のアッパー層に紹介してくれたことが大きかったです」と話す。加えて、ブログやSNSなどを通じて様々な国で口コミが広がり、海外の有名ブロガーも来店したことで、店の認知度はさらに高まった。現在、外国人の約8割は予約客。その予約の3分の2は「ぐるなび外国語版 ネット予約」経由で、平均して月に80件前後の予約を獲得している。また、近隣のホテルコンシェルジュからの予約や問い合わせも多いという。

 外国人客が増えるなか、接客面で実践したのが、積極的にコミュニケーションを取ることだ。「焼肉になじみのない国の人も多いので、様子を見てスタッフがおいしい焼き方を説明するなどサポートし、こまめに会話するようにしました」(平田氏)。現在、スタッフの約3割は英語ができ、中国語を話すスタッフも1名在籍。そのほかのスタッフも簡単な会話や、自動翻訳機を活用したコミュニケーションの頻度を増やしている。

 その結果、顧客満足度が高まるだけでなく、追加オーダーを受ける機会も増加。おすすめメニューを英語表記のシートや手書きのボードなどでアピールしたところ、外国人の平均客単価は3000円から5000円まで上がった。「会話をしながらお客様の情報も引き出せるので、誕生日や記念日で来店された方へはサプライズの演出などもできるようになりました」と平田氏。サプライズに対する外国人客のリアクションも上々で、さらなる口コミ効果にもつながっている。

おすすめボードを活用し、国籍に関わらず来店客と多くの言葉を交わすことで追加オーダーにつなげている
肉の部位のイラスト解説はアルバイトスタッフの発案。自身も飲食店でアルバイトを経験した平田氏は「現場の声」を積極的に採用

 8月には、隣接する松山エリアに2号店がオープン。「今後は『ぐるなび外国語版』で作成したメニューブックのブラッシュアップや、新メニューの開発に取り組み、国籍を問わず、“もっとシンプルでわかりやすい接客”ができるようにしていきたい」(平田氏)と、さらなる飛躍を狙っている。

  • クレジット決済は対応済。キャッシュレス決済の導入も視野に入れている
  • 人気の上タン塩(1枚680円)。焼きすき、焼きしゃぶなどは、スタッフが焼くことも多い
巨大な一枚板が自慢のテーブル席。驚く外国人客も多く、記念写真を撮る人も少なくないという
入口のレジ横には、琉球ガラスなどの伝統工芸品を多数展示している。外国人には記念撮影スポットとしても人気
焼肉レストラン ロインズ(沖縄・那覇)
沖縄県那覇市久茂地2-6-16
https://r.gnavi.co.jp/fauc300/
大手企業の大型ビルが建ち並ぶ国道58号と、観光客に人気の国際通りの間に位置し、リバーサイドの落ち着いたロケーション。ていねいな接客が評判で、地元のリピーターも多数集まる人気店。
店長 平田 旭 氏
学生時代にアルバイトで飲食業界へ。その後、飲食以外の営業職などを経験し、23歳の時にオープニングスタッフとして「焼肉レストラン ロインズ」へ。2016年に店長となり、現在に至る。

目指せインバウンド繁盛店!!

インバウンド飲食消費 3兆円時代がやってくる!

訪日外国人旅行消費額 2018年実績と2020年・2030年の政府目標数値

2018年の訪日外国人旅行消費額約4.5兆円のうち、飲食費の割合は21.6%の9,783億円。それが、2020年には1.7兆円、2030年には3兆円へ増大すると見込まれています。売上アップの絶好のチャンスに向けて、受け入れ環境の整備や集客プランなど、いますぐ準備を始めましょう。

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外国人観光客の集客、来店時の応対は“ぐるなびインバウンド大作戦”におまかせ!

 ぐるなびが提供する「インバウンド大作戦」は、あなたの店のインバウンド戦略をトータルにサポートするサービスです。「多言語メニューブック」の作成や外国語の店舗ページによる情報発信などが、無料または特別価格でご利用いただけます。訪日外国人が必要とする情報を積極的に提供することで、集客のチャンスを拡大しよう!

※インバウンド大作戦に関する詳細内容、料金については、担当営業またはサポートセンターまでお問い合わせください。

基本サービス
・外国語メニューブックの作成
・「おもてなしツール」など、店内外用のPOP提供 ※ページ下部参照
・自店舗の外国語ページおよび、ぐるなびPROの活用

特別料金で使えるサービス
・ぐるなび外国語版 ネット予約 ※ページ下部参照
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・LIVE JAPAN掲載(対象地域のみ) ※ページ下部参照
など

無断キャンセルのリスク回避!「ぐるなび外国語版 ネット予約」で訪日外国人を店に呼ぼう!

「ぐるなび外国語版」のサイト上で予約が完結!トップページなどに予約の入力フォームの入口を配置

 急増するインバウンドの集客に力を入れている飲食店は多いが、効果的な集客方法や、無断キャンセルなどに頭を悩ませている店が多いのも事実。そこでぐるなびでは現在、インバウンド向けに事前決済型の「ぐるなび外国語版 ネット予約」を用意しているので、ぜひ有効に活用して売上アップにつなげたい。

「ぐるなび外国語版 ネット予約」のポイント

●ノーショー(無断キャンセル)を事前決済型予約で解決
事前決済となるため、予約客が当日無断で来店しなくても、キャンセル料として決済金額がお店に支払われる。

●多言語問題をコース登録代行で解決
ぐるなびのコース登録代行に申し込みいただくことで、メニューは多言語で表現可能。また、オールインクルーシブのコースを事前決済で提供することで、現場での言語対応を最小化。

●日本語版ネット予約と共通で情報管理
ぐるなびの日本語版ネット予約と情報が連動するため、在庫管理を一元化することが可能に。

増加する訪日外国人に向けて、「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE TOKYO」で自店をアピール!

 「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE」は、観光情報や飲食店情報をはじめ交通案内など、日本の旅に役立つ様々な情報をワンストップで提供するWebサービス。ぐるなびと交通事業者を中心とした60超の参画社・団体が連携している。飲食店などは、食材の入荷や空席状況など"今日の情報"を、多言語で発信することができるのも大きな特徴だ。2016年4月の東京版オープンから3年で、年間利用者数3,500万人を誇る日本最大級の訪日外国人向け観光情報サービスに成長し、東京版、北海道版に続き、関西版が7月24日にオープン。今後もエリアは拡大予定で、東北版が9月オープン予定だ。

注意事項や会話集をまとめた「おもてなしツール」で外国人とのコミュニケーションを円滑に!

「お通し」について説明したもの(注意事項内の1ページ)

 ぐるなびでは、外国人客との円滑なコミュニケーションをサポートする、「おもてなしツール」を用意している。これは、外国人客の来店時に、飲食店と外国人客の双方がストレスなく接することができるように、店に関する注意事項や会話集をまとめたもの。注意事項は、「お通し」「クレジットカード」「禁煙・喫煙」などに関する37の項目をピックアップ。来店客に見せたり、壁に貼るなどして使用できる。一方、会話集は、注文前から会計時まで想定される簡単な会話をそろえ、「指差し会話集」として使えるものだ。興味がある方は、担当営業に問い合わせを。

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※本記事の情報は記事作成時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報はご自身でご確認ください。

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