3人のインフルエンサーが繁盛する店の共通点を語り合う!
SNSマーケティングのプロ集団「株式会社トリドリ」に協力いただいて、SNSを活用した飲食店の集集客方法について、さまざまな角度から学ぶ企画。今回は、企業(飲食店)とインフルエンサーをマッチングするプラットフォーム型サービス「トリドリマーケティング」経由で実際にPRを行っているインフルエンサー3人による座談会を実施。PRのプロの目線、消費者の目線、両方の観点を持って、さまざまな飲食店を見てきた彼らだからこそ、感じることができた繁盛店の秘密とは?
座談会メンバー
繁盛する店には「物語」がある
あず 初めまして。まずは自己紹介しますね。おいしいものとお酒とキレイな景色が大好きで、感動した時にシャッターを切って投稿しています。私の投稿が、ユーザーの参考になって、飲食店の役にも立てるというのはうれしい。それがインフルエンサーの醍醐味(だいごみ)だと思います。
ガブリエル 初めまして。大学まで野球小僧だったのですが、就職して野球をやらなくなったら、何か真っ白になっちゃって。野球を取ったら僕には何もない。そんな時に、あるユーチューバーを見て、インフルエンサーになろうと急に思い立ったんです。食には興味があったし、アルバイトしていた飲食店が苦労している姿も見ていたので、コロナ禍で大変な飲食店の役に立ちたいとも思ったんですよね。
アラサー 私は、「孤独のグルメ」の井之頭さんのように、一人でおいしいものを食べるのが好きで、それを趣味のイラストで描いて投稿していたら、注目されるようになってフォロワーも自然に増えていった感じです。インスタを始めて3年目なんですが、おかげでメニューをイラストで描いて欲しいなどという注文もくるようになりました。先日は、自動販売機のデザインもしました。
ガブリエル アラサーさんのイラスト、いいですよね。写真より、ストーリーが感じられるように思います。
アラサー ありがとうございます。ガブリエルさんは、動画の投稿も多いですけれど、お店の雰囲気などもわかっていいですよね。ストーリーで言ったら、あずさんの旅の写真もそうですよね。旅の一コマからその前後を想像できる感じがします。
あず ありがとうございます。そう言ってもらえてうれしいです。
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アラサー 私も、イラスト描くときはストーリーを感じられるようにしたいなと思ってます。単なる紹介じゃなくて、私情を混ぜた実体験風にね。
ガブリエル トリドリの方から聞いた話ですけど、飲食店さんがSNS投稿するときなどにも、背景にある物語が想像できると共感を集めやすいそうです。ただ料理の写真を投稿するだけでなく、そこにお客さんとのやりとりや調理のコツなどが書いてあると、ユーザーに興味を持ってもらいやすいと。
あず なるほど、そうですね。以前、フードロス対策をちゃんと考えて料理を作っているお店があって、料理もおいしかったのですが、その話を書いたら反響がすごくありました。サステナブルな取り組みをしているお店を応援したいという気持ちを持っている人は、想像以上に多いです。私自身も、多少単価が高くても、そのようなお店にお金を使いたいと思います。背景にある物語って、そういうことかもしれませんね。
アラサー 価格が高くても繁盛するお店というのは、物語があるからこそなのかもしれないですね。そこにお客さんが共感して、高い理由に納得しているから。
「おいしい」で終わらないのが繁盛店
アラサー 先日、PRのお仕事で行った韓国料理のお店、とてもアットホームで温かい気持ちのいいお店でした。それで、オーナーさんと仲良くなって、閉店後にみんなで飲んで盛り上がってしまったことがあって。でもそうなると、オーナーさんやスタッフさんの人となりまでわかるから、投稿内容も自然と想いが強くなって、おもしろい内容になるんですよね。
ガブリエル わかります。お店の雰囲気や接客態度があまり良くないお店は、どんなにおいしくても、悪い印象になってしまうかもしれません。接客でツンとされるとちょっと苦手意識が出てしまいますね。
アラサー 私もガブリエルさんに同意します。一人で飲みに行っちゃうようなタイプなので、気楽に楽しめるお店が好きです。一見さんお断りのお店とか、常連さんたちの暗黙のルールがあって入りづらいお店は敬遠してしまうかもしれないです。あくまでも個人的な意見ですが、初めてのお客さんにも優しいお店が好きです。
あず いいお店かどうかって、最終的にはその人にとっての居心地なのかもしれませんね。旅から帰って、印象に残っているのは、結局そういうお店ですから。
ガブリエル 接客態度や雰囲気で、味も思い出も変わっちゃうんですよね。
アラサー 「おいしい」で終わらないのが繁盛店ってことなんでしょうね。その先の物語が大切という。立川だったかな、とにかくメニューが面白い居酒屋さんがあって。スパム缶の中に揚げたスパムが刺さっていたり、某ハンバーガーチェーンのホットアップルパイにそっくりなポテトパイがあったり。オーナーは、ビブグルマンのお店で修業していたという人なので、味はもちろんおいしいんです。でもそこに遊び心を加えたから、繁盛店になったんだろうなと思います。
ガブリエル 私の知ってるお店に元力士の方がやっている繁盛店があります。お店のアピールとして「元力士」を推し出すようにしたら、相撲好きが集まるお店になって、繁盛店になりました。何かひとつでいいから、他の店にはない魅力を作ることが大切なんですよね。私たちにとっても、いい投稿ネタになりますし、お客様も興味を持つと思います。
あず 私は「カワイイ」と「キレイ」に反応しやすい。お店の外観がカワイイとか、店内の装飾がキレイとか、写真映えの部分ですね。実際、そういう写真を投稿すると、ものすごく反響がありますから、そういうところも差別化になり得るのではないでしょうか。地方にもそういうカワイイお店は多い。でもお店の人はその「カワイイ」に気付いてなかったりします。
ガブリエル もったいないですね。地方のお店をインスタに投稿すると、意外と伸びることがあります。おそらく東京や大阪に比べると、地方のお店は投稿されること自体が少ないから、検索で上がりやすいんじゃないかと思います。地方だからやっても無駄などと思わずに、ぜひSNSを始めて欲しい。やれば、むしろ都会より効果が出やすいかもしれません。
アラサー 先日、アルコールがすごく安くてびっくりしたお店があったんですが、お店の人は私に料理を描いて投稿して欲しいと頼んできて、料理の話しかしないんですよね。これアルコールの値段の話を投稿した方が、絶対反響大きいだろうなと思いながら聞いていたことがあります。
あず 旅のPRでは、ホテルの人や観光協会の人とかが、その地域の名所やいいところを教えてくれるんですが、実際に見て回って感動したところは、その中に入ってないことが多いんです。一緒に行った仲間と「絶対ここだよね」と言い合ったりして。
ガブリエル 僕たちの役割のひとつは、その場所のいいところを新しい目線で発見するところにもあるのかもしれません。当事者は気づかないいいところを。
アラサー そうかもしれないですね。お店の人がユニークだったので、そのことをイラストに描いたら、ものすごく伸びたことがありました。
ガブリエル インフルエンサーを使う場合、PRしたいポイントは伝えていただきつつも、ある程度インフルエンサーの感性に任せていただいた方がいい場合も多いと思います。
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