「夏バテ回復メシ」データ公開!続く残暑で消費者が本当に食べたいメニューとは

食に関するさまざまな情報を調査する「ぐるなびリサーチ部 調査レポート」の最新調査から性別・年代による「夏バテ回復メシ」の傾向が明らかに。約6割の人が「夏バテ」を感じている今年の夏。消費者のリアルな声とデータを知り、日々のメニュー作りの参考にしてみませんか。

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夏バテには「さっぱり」が一番!気温35度で高まるスタミナメシ欲

「史上最も暑い夏」と言われた2023年、2024年の夏の平均気温をさらに大幅に更新した、2025年夏※。その状況を表すかのように、回答者の約6割(57%)がすでに「夏バテ」「夏バテ気味」を感じていることがわかりました。

ただ、意外なことに一昨年の8月に調査した同様の調査よりも「夏バテ」「夏バテ気味」と回答した人が減少する結果となりました。確かにとても暑い夏でしたが、異様な暑さも3年目ともなれば、夏バテしないような工夫をして、上手に過ごす方が増えているのかもしれません。

とはいえ、夏バテを実感した時期が「去年より早い」という回答が4割に上るなど、例年以上に早い時期から暑さの影響を受けている方も多くいらっしゃるようです。

また、夏場の体力を回復したい、元気を取り戻したい時に人気の業態(夏バテ回復メシ)は、「うなぎ」「焼肉」「寿司」がTOP3と夏場に人気の味となりました。特に「うなぎ」は年代が上がるほど人気が高まりますが、20代では「うなぎ」ではなく、「寿司」と「蕎麦、うどん」が同率一位になりました。

※参照:気象庁の「2025年夏(6月〜8月)の天候

目次
Q1 あなたは現在、「夏バテ」をしていますか
Q2 去年に比べ、「夏バテ」を実感した時期は
Q3 暑さが厳しい時に食べたい「味」は
Q4 夏場に元気を取り戻したいときに行きたい外食は
Q5 気温が何度になると「夏バテ回復メシ」を食べたくなるか
あなたのおすすめの「夏バテ回復メシ」は


【調査概要】
■調査期間:2025年8月19日(火)~20日(水)
■調査方法:Webアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20~60代のぐるなび会員1,300名

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Q1 あなたは現在、「夏バテ」をしていますか
約6割(57.3%)の回答者が「夏バテ」を感じていることがわかりました。最も「夏バテ」を感じているのが、20代女性の約7割(67.2%)。一方で、60代男性は約4割(44.0%)という結果になりました。

Q2 「夏バテ」を実感した時期は、去年と比べていかがですか
夏バテを実感した時期は「去年より早い」人が約4割(39.6%)となりましたが、60代女性では半数とさらに高い回答となりました。




Q3 暑さが厳しい時に食べたいのは、どのような「味」のものですか
暑さが厳しい時に食べたい味は、男女ともに「さっぱり」が最多。次いで「あっさり」という結果になりましたが、「さっぱり」と「酸っぱい」では、男女で10pt以上の差があります。

いずれの選択肢も男性より女性が多く、暑さが厳しい時でも女性は食べたいものがしっかり思い浮かぶ様子がうかがえます。


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Q4 夏場に“体力を回復したい”、“元気を取り戻したい”ときに行きたい外食の業態は何ですか
全体では「うなぎ」「焼肉」「寿司」がTOP3という結果に。特に「うなぎ」については、年代が上がるほど高く、20代の27.2%に対し60代では55.4%という結果になりました。


Q5 夏の体力が落ちているときに、気温が何度くらいになると「夏バテ回復メシ」を食べたいと思いますか
最も回答が多かったのは35℃という結果になりました。

気象庁では、一日の最高気温が30℃以上に達する日を「真夏日」、35℃以上では「猛暑日」と称しますが、調査結果を見ると30℃と35℃の回答が高く、夏バテ回復メシを食べたい気温の回答の平均は33.7℃でした。


あなたのおすすめの「夏バテ回復メシ」とそのエピソードがあれば教えてください
暑さで食欲がない時でも食が進む「冷たい料理」をはじめ、夏バテの症状を和らげるのに役立つ食材を使ったお料理、食欲増進効果と発汗作用のあるスパイスを使って代謝を上げて身体をすっきりとさせるなど、さまざまな意見が集まりました。




以上、「夏バテ回復メシ」の結果でした。今回の調査結果からは、猛暑の中で人々がどんな「夏バテ回復メシ」を求めているかが具体的に見えてきました。性別や年代によって好みが違うというのは面白い発見です。

9月以降も残暑が続く中、気温ごとのニーズや、消費者が求める「味」の傾向を理解することで、今後のメニュー開発やサービス向上の参考になればと思います。

【調査結果ポイント】
夏バテを実感した時期は「去年より早い」が4割!回復メシを食べたい気温は「35度」が最多
・夏バテしている人は15%で、夏バテ気味の人は42%。夏バテ及び夏バテ気味が最も多いのは20代女性で、反対に最も少ないのは60代男性。
・夏バテを実感した時期は「去年より早い」人が4割で、60代女性では半数とさらに高い。
・暑さが厳しい時に食べたいのは「さっぱり」が最多で、次いで「あっさり」。「さっぱり」と「酸っぱい」は男女で10pt以上の差有り。
・夏場の体力回復時に行きたい店は、「うなぎ」「焼肉」「寿司」がTOP3。「うなぎ」は年代が上がるほど高く、20代の27%に対し60代では55%。
・回復メシを食べたい気温は「35度」が30%で最多で、次いで「30度」が17%。平均は33.7度。

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