【消費者調査】サンマ人気健在!若者層は「外食」、男性の過半数が“内臓”も楽しむ

食に関するさまざまな情報を調査する「ぐるなびリサーチ部 調査レポート」の最新調査から性別・年代による、「2025年のサンマ消費傾向」が明らかに。9割弱の人が「食べた」「食べたい」と回答。さらに若年層では、外食での“サンマ消費”が重要な選択肢となっているようです。消費者のリアルな声とデータを知り、日々のメニュー作りの参考にしてみませんか。

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秋の味覚「サンマ」人気健在!豊漁で身近になった秋の味覚

秋に食べたい食材を尋ねると、「サンマ」「梨」「栗」が昨年に引き続きTOP3となりました。特に50代では7割弱がサンマを挙げ、昨年調査よりも10ポイント近く増加する結果となりました。

サンマをすでに「食べた」人は3割、「食べたい」人は6割弱と、サンマへの「食べたい」意向は昨年と変わらず高い水準を維持しています。ちなみに、昨年は9月末、今年は9月上旬と、昨年より早く調査を実施しましたが、「食べた」人の割合はほぼ変わらずでした。では、調査結果を見ていきましょう。

目次
Q1 秋に食べたくなる食材
Q2 今年既にサンマを食べた、または食べたい
Q3 焼きサンマに欠かせない薬味や添え物
Q4 焼きサンマの内臓を食べますか
Q5 サンマを食べるのは飲食店と自宅どちらが多い
Q6 焼きサンマをきれいに食べられますか
Q7 今後、値上がりしそうな魚介類


【調査概要】
■調査期間:2025年9月9日(火)~10日(水)
■調査方法:Webアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20~60代のぐるなび会員1,300名

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Q1 秋に食べたくなる食材を教えてください
秋に食べたい食材として「サンマ」「梨」「栗」がトップ3となりました。「サンマ」と回答する人の最も回答が高かったのは50代で7割弱(68.7%)という結果になりました。

Q2 今年既にさんまを食べましたか。また、食べていない方は今年、さんまを食べたいと思いますか
既に「サンマを食べた」と回答した人は約3割(29.9%)。また、これから「サンマを食べたい」と回答した人も6割弱(57.8%)と高い意向がありました。




Q3 サンマを焼いて食べる際に欠かせない薬味、添え物を教えてください
サンマに欠かせない薬味、添え物は「大根おろし」が7割強(72.1%)で最多となりました。また、60代女性の回答では「すだち」が3割強(32.8%)となりました。

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Q4 サンマを焼いて食べる際、内臓も食べますか
サンマの内臓まで食べる人は全体で4割(45.1%)。男性の54%に対して女性は37%という結果になり、性別のおける嗜好が明確に分かれました。

Q5 サンマを食べるのは、飲食店と自宅のどちらが多いですか
「自宅」派が7割(69.0%)と圧倒的に多く、飲食店派は2割(21.3%)にとどまりましたが、20~30代男性の3割以上が飲食店で食べたいと回答しています。

Q6. 焼いたさんまを綺麗に食べるのが得意ですか
「きれいに食べるのが得意」な人は全体で5割弱(46.7%)と半数に満たず、特に20~30代女性では4割以上が「苦手」と感じています。こうした意識が、Q1の「秋に食べたくなる食材」で20代、30代の「サンマ」の回答率の低さにもつながっているのかもしれません。


Q7. 今後、より手に入りにくくなりそう、値上がりしそうと思う魚介類をお選びください
11種の魚種(サンマ、マグロ、ウナギ、サケ、イワシ、シラス、サバ、ブリ、シシャモ、カツオ、イカ)から選択してもらった結果、今後希少性が増しそうな魚介類は「ウナギ」が5割弱(47.2%)と最も高く、以下「サンマ」(32.8%)「マグロ」(29.6%)「イカ」(28.2%)「サケ」(27.9%)という結果になりました。

以上、「2025年のサンマ消費傾向」の結果でした。秋の訪れを感じるさせる「サンマ」ですが、今年はサンマが豊漁というニュースもあり、大いにサンマを楽しむことができそうです。消費者が求める「サンマ」の傾向を理解することで、今後のメニュー開発やサービス向上の参考になればと思います。

【調査結果ポイント】
今年サンマを食べたい人は6割弱!サンマを食べるのが得意な人は47%
・秋に食べたくなる食材は「サンマ」「梨」「栗」がTOP3。「サンマ」は50代で7割弱と特に高い。
・今年サンマを食べた人は3割で、食べていないが食べたい人は6割弱。
・サンマに欠かせない薬味、添え物は「大根おろし」が7割強で最多。60代女性では「すだち」が3割強。
・内臓まで食べる人は45%で、男性の54%に対して女性は37%。
・食べる場所は自宅派が7割、飲食店派が2割。20~30代男性は飲食店派が3割以上と高い。
・サンマを食べるのが得意な人は47%。得意な人が最も多いのは50代男性で、20~30代女性は苦手な人が4割以上と高い。
・今後希少性が増しそうな魚介類は「ウナギ」が半数弱で最も高く、以下「サンマ」「マグロ」「イカ」「サケ」と続く。

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