ぐるなび独自データを基に2026年下半期の食トレンドを分析
毎年、さまざまな料理やドリンクのトレンドが生まれている飲食業界。そのトレンドの動きをチェックして店づくりに上手に取り入れることが繁盛への近道といえます。
そうしたトレンド分析に役に立つのが、「
ぐるなびデータライブラリ
」。ぐるなびが蓄積してきたメニューデータや検索データ、予約データなどを基に食のトレンドを分析し、企業の商品開発や商圏分析を支援するサービスです。「ぐるなびデータライブラリ」を担当する、食のアナリスト・山本 瑛美さんに2026年上半期のトレンドを振り返ってもらいつつ、下半期の食トレンドを予想してもらいました。
【2026年上半期のトレンド予測はこちらから】
2026上半期 最新外食トレンドキーワード!人気グルメの動向をデータから分析&予測
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目次
【振り返り】2026年上半期の食トレンドキーワード
1.多様化&ご当地麺メニュー
2.ゆる健康志向食
3.拡大するお茶の選択肢
4.進化系フライメニュー
【予測】2026年下半期に注目の食トレンドキーワード
1.米飯料理
2.背徳グルメ
【まとめ】2026年は上半期と下半期で相反するジャンルがトレンドに?
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【振り返り】2026年上半期の食トレンドキーワード
(1)多様化する麺メニュー
米の価格高騰の影響で麺メニューの多様化が進んでいます。定番メニューの進化やご当地メニューの進出などが目立ち、小麦麺以外に米麺や春雨を使用したメニューも人気です。
具体的には、
・ごぼ天うどん
・太平燕(たいぴいえん)
・にらそば
・担仔麺(タンツーメン)
・マッククス
などです。
特に、「マッククス」は飲食店での取り扱い指数(※)がこの半年(2025年12月から2026年6月)で20%増加しました。
(※)取り扱い指数:指定キーワードについて、特定時点の全店舗数における取扱店店舗数の割合を表す数値です。特定時点で1,000店舗あたり何店舗存在するかという指標で算出しています。
取扱指数=取扱数÷全店舗数×1,000
(2)ゆる健康志向
食の健康志向は、ヘルシーなものにアンテナを張っている層だけでなく生活に根付いた身近なものになりつつあります。飲食店で取り入れやすい発酵食品や薬膳に注目が集まっています。
具体的には、
・納豆
・ミナリ
・雑穀米
・よもぎ
・薬膳料理
などです。
(3)お茶の選択肢拡大
定番のお茶にフルーツフレーバーを付けたものが登場したり、ノンカフェインドリンクの定着、アフタヌーンティー人気やコンビニでの紅茶マシーン導入など、お茶が多様化して選択肢が増えています。
具体的には、
・ウーロン茶
・フルーツティー
・緑茶
・ミルクティー
・とうもろこし茶
などです。
特に、「とうもろこし茶」は飲食店での取り扱い指数がこの半年(2025年12月から2026年6月)で10%増加しました。
(4)進化系フライメニュー
定番の揚げ物メニューが、ソースやトッピングなどの味付けやSNS映えする形状など、個性的なアレンジを加えて進化しています。軽食やワンハンドメニューとしても人気が集まっています。
具体的には、
・チュロ
・フライドポテト
・アジフライ
・ワッフルチキン
・フリッツ
などです。
特に、「フリッツ」は飲食店での取り扱い指数がこの半年(2025年12月から2026年6月)で10%増加しました。
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【予測】2026年下半期に注目の食トレンドキーワード
1.米飯料理
米の価格高騰が定常化しつつある中で、海外発祥の米飯メニューが盛り上がりを見せています。韓国の春白菜(ポムドン)を使用した「ポムドンビビンバ」や、インドやその周辺国で食べられている、スパイスと肉や魚、野菜などを炊き込んだ「ビリヤニ」が話題です。ほかにも「カオマンガイ」、ネパールの定食「ダルバート」にも注目です。特に、「ビリヤニ」は直近1年半の飲食店の取り扱い指数が20%増加と右肩上がりで、データからも注目度が上がってきていることがうかがえます。
2.背徳グルメ
高カロリーや超ボリュームなど、食べることに背徳感や罪悪感を感じるグルメも注目を集めており、「ギルティグルメ」「悪魔飯」などとも呼ばれています。もともとは、2021~2022年頃、コロナ禍での健康疲れで生まれたワードですが、健康志向が根付いた今、その反動としてチートデー(ダイエット中に食事制限を一時的にゆるめて好きなものを食べる日)のような意味合いで広がりを見せています。ニンニクやチーズを使ったものが主流ですが、昨今は「スープパスタ」「まぜそば」などがトレンドを代表するメニューになっており、「スープパスタ」は直近1年間で取り扱い指数が20%も増加しています。
【まとめ】2026年は上半期と下半期で相反するジャンルがトレンドに?
これまでのデータを読み解くと面白い傾向が見て取れます。それは、上半期と下半期の食トレンドを比べると、
「多様化する麺メニュー」⇔「海外の米飯メニュー」
「ゆる健康志向」⇔「背徳グルメ」
というように、相反するジャンルのメニューがトレンドになっているということです。一つのトレンドが定着し始めると、そのトレンドの反動を受けて真逆のトレンドも盛り上がりを見せ、その結果、相反するジャンルが同時進行するというケースが増えているのかもしれません。
また、「ぐるなびデータライブラリ」では、上記以外にも2026年下半期のトレンドとして、
・〇〇の選択肢が拡大!
・進化系の〇〇メニューに注目!
・食にも〇〇を求める時代が到来!
といったトレンド分析を行っています。「〇〇」が気になる方は、「ぐるなびマーケティングソリューション」をご活用ください。ほかにも、月に5つ発表しているトレンド予報のメニューについて、トレンドの背景・直近のデータ・注目ポイント・ベンチマーク店などを深堀りしレポート化していますので、ご活用ください。
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