第9回居酒屋甲子園全国大会が横浜で開催!

「共に学び、共に成長し、共に勝つ」という理念のもと開催されている居酒屋甲子園の全国大会が11月11日行われ、「感動のもつ鍋処 陽はまたのぼる 府内店」が日本一に輝いた。

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同級生が集まって立ち上げた地元密着型経営の「感動のもつ鍋処 陽はまたのぼる 府内店」が優勝

全国大会に進出した5店舗がプレゼンテーションを披露

「共に学び、共に成長し、共に勝つ」という理念のもと、「居酒屋から日本を元気にする」を目的に、外食産業で働く人々が最高に輝ける場を提供する大会として2006年から毎年行われている居酒屋甲子園(主催/NPO法人居酒屋甲子園、運営/株式会社IZAKO)。株式会社ぐるなびもその理念に賛同し、サポーター企業として活動を支援している。

9回目の今回は、全国の居酒屋から1328店舗がエントリー。5月から覆面調査を含む1次、2次審査を行い、56店舗が全国11地区での地区大会へ進出。各地区で優勝した店舗の代表による面談、プレゼンテーションを経て、勝ち残った5店舗が11月11日、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜国立大ホールでの全国大会に臨んだ。

当日は、居酒屋経営者やスタッフなど約5000人の来場者が見守るなか、ファイナリスト5店舗が店の取り組みなどについて各20分間プレゼンテーション。「Soi」(新潟)は近江商人の経営哲学「三方よし」の実践、「炙一丁」(愛知)は独自のアルバイトスタッフの育成法について発表。「感動のもつ鍋処陽はまたのぼる 府内店」(大分)は過疎化が進む地元での地域密着経営について、「グラスワインと折衷料理 土龍」(宮城)は、生産者が飲食の現場で客に直接食材を提案するスタイル、そして「にぎりの一歩」(東京)は、寿司屋の高級感と居酒屋の値打ち感が調和する店づくりをアピールした。

最終審査は、もっとも気づきと学びが得られた店舗を来場者が選び、会場で投票。地元の活性化と雇用創出に努めた「感動のもつ鍋処 陽はまたのぼる府内店」が見事、日本一に輝いた。

また、第7回大会より開始された「店長認定制度」に基づく全国優秀店長ランキングを発表。「全国優秀店長」認定者のなかから、「飲食処ばんや」(長野)の柳澤 睦氏と、「和歌山ちゃんぽん忠治郎」(和歌山)の田村辰彦氏が登壇し、スタッフ育成や自身の成長などについてスピーチ。また、2014年5月に熊本で行われた第1回「居酒屋大サーカス」についても報告された。

最後に理事長の山根浩揮氏が今大会を総括。2015年の第2回「居酒屋大サーカス」の京都開催もアナウンスされ、節目となる第10回大会での再会を期待して、熱い一日の幕が閉じた。

会場には、ファイナリスト5店舗を含む地区大会の優勝店、計11店舗のブースが設けられ、来場者と店舗スタッフの交流で活気づいた
全国優秀店長に認定された「飲食処ばんや」の柳澤睦氏。スタッフとの個人面談や活性化ノートの活用など、リーダーシップが評価された

第9回居酒屋甲子園 全国大会進出店舗

大分感動のもつ鍋処 陽はまたのぼる 府内店

新潟Soi

愛知炙一丁

宮城グラスワインと折衷料理 土竜

東京にぎりの一歩