「こちら秘書室」の秘書会員と加盟飲食店が交流するイベント
こちら秘書室「第13回秘書会員懇親会 ~Bossに代わって感謝の日~2015」が開催
約320名の秘書会員が参加。基調講演には池上彰氏が登壇
ぐるなびの会員制サイト「こちら秘書室」の秘書会員が加盟飲食店らと交流を深める「秘書会員懇親会~Bossに代わって感謝の日~」。13回目となる今回は、4月22日(「秘書の日」)に、東京・恵比寿のウェスティンホテル東京で盛大に催された。
「こちら秘書室」は、秘書として働く人々を対象に、役に立つ情報の発信や交流を目的として立ち上げられ、現在の会員数は3万人以上を誇る。秘書会員懇親会は、毎年1回、秘書会員の日ごろの労をねぎらう会として回を重ねてきた。今回は、秘書会員約320名や来賓・招待客が来場したほか、協賛企業・団体、「こちら秘書室」加盟飲食店などがブースを出展した。
第1部は、ジャーナリストで東京工業大学教授の池上 彰氏の基調講演。時事解説でテレビでもおなじみの池上氏は「最新ニュースから日本と世界の文化の違いを考える」と題して講演を行った。氏は、当日の時事ニュースとして、日本政府が「グルジア」の呼称を「ジョージア」に変更したことを紹介。その背景を解説するとともに、日本にも「にほん」と「にっぽん」という2つの呼称がある理由を解説。また、世界の3大宗教の類似点や相違点を説明しつつ、宗教的制約による食文化の違いに触れ、「グローバル化が進むなかで、外国の方とおつきあいをする機会は多くなります。食べ物のタブーを認識して、おもてなしをすることが大切」と語りかけた。
第2部の懇親会では、冒頭、株式会社ぐるなびの代表取締役会長・創業者の滝 久雄が挨拶。滝は「3万人になった秘書会員が選ぶ店は、世界一と言われる日本の食文化の頂点にある高級店。秘書のみなさんは、その食文化を守り育てる担い手でもあります」と述べ、日本の食文化の発展のためにさらなる協力と支援を呼びかけた。
続いて、来賓を代表して観光庁長官・久保成人氏が登壇。久保氏は、外国人観光客にとって「食」が大きな目的だという点に触れ、日本の食文化を海外へ発信する意義と期待を語った。
乾杯の挨拶に立ったのは、一般社団法人国際観光日本レストラン協会会長の尾川欣司氏、全国芽生会連合会理事長の行形和滋(いきなりかずしげ)氏、東京都料理生活衛生同業組合連合会理事長の三田芳裕氏の3氏。尾川氏の発声で「乾杯」を唱和すると、会場では活発に交流が始まった。
秘書会員の目利きで選ばれた手土産「特選」30商品を発表
今回の会では、新しい取り組みとして「『こちら秘書室』公認 接待の手土産セレクション2015」が発表された。これは、接待で日常的に手土産を選ぶ秘書の目線で、ビジネスシーンにふさわしい商品を目利きするというもの。「こちら秘書室」と連動した手土産情報サイト「接待の手土産」で2014年度に秘書会員が品評し掲載された110商品のうち、特に評価の高かった30商品を「特選」として発表。場内では特選の商品の一部が展示され、チェックする秘書会員の様子からは、注目度の高さがうかがえた。
特選30商品の代表としてトロフィーを受けたのは、「レストラン タテル ヨシノ」のオーナーシェフ吉野 建氏。吉野氏は「もっともっと素晴らしいお菓子づくり、料理づくりに励んでいきたい」と受賞の歓びを語り、プレゼンターを務めた秘書会員の五十嵐 文氏は「タテルヨシノのお菓子は、季節感のある印象深い品。今後もよい品物を選んでいきたい」と述べ、大きな拍手を浴びた。
会場では、秘書会員と飲食店関係者との名刺交換や秘書同士の交流など、歓談の輪が広がった。参加した秘書会員の1人は「池上さんの講演は、接待にも使える話題が詰まっていてとてもおもしろかった。今回発表された手土産の情報も活用していきたい」と述べた。また、有給休暇をとり福岡から足を運んだという秘書会員は「手土産の情報に興味があって参加しました。東京の商品は福岡でも喜ばれるので、参考にしたいと思います」と感想を語った。
最後に登壇した株式会社ぐるなび代表取締役社長の久保征一郎は、店のこだわりの情報と、信頼できる第三者の情報を発信する重要性を語り、「秘書会員の知識と経験は貴重。一層のご支援を」と挨拶。華やかな雰囲気のうちに閉会となった。
基調講演
テーマ
「最新ニュースから日本と世界の文化の違いを考える」
秘書が活かせる情報を旬の話題を交えて解説
「グルジア」の呼称変更の話題から、「日本」の読み方にも2種類あるので「日本」がつく先方の会社名を呼ぶ際にも注意が必要と言及。ほかにも、宗教上の食のタブーなど、最新ニュースと秘書の業務を絡めてわかりやすく解説。
参加加盟店の声
安与商事株式会社 代表取締役
大安商事株式会社 代表取締役
安田 眞一 氏
「今回、初めて出展させていただきました。当店は京懐石が売りなのですが、なかでも自慢の一品である『煮物碗』を80人分用意して、試食していただきました。店は東京・新宿にありますが、最近、街の雰囲気が様変わりして、安心して接待ができるエリアになってきています。しかし、意外と企業接待に向くお店は少ないので、秘書の皆様には当店を知ってもらい、ぜひご利用いただきたいと考えています」
「『こちら秘書室』公認 接待の手土産セレクション2015」を発表!
秘書の目線で選抜した信頼できる手土産を表彰
昨年4月に開設された手土産の情報サイト「接待の手土産」において、のべ1,000人以上の秘書会員が品評し掲載されている110商品が対象。味、包装、重量、高級感、商品が持つストーリーなどについて目利きし、そのなかで特に評価が高かった30商品を「特選」として発表した。
受賞店舗の声
広報 渡部 知香 氏
「秘書の方が手土産やお歳暮の商品として評価してくださっていることを今回の受賞で実感いたしました。当店の菓子は職人がひとつひとつ手作りしており、それがしっかりと伝わっていることがうれしいです」
接待の手土産セレクション2015「特選」30商品
- 浅草 むぎとろ(東京都)/凛フィナンシェ
- 麻布十番 たぬき煎餅(東京都)/たぬき煎餅
- Ajisai Sweets Factory(長崎県)/ Froot ショコラセット
- うを徳(東京都)/まぐろの角煮
- エシレ・メゾン デュ ブール(東京都)/サブレ・エシレ、ガレット・エシレ 2缶セット(スリーブ付き)
- 越後雪室屋事務局(新潟県)/雪室珈琲ドリップ ギフトセット
- 小野原本店(長崎県)/本からすみ
- 懐石 辻留(東京都)/「料理屋の瓶詰」佳味
- 柿の専門 奈良吉野いしい(奈良県)/郷愁の柿
- 京のおじゃこ 井澤清兵衛(京都府)/清兵衛のおじゃこ『金』入り4つセット
- 銀座ウエスト(東京都)/リーフパイ
- 桂新堂(愛知県)/海老づくし
- COVA TOKYO(東京都)/バーチ・ディ・ダーマ
- ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ(東京都)/マンゴープリン
- ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ(東京都)/ザ・ペニンシュラ東京 ヘイフンテラスオリジナルX.O.醤
- 旬果瞬菓 共楽堂(広島県)/ひとつぶのマスカット
- 清月堂本店(東京都)/おとし文
- 田中屋(富山県)/渦巻 幻魚せんべい
- 珠屋小林商店(東京都)/ロイヤルブレンド 1Cup Drip Coffee
- 東京會舘スウィートプラザ(東京都)/プティガトー
- 巴屋 清信 有限会社(広島県)/海鮮しぼり焼詰合せ
- 薄氷本舗 五郎丸屋(富山県)/T五 ティーゴ
- PaSaPa青森・地域社会づくり研究会(青森県)/ Hot&Cool浪岡アップルサイダーグランプレミアム
- ベジターレ(東京都)/トマトクリスタル
- 舞妓の茶本舗(京都府)/京田辺玉露
- まめや金澤萬久(石川県)/まめや夏の贈り物(金魚)
- 有限会社月世界本舗(富山県)/月世界
- レストラン アピシウス(東京都)/オリジナルケーキ
- レストラン タテル ヨシノ 銀座(東京都)/焼き菓子の詰め合わせBセット(8種)
- 和久傳(京都府)/西湖
※五十音順
第13回秘書会員懇親会 協賛加盟店・企業一覧
協賛加盟店
- 赤坂 浅田
- ウェスティンホテル東京
- eglise de 葉山庵
- 柿傳
- 割烹 とんぼ
- 銀座 うかい亭
- Grandciar 葉山庵
- COVA TOKYO
- さかな竹若 築地本店
- ザ・ペニンシュラ東京
- テラス オン・ザ・ベイ(ホテル日航東京)
- 日本料理 下関春帆楼 東京店
- 葉山庵Tokyo
- 星野リゾート
- 美寿思
- 南青山 みな瀬
- みのきち 新宿住友ビル店
- 紋屋
- 料亭 錦水(ホテル椿山荘東京)
- レストラン アピシウス
- レストラン タテル ヨシノ 銀座
- Wakiya 迎賓茶樓
協賛企業・自治体
- 株式会社東急百貨店
- サントリー酒類株式会社
- 巴屋 清信 有限会社
- 富山県
(五十音順)