リッツ・カールトンの初代支社長による講演も
ぐるなびが、秘書をサポートするために2002年に開設した会員制サイト「こちら秘書室」(会員数は約3万7000人)。その会員である現役秘書を招き、7月4日、東京・丸の内の東京會舘にて「第17回秘書会員懇親会2019~Bossに代わって感謝の日~」が行われた。このイベントは、秘書同士の情報交換や、飲食店との交流を目的に毎年開催されているもので、会場には抽選で選ばれた約350名の秘書会員や飲食店関係者などが集まった。
第1部の基調講演では、初代リッツ・カールトン日本支社長を務め、長年にわたりホテル業界に従事してきた、人とホスピタリティ研究所代表の高野登氏が登壇。「秘書はボスの商談を成功させるための“しつらえ”をしてくれるホテルを選び、ホテルマンを味方につけることが重要」と述べ、一流の秘書に必要なホスピタリティを伝えた。
基調講演「一流の秘書に求められるホスピタリティ」
ホテルマンの経験から秘書の心構えを指南
初代リッツ・カールトン日本支社長としての経験談のほか、昔話「桃太郎」の物語から読み取る“秘書の仕事で大切なこと”などを、ユーモアを交えて講演。自分の上司と、上司の商談相手や接待の相手を満足させるために、秘書にとって必要な気配りなどについて語った。
第2部の懇親会では、ぐるなび取締役会長・創業者の滝久雄が主催者を代表して挨拶。「日本の食文化を代表する高級店を支えているのは、接待する店を選んでいる秘書の方々です」と語り、秘書の日ごろの労をねぎらった。続いて、来賓を代表して金工作家・東京藝術大学第9代学長の宮田亮平氏が登壇し、「皆さんはボスの命運を預かる存在」と、秘書にエールを送った。
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懇親会では、株式会社ぐるなび取締役会長・創業者の滝久雄が謝辞を述べた -
金工作家で東京藝術大学第9代学長の宮田亮平氏が登壇。秘書にねぎらいの言葉を贈った
その後、全国芽生会連合会理事長の湯木潤治氏と、一般社団法人 国際観光日本レストラン協会会長の安田眞一氏が乾杯の挨拶を行い、歓談の和が広がった。会場内には、手土産の情報サイト「接待の手土産」に商品を掲載している飲食店などがブースを出展。飲食店関係者と秘書が名刺交換をする場面が多く見られた。参加した秘書会員の一人は、「普段、なかなか会うことのない同業の方や飲食店の方とお話ができ、モチベーションが上がりました」とコメント。最後に、プレゼント抽選会も行われ、大いに盛り上がりを見せた。
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懇親会の会場では「接待の手土産セレクション 2019」で特選に選ばれた30商品を紹介 -
飲食店関係者と秘書が名刺交換をする場面も多く、店にとってアピールの場となった
「接待の手土産」ブース出展店舗の声
企画推進室 キローラン・ユージン氏
今年で参加は4回目で、毎回、秘書の方に商品をアピールする貴重な場になっています。今回は「接待の手土産」で入選した「銀座抹茶へしれけーき」などを試食してもらいました。
協賛企業・店舗リスト
赤坂 にのまえ/株式会社アルビオン/岩谷/大手町 浅田/キユーピー株式会社/佐々木農園/サロン・ド・モンシェール/資生堂ジャパン株式会社/下関春帆楼 東京店/神宮司庁御用達銘茶 芳翠園/全日本空輸株式会社/株式会社東京會舘/ドミニク・ブシェ トーキョー/西麻布 万葉/日本航空株式会社/日本料理「佳香」/乃木坂 しん/白元アース株式会社/株式会社日比谷花壇/ビフテキのカワムラ 六本木店/ペルノ・リカール・ジャパン株式会社/ヤーマン株式会社/ル・ボヌールパリス/ chez Olivier / Kuma3
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