豊かな食と風光明媚な熱海の魅力を、
料理教室やガーデンパーティでアピール
7月11日(土)、東京・豊洲の「カフェハウス」にて、「熱海時間 in 豊洲~熱海という選択~」(主催:静岡銀行)が盛大に開催。イベント会場には公募で招かれた一般客や各種メディアが多数集まり、終日熱気に包まれた。
このイベントは去る2月、ぐるなびが全国有数の人気温泉地である静岡県熱海市と「熱海市活性化に関するパートナーシップ協定」を締結後、初めて行なわれた都市型イベント。ぐるなびは、熱海市の食や旅に関する情報発信、地域ブランド化や外国人観光客の誘致など、活性化に寄与する多彩な取り組みを推進している。
イベントは2部形式。第1部は「熱海ティーパーティ」と題し、熱海市の生産者が料理教室スタイルでマーマレード作りを披露。併せて、「A‐PLUS」商品(「熱海ブランド」として熱海商工会議所に認定された、熱海らしい地元商品。海鮮加工品や菓子類の28品目)の試食会を開催した。齊藤 栄 熱海市長は、「熱海は古くから、保養地として各界のVIPを誘致してきました。また、今後3年で“リニューアル熱海”をキーワードにイベントをはじめ、様々な取り組みを行なう予定です」と、熱海の魅力をプレゼンテーション。参加者とも観光名所や食について、笑顔で歓談した。
第2部では会場を野外に移して、「熱海カクテルパーティ」を開催。齊藤市長と熱海市在住者らがトークセッションを行ない、それぞれの立場から、熱海談義を繰り広げた。
また、株式会社ぐるなび 滝 久雄会長はテレビ放送の取材に応え、「熱海を活性化させるためにはリピーター獲得が重要で、そのキーワードは『食』です。ぐるなびは熱海市との連携のなか、生産地や食材を守りながら、リアルタイムで鮮度の高い現地情報を発信。外国人観光客の誘致も視野に入れ、市全体の活性化を担っていきたい」と、展望を熱く語った。
その後、ステージではボサノヴァの演奏や、ホテル宿泊券が当たる抽選会も開催。熱海の新しい魅力を伝える充実した催しとなった。