2025/05/23 特集

【注目の飲食FC②】圧倒的商品力&立地選ばず勝てる「スパゲッティ―のパンチョ」(株式会社パンチョ)

飲食FCブランドの中から、注目のブランドを紹介。今回はファストフード型のナポリタン専門業態「スパゲッティーのパンチョ」。駅前・駅ナカ・駅近のビルインやロードサイドなど、勝てる立地が多く、リピート率85%という圧倒的な商品力が強みだ。

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飲食店経営者にとって、自社ブランドを展開するだけでなく、勢いのあるFC(フランチャイズ)に加盟するのも経営規模を拡大するための戦略の一つ。とはいえ、マーケットには多種多様なFCブランドが存在し、どのブランドを選べばいいのか悩んでいる経営者も少なくないはず。

そこで、飲食店のFCブランドの中から、編集部がセレクトした注目の業態をシリーズで紹介。今回は、安くて早くておいしくて、ボリューム満点のナポリタンを提供する「スパゲッティーのパンチョ」(株式会社パンチョ)にフォーカス。ブランドの特徴や加盟メリット、どういう加盟店を求めているか、どういう立地や物件で強みを発揮する業態なのかを紹介する。

【注目のFCブランドシリーズ】
①低投資&高利益率で採用にも強い「PARFAIT BAR &VIGO」(株式会社CARTON)

目次
「スパゲッティーのパンチョ」フランチャイズパッケージ
ここがすごい!ブランドの強み・競合優位性
FC加盟店に求めること
今後のブランド展開の展望

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「スパゲッティーのパンチョ」(株式会社パンチョ)

【加盟に関するお問い合わせ】
「スパゲッティーのパンチョ」フランチャイズオーナー様募集

「スパゲッティーのパンチョ ヨドバシ横浜店」。坪月商100万円を売り上げる超繁盛店だ
初期投資額は物件取得費用を除いたもの。初期投資と収益モデルは、ビルイン(15~20坪24席)の想定。それぞれの(カッコ)内の数字はロードサイド(40坪45席)の場合。初期投資額は概算で、収益モデルは直営店の実績を基に算出。上記以外に、初期投資額2,280万円(物件取得費除く)による「居抜き格安出店モデル」(ビルイン)あり。店舗数は2025年5月時点

ビルインでもロードサイドでも強く、参入障壁も低い!

「スパゲッティ―のパンチョ」は、株式会社ファイブグループのグループ企業である株式会社パンチョ(CEO・野尻 圭介 氏)が運営するファストフード型のナポリタン専門店。ファイブグループとしては自社で立ち上げた初めてのFCブランドになる。

業態コンセプトは、

①男性がクイックに食べられるパスタ屋さん
②ナポリタンとミートソースだけあればいい
③大盛り・デカ盛り・昔懐かしい
④参入障壁が低く、ライバルがいない


安い、早い、おいしい、ボリューム満点の昔懐かしいスパゲッティーを売りに、クイックに食べられるパスタ店として人気を集めている。調理が簡単で飲食未経験の経営者でも始められる参入障壁の低さと、ナポリタンに特化して上記①~④を実現している点が唯一無二で、ニッチなマーケットながら圧倒的な競合優位性を持っているのが特徴だ。

出店立地は、大きく2つ。1つは乗降客数5万人以上の主要駅の駅前・駅ナカ・駅近の商業施設やレストラン区画の「ビルイン・駅ナカ施設型」。もう1つは、首都圏ベッドタウンや地方都市の主要幹線道路沿いの「ロードサイド型」。全く違う2つのエリアで高い集客力を誇るのが強みで、営業利益率も17%以上と安定した運営が期待できる。

売りのスパゲッティーは、看板の「ナポリタン」(写真790円)を筆頭に価格帯790~1,090円で提供。ロードサイド型の店舗ではファミリー向けにカレーやハンバーグなどとスパゲッティーを組み合わせたメニューも用意している

料理は、ビルインであれば一人客やビジネス層をターゲットにスパゲッティーメインのラインナップとし、ロードサイド型であれば、ファミリーやカップルなどグループ客がターゲットになることから、ハンバーグやカレー、唐揚げをスパゲッティーと組み合わせたメニューも提供できる。

2025年5月現在、直営18店舗、FC26店舗の計44店舗を展開し、ビルイン型なら15~20坪で平均月商600万円、ロードサイド型なら40坪で同800万円を売り上げており、既存のFC店では月商1,000万円超えを達成している店も珍しくなく、1日25~30回転する店も。最高月商は、埼玉・越谷店(直営・ロードサイド)で、1,600万円だという。

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ここがすごい!ブランドの強み・競合優位性

①商品力が唯一無二

日本人が大好きな昔懐かしのナポリタンを「早く」「安く」「おいしく」提供できる。ケチャップだけでは出せない甘みとうま味を独自のソースと調理法で実現し、調理工程の仕組み化により誰が調理しても味の再現性が高いのもポイント。

②勝てる立地が多い

立地のストライクゾーンがかなり広いのも特徴。一口にビルインといっても、「パンチョ」の場合、路面はもちろん、地下1階でも10坪の小規模物件でも勝てるのが強み。もちろん、ロードサイドでも強いのはすでに紹介した通り。理由の一つは特別な調理器具が必要なく物件の選択肢が広いから。また「客層の広さ」も理由の一つ。ナポリタンという日本人にとってなじみ深いパスタを売りにしていることもあり、ビジネス層や子ども、シニア、ファミリーなどあらゆる層に刺さり、テイクアウトやデリバリーのニーズも獲得できる。大盛りの印象が強く以前は男性ばかりだったが、「おいしさ」が浸透してきたことで、ロードサイド店を中心に女性比率が上がっており、さらにターゲットの幅は広がっている。

③飲食未経験でも安心

シンプルな調理法が確立されていることから、経営者やスタッフが飲食業を未経験でも安心。調理工程を徹底的に効率化することで、ピークタイムでも安定した味でスピーディーに提供でき、高い回転率(=高い売上と収益)につなげることができる。

④高いリピート率

「スパゲッティーのパンチョ」のリピート率は85%。一度その味に魅了されると1カ月に何度も食べたくなる人が数多くいる。新規客をメインに集客していると、どうしても売上にむらがでてしまうが、定期的に「パンチョのナポリタンを食べたい」というリピーターを一定数獲得できることで、安定した集客力を維持することができる。

⑤業態変更に強い

さまざまな業態からのブランドチェンジが可能である点も強み。ゆで麺機があれば他に専用の器具は必要ない。現状、ガス容量の関係でラーメン(そば・うどん)店からの業態変更が多いが、からあげ専門店や焼き肉店をはじめ、さまざまな業態変更の実績を増やしており、業態変更前と比べて月商が400万円から1,000万円になった店舗もあるという。

FC加盟店に求めること

「ビジネスとして“儲かるから”というだけでなく、根本的に『パンチョが好きだから、自分の街の人にも食べてもらいたい』という方と一緒にやりたい。加盟を希望する以上『パンチョ』に一度は行っていただきたいです」と野尻氏。

また、「本部と同じ熱量で『パンチョ』について語れる人に来てほしい」(野尻氏)とのこと。その理由は、オーナーの熱意=スタッフの熱意ではないので、ちゃんと「正しい商品が提供されているか」など、現場を見てスタッフに言葉で伝えられる人でないと成功しないから。「本部がすべてやってくれる」ではなく、オーナー自身が現場を見て熱意を持って動くスタンスが重要だと考えている。

今後のブランド展開の展望

2027年までに100店舗(直営30、FC70)を目指す。加えて、既存店でじわじわとインバウンドの来店が増えていることから「日本のナポリタン」が海外でも受けるのではないかと考えており、海外進出も視野に入れている。特に韓国料理にはケチャップを使う文化が根付いているので、韓国は「パンチョ」がヒットする土壌は整っていると見ている。その他、スーパーマーケットやECでのパスタソース販売など販路拡大も検討中。ブランドとしては調理の生産性を高めることで、人材不足に強い業態としてブラッシュアップしていく考えだ。

【加盟に関するお問い合わせ】
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【注目のFCブランドシリーズ】
①低投資&高利益率で採用にも強い「PARFAIT BAR &VIGO」(株式会社CARTON)

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