AP HOLDINGS 2024秋冬・推しメニューの"全体像”
「塚田農場」を代表とする居酒屋業態や、鮨、焼き鳥、しゃぶしゃぶといった専門業態など40ブランド以上の多様な飲食店運営、中食事業、食品加工・流通まで展開している株式会社エー・ピーホールディングス(以下、AP HOLDINGS)が、2024年年末年始の会食・宴会シーズンに向けて大試食会を開催し、インフルエンサーやメディアが多数来場した。
12ブランドのメニューが一堂に会すことで、扱う食材の幅広さ、生産者と商品開発に真摯に向き合うスタッフの心意気がひしひしと伝わり、広報の光る戦略も垣間見えた。
現在「先取り忘年会」と題し、早めに公式サイトから予約した人限定で特典を用意。早期からの忘年会需要創出に動いている(※2024年11月30日に終了)。
目次
AP HOLDINGS ミッション&ビジョン
12ブランド・2024年 秋冬の一推しメニュー
1.「九州塚田農場」(宮崎県日南市/宮崎県日向市/鹿児島県霧島市)
2.「炭火焼鳥 塚田農場」
3.「北海道シントク町 塚田農場」
4.「四十八漁場」
5.「芝浦食肉」
6.「鮨 若尊」
7.「鮨 つぐみ」
8.「焼鳥つかだ」
9.「Na Camo guro」
10.「裏の山の木の子」
11.「しゃぶしゃぶつかだ」「すき焼 しゃぶしゃぶつかだ」
12.「塚田農場おべんとラボ」
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AP HOLDINGS ミッション&ビジョン
独自の六次産業化ビジネスモデル「生販直結」
AP HOLDINGSは、「食のあるべき姿を追求する」を理念に、生産(一次産業)から物流(二次産業)、販売(三次産業)までを一貫して手がける独自の六次産業化ビジネスモデル「生販直結」を展開。全国各地の生産者や地域と直接提携し、さまざまな業態の飲食店をオリジナルメニューで構成している。
鮮度や味はもちろんのこと、産地と直接関わることで今まで市場に出回らなかった食材にも注目するなど、地域産業の活性に努めることでより強固な関係を築いている。
12ブランド・2024年 秋冬の一推しメニュー
今回集まったのは12ブランド。それぞれに主軸となる食材を持ち、その生産者と対話しながらメニューに反映している。また、産地で得た知識を店舗スタッフと共有することで食材への思いや理解が増し、それらが来店客に説明する際の説得力にもつながっている。
熱意あふれる12ブランドの、2024年「秋冬の一推しメニュー」を紹介する。
1.「九州塚田農場」(宮崎県日南市/宮崎県日向市/鹿児島県霧島市)
愛され続ける不動の看板商品は、鮮度抜群の地鶏を炭火で一気に焼き上げる「地鶏の炭火焼」。
数量限定で人気の推しメニューは、オーダーが入ってから焼く、その名も「鶏だし溢れる塚だまの極上だし巻きたまご」。提携農場で丁寧に飼育された最高ランクの卵「塚だま」を使用し、地鶏20羽からとるコラーゲンたっぷりのだしをふんだんに使った卵焼きは、口の中でとろけるほどふわふわでジューシー。
さらに秋冬は宮崎県の郷土料理にちなみ「こだわり卵と地鶏スープの辛鍋」を打ち出す。野菜や豚しゃぶ肉など、素材から出るうま味が溶け込んだピリ辛スープで楽しみ、宮崎のB級グルメ「辛麺」で〆る。
店舗は北海道(2)、宮城県(1)、東京都(14)、埼玉県(5)、茨城県(2)、神奈川県(8)、千葉県(3)、栃木県(1)、石川県(1)、富山県(1)、愛知県(4)、岐阜県(1)、大阪府(6)、兵庫県(2)、宮崎県(1)に展開(2024年10月時点)
https://www.tsukadanojo.jp/
2.「炭火焼鳥 塚田農場」
新ブランド「炭火焼鳥 塚田農場」も、看板である「地鶏の炭火焼」や「串焼き」が一番の売れ筋だが、全国の農家から直送される野菜も、現地に足を運んで生産者と対話し、食べ方を追求している。
「自家製ドレッシングのNOJOサラダ」は季節の野菜にあわせてドレッシングを自家製し、ハーブ野菜はSNS映えする「農場PIZZA」にするなど、野菜を主役としたメニューを次々考案。
冬宴会のメインに置くのは、クリガニとトマトのクリーム鍋「クリトマ鍋」。毛蟹の仲間でありながら過食部が少なく市場に流通しにくいクリガニを鍋のだしに活用。コクのあるうま味に野菜や肉の味も重なる。そして〆はパスタで。昨年好評だった「韓国旨辛炊き餃子」と二枚看板で勝負する。
店舗は東京都(6)、埼玉県(1)、神奈川県(1)、大阪府(1)、兵庫県(1)に展開(2024年10月時点)。2024年8月にはセカンドラインとして「炭火焼鳥 塚田農場 THE 2nd」を東京・新橋にオープン。
https://sumibi-yakitori-tsukadanojo.studio.site/
3.「北海道シントク町 塚田農場」
看板メニューは北海道十勝産のチーズを5種類盛り合わせた「とかちチーズ盛り」。ヤングラクレットやカチョカバロは卓上のフライパンで焼きたてを楽しめる趣向で、あえて強火でうま味が溶け出さないよう表面をコーティングして全体が香ばしくなるまで焼き上げる。外国産のものとは違い、クセがなく親しみやすい十勝チーズを広めていきたいという心意気を感じる。
また、冬はホタテやトマトが丸ごとゴロっと入ったぜいたく鍋「トマトクリームチーズ鍋」が登場。トマトは濃厚なチーズに相性抜群で、最後はリゾットで〆る。
店舗は東京都(6)、神奈川県(1)に展開(2024年10月時点)
https://www.instagram.com/hokkaido_shintoku_tsukadanojo/
https://tokachi-tsukadanojo.studio.site/
4.「四十八漁場」
北は北海道、南は沖縄まで、全国各地の漁師や漁港と提携。その日に届く魚介で看板メニューの「贅沢刺身本気(マジ)盛り」が作られる。船の上で神経締めした魚は死後硬直や痙攣(けいれん)などがなく、エネルギーをしっかり蓄えた状態を保って配送される。店でさばかれる魚の刺身を種類にあわせてベストな状態で提供する。
また、漁業振興の一助として未利用魚や低利用魚の活用も積極的。網に入るもののこれまでは破棄されることの多かったトウゴロウイワシをウロコごとカラッと揚げて「小魚スナック」で提供。軽やかなサクサク感が、酒のアテにピッタリと好評を得ている。
店舗は東京都(10)、埼玉県(1)、神奈川県(2)、千葉県(1)に展開(2024年10月時点)
https://www.48gyojyou.com/
5.「芝浦食肉」
開業以来、専門のルートで仕入れるホルモンが主役。芝浦のと殺場から一度も冷凍されることなく届くホルモンはドリップが出ず、臭みが全くない。
看板はホルモン嫌いでも食べられると噂の「大とろホルモンの塩もつ鍋」。プルプルとして上質な脂が口の中で弾けていく。夏の酷暑を乗り越えた牛は秋から冬にかけて体力が戻り、肥えていく時期のため、年末年始を「モツの旬」と位置付けている。また、鉄板でダイナミックに焼く「ラムロック鉄板焼き」は柔らかくクセがないと人気を博し、常連からのリクエストで限定復活した。
このWメインが一度に味わえる「ラムロック×ホルモン塩もつ鍋コース」が2時間飲み放題付きで5,000円(3人以上で受付)と、お得な満喫プランを用意している。
店舗は東京都(4)、神奈川県(2)に展開(2024年10月時点)
https://www.instagram.com/shibaurashokuniku_official/
6.「鮨 若尊」
魚に合わせる米は「東の魚沼、西の仁多(にた)」と呼ばれるほど評判が高く、出雲大社に奉納しているコシヒカリ「島根 仁多米」。しっかり粒感があり、うま味と甘みのバランスがよい。これをあえて少し固めに炊き、熟成赤酢などをブレンドしたすし酢で仕上げる。
写真は「ケンサキイカ」(長崎)、「生マグロ」(宮城)、「活締めカンパチ」(徳島)の3貫。どれも噛み締めるほどにうま味が広がっていく。
東京都港区赤坂3-9-2 No.R赤坂見附 B1階
https://sushi-jackson.jp/
7.「鮨 つぐみ」
おまかせコースのみのメニューは、日本全国50カ所以上の漁港や漁師から仕入れる鮮魚でラインナップが決まる。
コースに入る「低温調理のいくら小丼」のイクラは、低温調理がポイント。85℃の湯で8分湯せんして半熟状にすることでうま味が凝縮し、ねっとりとしてすし飯とおいしくなじむ。土台となるすし飯は、「若尊」と同じく島根の仁多米。魚はその日次第で、冬にかけて運が良ければ珍しいぼうずぎんぽの焼き物や、八角の握り、つばめうおの刺身なども登場する。
東京都八王子市三崎町5-19 F1フォーラム 1F
https://sushi-tsugumi.com/
8.「焼鳥つかだ」
広い空間で平飼いされ、のびのびと育った「みやざき地頭鶏」が主役。生産加工まで担うことで希少部位も楽しめるコースを随時用意する。
筋肉質でうま味がギュッと詰まった地鶏は、ともすると固くなりそうなイメージだが、炭から炎が立つような高火力で一気に火を入れて脂を閉じ込めるなど、地鶏焼鳥に向き合い続ける「焼き」の技術でおいしさをより高めている。鶏1羽から1本しかとれない「ふりそで」は、外はカリッと香ばしく肉質は弾力がありながら柔らか、ほどよい脂からうま味を存分に感じられる。
店舗は東京都に2店舗(渋谷・中目黒)を展開(2024年10月時点)
https://www.yakitori-tsukada.jp/
9.「Na Camo guro」
山形県大蔵村の契約農場で育てられる極上の「最上鴨」を味わい尽くすコースラインナップ。
定番は「鴨すき」だが、「鴨しゃぶ」も推しメニュー。ぶ厚い鴨皮から引き出したうま味の濃いオイルでしいたけをアヒージョにし、春菊もさっと炙って塩で食べる。そこへ鴨だしを注ぎ、鴨むねや鴨もも、野菜をしゃぶしゃぶして〆は蕎麦。あえて乾麺を使い、だしを吸わせながら茹でる。最後にトッピングするのは脂を出し切ったカリカリの鴨皮、鴨を丸ごと堪能できる。
店舗は東京都(3)、福岡(1)に展開(2024年10月時点)
https://nacamoguro.jp/nakameguro/
10.「裏の山の木の子」
昆布と干し椎茸、鶏ガラベースのスープに12種類のきのこを加え、うま味が幾重にも重なっていくオリジナルの「日式きのこ火鍋」は、リピート率の高い看板メニューだ。
主役のきのこは長野や秋田、山形などの契約農家から直送。全国で4農家しか作っていないピンク色の希少なトキイロヒラタケや、白く独特な形状のヤマブシタケなど目新しいものも多い。この秋は流通量が非常に少ない「松きのこ」を使用した期間限定のコースを展開している(2024年12月末まで)。
店舗は東京都に2店舗(渋谷・恵比寿)を展開(2024年10月時点)
https://www.instagram.com/uranoyamanokinoko/
11.「しゃぶしゃぶつかだ」「すき焼 しゃぶしゃぶつかだ」
肉はA5ランクの鹿児島県黒毛和牛「薩摩牛 極」や日本三大和牛、鹿児島黒豚など。中でも焼いた時によい香りが立ち昇る「極」は、関西の伝統的なすき焼調理法向き。
特徴は、”一人ひと鍋”のぜいたくな愉しみ。まずザラメを熱し、ふつふつとして色づき始めたところで肉を香ばしく焼きつけ、割下を注ぐ。そのライブ感と一人ひと鍋スタイルからインバウンド利用も多く、冬に限らず人気を集めている。
東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 12F
https://www.instagram.com/shabushabutsukada.shibuya/
すき焼 しゃぶしゃぶつかだ(KITTE大阪)
大阪府大阪市北区梅田3丁目2−2 KITTE大阪 5F
https://www.instagram.com/sukiyakitsukada.osaka/
12.塚田農場おべんとラボ
人気ナンバーワンは「絶品!塚だまタルタル若鶏のチキン南蛮弁当」。塚田農場のこだわり卵「塚だま」を使った特製タルタルソースのファンも多く、甘酢の絡んだ鶏肉と相性抜群。ご飯は秋田県大潟村のあきたこまちを使用。独自の低温籾貯蔵により、年中新米のようなおいしさで、冷めてももちもちとしている。
新作は大船渡漁港で水揚げされた、天然マダイが主役の「極上鯛めし弁当」。骨と頭からとっただしで炊いたご飯に、ふっくら蒸しあげた鯛をのせて。濃縮だしを別添えし、食べる途中で味変が楽しめる工夫もある。
宅配に加え、店舗は東京都(7)、埼玉(1)、神奈川(1)に展開
https://www.tsukada-plus.jp/
自ら生産現場までさかのぼり、納得できるブランディングが実現するまで深く掘り下げる事業展開は今に始まったことではなく、原点である宮崎県日南市に自社養鶏場を設立したのは2006年のこと。AP HOLDINGSはこの約20年間の歩みで、さらに食材やブランドの幅を広げている。
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