2020/03/10 特集

増税後の変化をユーザーと飲食店へアンケート 消費税増税で、どうした? どうなった?

2019年10月より消費税が8%から10%に引き上げられ、消費者と飲食店ではどんな変化が見られるのか。そこで、ぐるなびユーザーと加盟店にアンケートを実施。その結果を通して、今後の対策に活用いただきたい。

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【ユーザー調査】ディナーで節約傾向が顕著。安さやお得感を重視

※データは2020年2月ぐるなび調べ。n=回答者数

 Q1~6は、ユーザーに消費税増税後の外食についてどう変化したか聞いたもの。Q1では、ランチ外食の頻度が「減った」「やや減った」が25.5%、ディナーでは29.4%となり、ディナーへの影響がやや大きい結果に。

 Q2の外食費の節約については、ランチ、ディナーともに約4割の人が節約傾向。節約の方法について(Q3)は、ランチでは「より安いお店を選ぶ」(40.7%)、「より安いメニューを選ぶ」(31.6%)が上位だが、「ポイントや割引の対象になるお店やメニューを選ぶ」(26・0%)、「(外食を減らして)テイクアウトのお弁当や惣菜を買う」(21.8%)という回答も多く、販促の見直しや、テイクアウトなども視野に入れたい。ディナーでは、「(外食を減らして)家で食べる」がトップで46.6%。以下、「より安いお店を選ぶ」(39.1%)、「より安いメニューを選ぶ」(30.4%)が続き、価格やお得感などを重視するという現実的な結果となった。

 外食時に意識していること(Q4)、今後意識したいこと(Q5)ではクレジットカードや電子マネー・QRコードの支払いが上位。キャッシュレスへの意識が高まっていることがわかる。さらにQ6は、飲食店のメニュー値上げに関して。「値上げしないでほしい」が半数を上回るが、コメントとして「値上げする分、サービスの底上げが必要」「外食がしやすいように値段の設定を考えてほしい」という声もあがった。

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