屋上キャンプ&バーベキューが好調!感染対策も万全で満足度アップ

札幌・すすきのにある商業施設内の屋上に期間限定でオープンした「URBAN BBQ "THE CAMP"」では、アウトドア用の大きなテントの中で食事ができる非日常感が好評だ。感染対策も万全にし、来店客の満足度を高めている。

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URBAN BBQ "THE CAMP"

北海道・札幌 ビアガーデン

 北海道・札幌の繁華街、すすきのにある商業施設「ノベルサ」。その屋上に、6月26日から9月26日までの期間限定でオープンした「URBAN BBQ "THE CAMP"」は、手ぶらでキャンプ&バーベキューが楽しめると話題を集めている。

屋外で心地よく、屋根付きのテーブル席やテント個室などは雨天にも対応。若い層を中心ににぎわう

 「THE CAMP」は昨年も夏季限定で営業していたが、コロナ禍の影響で夜遅い時間に出歩く人が少ないことを考慮し、「平日は1時間、土・日曜日は2時間、昨年よりも営業開始時間を早めています」と、オーナーの内田湖樹氏。屋上というオープンスペースの開放感はもちろん、本格的なアウトドア用の大きなテントの中で食事ができるなど、“非日常感”が好評で、トータルの営業時間が長くなったこともあるが、取材をした7月末時点の売上は昨年対比130%を記録している。

 特に、牛・豚・ラムなどの肉を来店客が自ら焼く「BBQプラン」が人気。2時間飲み放題付き3600円から用意し、全体の8割がオーダーするという。「昨年は40代以上のビジネス層が客層のメインだったのですが、今年は20~30代が中心で、少人数グループの来店が多いですね」と語る内田氏。コロナへの警戒が強まる中で、同店もさまざまな感染対策を実施。入口には新たに購入した検温器とアルコール消毒液を設置し、体温が37.5度以上の人は入店を遠慮してもらう。そのほか、使用するスプーンやフォーク、トングなどの小まめな洗浄、希望者へのビニール手袋の配布、席と席の距離の確保など、万全を期している。その結果、「お客様の満足度は非常に高いと感じています」と内田氏は手応えを語る。

顔を映すと体温が測れる検温器を購入し、店の入口に設置している

 ノベルサ屋上には、同じ期間でハワイアン屋外レストラン「Hawaiian grill aloha amigo」もオープン。そのほか、飲食店4店舗を展開する内田氏は、「今後、お客様が飲食店に求めるものはよりシビアになる。そんな中で“経営者目線”を持った人材を育てて、会社の成長につなげていきたい」と前を向いている。

URBAN BBQ "THE CAMP"
北海道札幌市中央区南3条西5-1-1 ノルベサビル7F
https://r.gnavi.co.jp/m574na7g0000/