ビュッフェでの感染予防に注力。換気&眺望のよいテラス席も好評

大阪・本町にある「夜景大型宴会場CrossTerrace 本町店」は、昼は社員食堂、夜はビュッフェで営業。感染対策を徹底しており、ビュッフェ台に入れるのは10名まで、使い捨てのビニール手袋を渡すなどを実施している。

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夜景大型宴会場 Cross Terrace 本町店

大阪・本町 ビュッフェ

 2011年、大手総合リース企業の社員食堂として、大阪の地下鉄本町駅直結のオフィスビル最上階(28階)にオープンした「夜景大型宴会場CrossTerrace 本町店」。夜景を望むテラス席など、全170席の大箱で、昼は社員食堂(一般客も利用可)、夜はビュッフェで和・洋・中の多彩な料理を提供するレストランとして、ビジネス層を中心に集客している。

ビュッフェコーナーには入口と出口を設置し一方通行に。入口でビニール手袋を渡すなど、感染予防を徹底

 ビュッフェコーナーは混雑し、接触が起こりやすいため、新型コロナ感染予防策は、安心して来店してもらうための必要条件。そこで、緊急事態宣言にともなって夜の営業を休止していた4~6月の間に、対策をスタッフ間で話し合い、新ルールを設けて営業を再開した。

 まず、ビュッフェ台があるスペースに入れる人数を10名に制限。また、入口と出口を決めて動線を一方通行にして、来店客同士がすれ違わないように工夫。さらに、入口で使い捨てのビニール手袋を渡して、料理を取る際のトングや調味料などに素手で触れないようにしている。「ビュッフェスペースの入口の近くにスタッフが常駐し、注意事項を案内しています。お客様にはご不便をおかけしますが、『これくらい徹底されていた方が安心』という声もあり、信頼感につながっていると感じます」と、マネージャーの安並桂二氏は語る。

 ほかにも、ビュッフェの料理として新たに、食物繊維の多いゴボウやタマネギなど抗酸化作用の高い食材を使い、“免疫力アップ”をテーマにしたメニューも用意するなど、来店客のニーズを意識。加えて、新たにスタートしたテラス席限定の食べ飲み放題コース「天空のBeer Terrace」(3700円)も、風通しがよいオープンエアの空間と夜景が好評だ。

テラス席は、ガラス窓が大きく大阪の街が一望できると好評

 「売上はまだ回復途上ですが、感染予防策やテラス席などをぐるなびでもアピールして集客につなげ、難局を乗り越えていきたいです」と安並氏。今後は、SNSをより積極的に活用して、情報発信をしていきたいと考えている。

夜景大型宴会場 Cross Terrace 本町店
大阪府大阪市西区西本町1-4-1 オリックス本町ビル28F
https://r.gnavi.co.jp/k021723/