2020/09/29 特集

ドリンクでも差別化!お酒を飲めない人、飲まない人も大満足! ノンアル、売れてます。

「老若男女問わず、お酒を飲まない人が増えている」と言われる昨今、デートや女子会、宴会など、さまざまなシーンでノンアルコールのニーズは高まるばかり。こだわりのノンアルコールドリンクでも差別化しよう!

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フレッシュフルーツや野菜を選んでカスタマイズ。オリジナルの一杯を!

After Taste[東京・新宿三丁目]

メニューブックの冒頭をノンアルドリンクに変更

 東京・新宿三丁目に2013年オープンしたビストロ&バー「After Taste」。長野の契約農家から仕入れる有機野菜や肉料理なども提供し、食事も充実。オーセンティックなバーカウンターと居心地のよいテーブル席を備え、女子会やカップルを中心に集客している。代表の小山一哉氏は、「オーソドックスなドリンクばかりでは居酒屋のようになってしまうので、店の看板としてフレッシュフルーツと野菜のカクテルを充実させようと思いました」と話す。ブルーベリーやキウイなどの王道系から、ゴーヤやゴボウといった野菜をアレンジしたドリンクまで、70種以上をグランドメニューとしてラインナップ。ノンアルコールにも柔軟に対応している。「アルコールカクテルの場合、お酒の種類や強さなどを細かく“DIY”できますが、食材だけ指定し、あとはお任せという方も多いです。ノンアルコールも同様なので、お客様の好みを聞きながらドリンクを提案することで、コミュニケーションが深まっています」と小山氏。

ゴボウとカカオのカクテル 825円/ゴボウのピューレにチョコレートソース、生クリームをミックス。アルコールカクテルの場合は、カカオリキュールを使用
まるごとキウイのカクテル 803円/キウイまるごと1個と生搾りのグレープフルーツジュースのドリンク。酸味の効いた爽やかなドリンクは特に女性に好評だという
ブルーベリーと紅茶のカクテル 770円/アルコールカクテルでは紅茶のリキュールを使用。ブルーベリーの風味を生かすため、ノンアルではクセのないダージリンを用いる

 バーカウンターの周りには、実際に使うフルーツや野菜がディスプレイされ、テーブル席が並ぶ壁には大きな黒板を設置。旬や定番のフルーツや野菜の名前が並び、気軽にオーダーできるようになっている。「フルーツカクテルはもちろん、野菜がメインのもの、ティラミスやクレームブリュレ風のデザートカクテル、花のエッセンスを加えたカクテルも、ノンアルOKなものがほとんど。カップルのうちどちらかがお酒を飲めないというケースも多く、ノンアルコールの需要は非常に高い」と小山氏。そのため、今夏にはメニューブックの1ページ目をノンアルドリンクにリニューアル。フルーツ、野菜、お茶、ビネガーなどを組み合わせる「モクテル」(715円~)を約20種ラインナップし、バリエーションの多さをアピールしている。

桃とチーズのカクテル 935円/桃とクリームチーズを合わせ、黒胡椒でアクセント。チーズケーキに桃をトッピングしたような感覚で、デザートカクテルの一番人気
マンゴー×ハイビスカスのカクテル 825円/フレッシュマンゴーとオレンジジュースにハイビスカスのフラワーエッセンスで香り付け。約10種のフラワーエッセンスをそろえる

 フレッシュフルーツを使うと原価が高くなるが、「一杯の満足度を追求し、常連やリピーターを獲得してきたことでコロナ禍も救われました」と小山氏。「今のような状況だからこそ、プレミアムなドリンクを楽しみに来てもらえれば」と、今後もファンを増やしていきたいと考えている。

オープン時、野菜カクテルは青果店で食材を見ながらメニューを構想
カウンター席ではミニ黒板(写真)で旬のフルーツや野菜をアピールし、実物もディスプレイ
After Taste[東京・新宿三丁目]
東京都新宿区新宿3-28-16 新宿コルネビル5F
https://r.gnavi.co.jp/gd0b100/
繁華街のビル5階に立地し、売りはフレッシュフルーツと野菜のカクテル。食材を蒸留酒に漬け込んだ自家製シロップのカクテルも50種ほどラインナップし、飲み放題にも取り入れている。ノンアルコールに幅広く対応し、常連には女性も多い。
店長・バーテンダー 木田大河氏(右) バーテンダー 橋本ライアン氏(左)
代表の小山氏はバーテンダーとして約8年経験を積み、2013年に独立し「After Taste」をオープン。メニュー開発は店長の木田氏、バーテンダーの橋本氏が中心となって行っている。

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