ブラザーのプリンターが多くの飲食店に支持される秘密は、耐久性と汎用性。何年経っても壊れない、そして使いやすい!
社員にはiPadを支給。余分なものはプリントしない環境に、優しい店作りを目指す
伝統の中国清朝宮廷料理を提供する「REIKASAI GINZA」。伝統とラグジュアリーが同居する空間で、医食同源の発想を原点とした、中華の真髄を味わえる店として有名だ。そんな歴史ある名店もコロナ禍を経て、その経営スタイルを変化させている。
その変化とは、IT化をベースとした情報管理システムの構築だ。飲食店といえば、いまだにアルバイト・パートを含む勤怠・シフト管理は紙ベース、受発注も電話にファクスといったところも少なくない。同店では、まずこれまでの旧態依然とした営業体制を変えるところから改革に着手した。
2年前からアルバイトの勤務シフト表はWEBフォームによる管理システムを採用。LINEグループで共有することによりメンバー全員に一斉送信できるうえ、情報共有も可能となった。当然、各自に配布していたシフト表をプリントする手間もコストも不要となり一石二鳥。担当スタッフの藤田さんによれば「もっとはやくIT化すればよかった」というほど、スタッフ全員が働きやすくなったという。
「さらに社員にはiPadを支給し、ビジネスチャットツールで情報共有しています。当店では雑誌やテレビなどのメディア取材が多いのですが、そういったイレギュラーな業務のチェックやスタッフとの連携をいつでも場所を選ばず確認できて便利です。また、マニュアルなどの共有もチャットツールで送付できるので“渡した・渡していない”といった齟齬も発生しません。もちろん、紙やインクなどのプリントコストも削減できます」(藤田さん)
飲食店という、常に顔を合わせる職場であることから「合ったときに言えばいい」ということで成り立っていたことも事実だろう。しかし、ITを導入することでより確実な情報共有がなされるようになったそうだ。これまで口頭でも成り立っていた、いわゆる報連相(報告・連絡・相談)が、チャットにより、スムーズかつ的確になり、スタッフ間の信頼度も向上した。
さらに、普段は店舗ではなく本社に勤務し、総務・経理などを担当する事務スタッフは、IT化により店舗訪問が必要最小限に。勤怠表はクラウドで管理し、社労士にもデータで送信することが可能だ。日々の売上管理もクラウドでOK。事務スタッフの移動時間や交通費の圧縮にもつながっているという。
プリントを最小限に抑えつつも、プリンターなしでは運用ができない場面も
ITの導入により、営業の効率化を図り、働き方の改善とともにプリントコストの削減も果たした同店だが、それでもプリンターは飲食店にとって欠かせないツールだという。
「請求書なども全てPDFでメール送付できればいいですが、取引相手によっては郵送を求められるため、プリントする必要があります。そのほか年末調整や助成金などの申請書類など、まだまだプリンターは手放せないですね」
さらに「REIKASAI GINZA」の厨房は、調理師全員が北京本店から招聘した中国人。日本語を解さない彼らのために、提供するコースメニューはプリントした料理写真で確認してもらっているという。季節ごとに変わる前菜などは、ビジュアルでわかりやすく認識してもらうためだ。当然、食材の色味は重要な要素となるため、カラープリントして厨房に掲示している。
また、アルバイトに提供するマニュアルはプリントして手渡ししている。これは情報漏えいを防ぐためだ。入れ替わりのあるアルバイトの場合、データが流出する可能性は否定できないことから、あえて「紙」を採用することで、リスク管理しているといえるだろう。
なお、ご予約いただいたテーブルごとの顧客シートも紙の方が管理しやすいという。ホールスタッフは、あらかじめ顧客の予約内容やアレルギー、好みなどの注意事項も、紙に記載して厨房横に貼り出している。これには、来店時のお客様のご様子をメモしたり、ドリンクやデザートなどの追加注文を書き込むためだ。
「当店の場合、ご予約時にお料理のコースはお決めいただいているものの、お飲み物についてはご来店いただいてからお決めいただいております。ですからお客様をサーブする基本として、前回ご来店時にどんなお飲み物を選ばれていたか把握しておくことや、お客様からご相談いただければ、ゲストの方の席次をお作りしてご案内もいたします。壁掛けの『顧客シート』には、こうした情報が明記されていますので、オーダーを伺う際には、接客スタッフが記憶して紙に書く、『顧客シート』を更新する、というオールドスタイルが効率的なんです」
ECなどの物販では、むしろ大活躍のプリンター。積極活用で売上に貢献!
「店舗運営にITを導入し、結果としてプリントコストの削減に成功した一方で、積極的にプリンターを活用する機会も増えています。コロナ禍を経て、現在ではEC販売や店舗での物販を経営の柱として成長させようと力を入れており、その商品ラベルや同梱するメッセージカードなどは、ブラザーのプリンターで制作しています。もちろん物販の数が増えれば、ゆくゆくはオンデマンド印刷も視野に入れないといけないのでしょうが、今は店で一つ一つ手詰めしています」
同店では中国茶を専門商社からまとめて仕入れメニューとして提供するほか、小分けにパッキングしてECおよび店舗で販売している。その際に、原材料名や保存方法などか記載された一括表示ラベルを商品に貼付する必要がある。そこで活躍するのがラベルプリンターだ。ブラザーのラベルプリンターは感熱式でコンパクトなため、アイドルタイムなどの空き時間にどこでも作業できるのがポイントだ。
商品の発送時に同梱するメッセージカードには、料理写真や顧客シートなどで使用しているカラープリンターが大活躍。カードデザインは外注することなくスタッフが担当するので、さらにコスト削減につながる。
「ITやクラウドといったデジタル化を導入すると、さまざまな分野で『自分たちでできること』の範囲が広がることもわかりました。メッセージカードはその好例。思いついたときにすぐプリントできたことが大きいですね。そういう意味でもブラザーのプリンターにはお世話になっています(笑)」
故障しない信頼感と、どこでも設置できるコンパクトさが、ブラザーを選ぶ理由
ITを導入し、営業スタイルを変革してきた「REIKASAI GINZA」。とはいえ、プリンターもまだまだ現役で活躍し、むしろプリンターなしでは営業に支障をきたすことがわかってきた。
「このインクジェットプリンターは店のオープンから使っていますから使用開始からすでに8年を経過しています。もともと故障しないと評判だったので、ブラザーのプリンターを選んだのですが、本当によく働いてくれます。飲食店にとってブラザーのプリンターは耐久性が高くて、ランニングコストは安くて経済的。さらにボディがコンパクトなので設置場所に困らない、といった盛りだくさんのメリットがあって、本当に魅力的なんです」
ちなみに、ブラザーのプリンター「DCP」シリーズは、全モデルで本体サイズの幅・奥行き・高さが400〜435mm、341〜359mm、151〜180mm以内のコンパクト設計であることも特徴だ。古い機種に寿命がきたとしても、DCPシリーズモデルを購入すれば大抵の場合は今まで設置していた場所に収められる。
そこで、同店がプリンターを更新するときにおすすめしたいのが「CUTFIT(カットフィット) DCP-J1800N」だ。A4用紙を半分のA5サイズに自動カットする「オートカット」機能を搭載しているのがポイント。実は、同店の顧客シートおよびメッセージカードもA5サイズ。紙代節約のため、これまでずっとA4でプリントしたものを自分たちで毎回半分にカットしているそうだが「CUTFIT(カットフィット) DCP-J1800N」であれば、その手間を省くことが可能となる。
「オートカット機能が付いたプリンターですか!? それはとっても魅力的ですね。ぜひ買い替えたいところですが……今使っているプリンターは、まったく壊れる気配がないんですよ。なので当分は今まで通り、自分たちでカットですね。たとえオートカットしてくれなくても、このプリンターは当店のベテランスタッフのような存在。これからも頑張ってもらいます!」
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