2025/04/04 特集

飲食店に最適な「キャッシュレス決済端末」は?プロが教える選び方と4機種比較

キャッシュレス決済端末は、ユーザーのニーズも相まって店舗経営において重要な設備の1つ。しかし、さまざまな機種があり、どれが自店舗に合うのか分からない経営者も多いのではないでしょうか。そこで今回、キャッシュレス端末の選び方などについて「テンポスぐるなび江戸川店」の山下店長に話を伺いました。

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あなたのお店に合う「キャッシュレス決済端末」は?

近年、飲食店ではクレジットカード、電子マネー、QRコードといったキャッシュレス決済の利用が増加しています。さらに、キャッシュレス決済に慣れているインバウンド客にも対応するため、キャッシュレス決済導入を進めたいと考える経営者も多いはず。

ぐるなびによる調査(回答者=20~69歳の男女1,092人、調査時期=2024年12月6日~12月9日)。関連記事はこちら

実際に、ぐるなびの消費者調査(上図)でもキャッシュレス決済ができる飲食店が選ばれていることが伺えます。そこで、実際に触って第3者視点のアドバイスももらえる「テンポスぐるなび江戸川店」の山下 健史 店長に、選び方のポイント、主要4社の端末の特徴などを聞きました。

テンポスぐるなび江戸川店 店長 山下 健史 さん
長く飲食業界に携わってきた経験を生かし、2024年春、「テンポスぐるなび江戸川店」のオープン時から店長に就任。キャッシュレス決済端末やPOSレジなどについて、店の業態や経営スタイル、実際にどんな人が端末を使うのか、といった情報をヒアリングし、最適な商品を提案している。
テンポスぐるなび江戸川店
住所:東京都江戸川区南葛西2丁目11-17 地図
営業時間:10:00~19:00
定休日:無休(年末年始を除く)
駐車場(無料):専用4台、共用1台
サービス内容:各種飲食店向け機器の販売(業務用厨房機器・調理器具・家具など)、厨房・図面設計、厨房機器の買取、ぐるなび商品の販売、開業支援サポート
【お問い合わせはこちら】
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電話番号:03-6661-3630
メール:edogawa-gtb@gnavi.co.jp

目次
1.キャッシュレス決済のメリット
2.選び方のポイント
3.キャッシュレス端末の種類
4.主要キャッシュレス端末4社の比較

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1.キャッシュレス決済のメリット

①消費者のニーズに対応できる
②会計業務の効率化につながる
③セキュリティーの向上につながる
④衛生面でも安心

①消費者のニーズに対応できる

支払いがスムーズにできることから、キャッシュレス決済を好む消費者が年々増加。また増え続けるインバウンド客は日本より高いキャッシュレス決済環境にあります。そんな消費者のニーズに対応できることが最大のメリットです。

②会計業務の効率化につながる

レジ操作や現金の受け渡しの際のミスが発生せず、会計に要する手間と時間を削減できます。それにともない、お客様を待たせる時間を減らせるため、レジ待ちのストレスを軽減でき、他のお客様に接客する時間を増やすことができるはずです。

③セキュリティーの向上につながる

現金の管理や持ち運びに関する盗難や紛失などのリスクを減らせます。また、多くのキャッシュレスシステムには、不正利用防止の機能が備わっているため、セキュリティー面でも安心です。

④衛生面でも安心

キャッシュレス決済は、コロナ禍において感染予防対策の一つとしても注目を浴びました。スタッフさんが現金に触れずに済んだり、レジでお客様とスタッフさんが接触する機会を減らせたりと、衛生面でのリスクを軽減できます。

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2.選び方のポイント

①導入目的を明確にする
②実際に端末に触って使い心地を確認する

①導入目的を明確にする

機種選びの前に必要なことは、まず「導入目的を明確にすること」です。例えば、レジと連動させていないからミスが多いのであれば、レジと連動させられるキャッシュレス決済端末を入れる必要があります。お客様のニーズに応えたいのか、お店に何かしらの課題があってそれを解消したいのか、またその両方なのか。

まずは導入目的をクリアにして、そこから「対応する決済方法(クレジットカード、QRコード、電子マネーなど)」「コスト(端末代、手数料、月額料金)「操作性と使いやすさ」「通信環境(Wi-Fi、モバイル通信)」「サポート体制」という観点から機種を選ぶのがいいと思います。

②実際に端末に触って使い心地を確認する

購入前に、実際に端末を触ってみて使い心地や機能を確認するのも重要です。「テンポスぐるなび江戸川店」では実際に端末を触ることができ、私たちがお店のニーズをお聞きした上で、おすすめの端末をメリットやデメリットも含めてご紹介しています。また、実際に見て気になったものだけ、各メーカーにおつなぎしますので興味のないメーカーからの営業や勧誘を受けることもありません。

3.キャッシュレス決済端末の種類

①モバイル決済端末
②据え置き型決済端末
③QRコード決済専用端末

①モバイル決済端末

スマートフォンやタブレットなどの携帯型端末にBluetoothで接続して使用する小型の決済端末。メーカーによっては無料提供される端末もあり、低コストで導入しやすいのが特徴です。また、コンパクトで持ち運びがしやすいので、レジ横はもちろん、テーブルでの会計や、移動販売や訪問サービスにも対応可能。スマホアプリと連携すると、売上データの管理もできます。

「モバイル決済端末」のメリット
・持ち運びが楽。
・初期費用などが安い。

②据え置き型決済端末

店舗のレジカウンターに設置して使用する決済端末。紛失したり盗まれたりするリスクが少ないのがメリットです。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応していて、有線接続・Wi-Fi接続が可能で、安定した通信環境で利用できるので、決済処理がスムーズに行えます。また、カードから読み取った直後に暗号化するシステムで強固なセキュリティーを確保できるのもポイントです。

「据え置き型決済端末」のメリット
・安定した通信環境で利用できる。
・セキュリティーが強固。

③QRコード決済専用端末

PayPay、楽天ペイ、d払いなどQRコード決済のみに対応した端末。お店が用意したQRコードをお客様がスマートフォンで読み取って決済を行う「ユーザースキャン方式」が多いです。また、QRコードを店舗内に置くだけで決済できるため、導入コストはほとんどかかりません。決済ごとに売上の一部を手数料として支払わなければなりませんが、クレジットカード決済や電子マネー決済に比べて手数料が安めであるケースが多いです。

「QRコード決済専用端末」のメリット
・導入コストが安い。
・手数料が安め。

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4.主要キャッシュレス端末4社の比較

①楽天ペイターミナル(楽天ペイメント株式会社)
②スクエアターミナル(Square株式会社)

③USEN PAY(株式会社USEN PAY)
④PAYGATE(株式会社スマレジ)

①楽天ペイターミナル(楽天ペイメント株式会社)

幅広い層への対応&キッチンカ―などにもオススメ

「楽天ペイターミナル」は、楽天ペイはもちろん、PayPay、d払いなど主要なQR決済、クレジットカード、電子マネーなどの決済方法に加え、インバウンド向けのAlipay+やWeChat Payにも対応し、インバウンド客向けにも最適。楽天ポイントの付与・利用もできるため、高い集客効果につながるのもポイントでしょう。

さらに、Wi-Fiと4G回線(SIM対応)両方の接続が可能で、キッチンカーなどの移動販売や、フェスなどのイベント、店頭でのお弁当販売などといった屋外使用でも力を発揮します。QRコード決済の手数料が低め(2.95%)でコスト削減にも有効。また、楽天銀行であれば最短翌営業日入金が可能で、資金繰りもしやすいです。

②スクエアターミナル(Square株式会社)

早さと汎用性の高さが魅力!

「スクエアターミナル」は、クレジットカード、電子マネー、QRコードという多彩な決済とプリンターが一体化しています。全てにおいて早いのが特徴で、まず最短翌営業日という入金の早さ。さらにカードをタッチしてからの動作が圧倒的に早く、お客様にとってもお店にとってもストレス少なく決済ができます。

加えて、「汎用性の高さ」も魅力。規模や業態を問わず利用できたり、どこの銀行でも使えたりと、NG項目が少ないためキャッシュレス決済端末を始めて導入する際のファーストチョイスとして人気が高いです。カウンターだけでなくテーブル会計にも対応していますし、有線・Wi-Fi両方の接続が可能で、通信環境が安定しやすく、決済がスムーズに行えます。また「Square POS」など他のクラウドPOSとの連携が可能で、売上管理・在庫管理・顧客管理も一括で行えます。決済手数料のみで月額固定費がかからないのでランニングコストが抑えられるのも魅力といえるでしょう。

③USEN PAY(株式会社USEN PAY)

手厚いサポートが受けられて安心!

「USEN PAY」の強みは、しっかりしたサポート体制。導入時にサポートをしてくれたり、使い方が分からない時に電話で教えてくれたりと、手厚いサポートを受けることができます。キャッシュレス端末の初心者で不安な場合や、メールやチャットでの問い合わせだとよく分からないという人には「USEN PAY」がおすすめです。

また、USENのレジをすでに導入している場合、レジも併せて導入を検討している場合は、レジとの親和性やトータルのサポートを含めて「USEN PAY」をセットで導入するといいでしょう。ちなみに、USENの音楽サービスを導入している店舗では、音響設備と一括管理も可能です。

④PAYGATE(株式会社スマレジ)

券売機型のポスレジと同期できて決済業務を効率化!

「PAYGATE」は、特にスマレジとの連携を検討している事業者にとって、有力な選択肢となる端末です。オールインワン決済端末で、1台でクレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応し、レシートプリンターも内蔵しているのは、他の機種と同じ。

ただ、例えばラーメン店など券売機型のポスレジとマルチ決済端末を同期させられるのは、今回紹介する4機種の中では唯一の機能です。それぞれに打ち込むことによる手間やミスを防ぎ、決済業務を効率化することができます。スマレジの導入を検討している場合や、すでにスマレジを導入しているお店には特におすすめ。モバイル対応、Wi-Fi接続に対応しており、店舗内外を問わず、さまざまな場所で決済処理が可能なのも特徴です。

店に合うキャッシュレス決済端末は業態や客層とそのニーズによってさまざまです。購入スケジュールの目安としては、導入まではクレジットカード決済のみですと1~2週間。電子マネーやQRコード決済まで入れることを考えると、1~2カ月は余裕を持っておくといいと思います。各端末の強みや特徴を踏まえつつ、最適な端末を選んでいただければと思います。

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