Vol.38
道南の食材を駆使した家庭の味を次の世代に引き継ぎながら、生産者と消費者をつなぐ架け橋に
包括連携協定の記念企画で北海道の食材の魅力を発信
北海道・函館市街から車で20分ほどの七飯(ななえ)町にある「レストラン ブランヴェール」。美しい自然に溶け込んだおしゃれな外観と26席のホールを持ち、さらに、料理教室などに使用するオープンキッチンの別館がある。
オーナーシェフの田中秀幸氏は、上富良野で農業を営む実家の野菜を使ううちに、北海道の食材の魅力をあらためて認識したという。近年では、店のある道南の食材にも着目し、「若い生産者が良質の素材を妥協なく作っています。それらの魅力を、料理を通して広く伝えることで、料理人として生産者と消費者を結びたい」と語る。