初回公開日:2023.10.18
飲食店イベントで集客:コンセプト・ターゲットの明確化
「事前の情報発信」と「開催後の分析」も忘れずに!
飲食店でイベントを開催することは、集客や売上アップに直結する取り組みの一つ。コストや準備は必要ですが、これまで来店機会がなかった層の参加を促し、常連客の再来店にもつながります。とくにSNSを活用した情報発信を組み合わせることで、イベント効果はさらに拡大。ここでは、イベント企画のメリットや注意点、開催までの具体的な方法、そして実際に飲食店で行われたイベントからそのアイデア例を紹介します。
イベントの運営を考えている方はぜひ最後までご覧ください。
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目次
・イベントを開催するメリットは?
・イベント開催時の注意点は?
・どんな手順で進めればいい?
・イベントで集客するためのコツは?
・【期日入りのチェックリスト】
・イベント事例:具体的にはどんなイベントが集客に有効?
イベントを開催するメリットは?
(1)短期的な売上アップが望める
イベントをきっかけに「あの店に行ってみよう」と思ってもらえる機会が増加。常連が友人を連れて来店するケースも多く、開催期間中は売上向上が期待できます。閑散期や平日など集客が弱いタイミングに企画することで、効率的な売上づくりが可能です。
(2)スタッフのモチベーションが上がる
イベント企画はスタッフ参加型で進めることで、現場発のアイデアが生まれやすくなります。飲み屋イベント企画や周年イベントなど、通常営業とは異なる楽しさや刺激は、やりがいの創出にもつながり、離職率低下というメリットも期待できます。
(3)常連客の囲い込みができる
定期的なイベント開催は店舗利用のマンネリ化防止に効果的。限定メニューや特別価格など「お客様が喜ぶイベント」を設計することで、足が遠のいていた常連客が再訪するきっかけにもなり、以降のリピート来店を促進できます。
(4)新規客を集客できる
キャンペーン価格や無料特典付きイベントは参加ハードルを下げ、新規顧客の来店動機を創出する点もメリット。店舗認知拡大にも直結します。ぜひ新たな層の獲得につなげましょう。
《イベント開催のメリット》
「短期集中売上アップ」「モチベアップ」「再来店促進」「新規の来店動機」
飲食店でイベントを開催する最大のメリットは、集客力向上による売上アップと、リピーター育成・店舗のファン化です。マンネリ化を防ぎ、既存客の満足度を高めるだけでなく、新規顧客獲得や、店舗認知度の向上、そしてスタッフのモチベーションアップも期待できます。
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イベント開催時の注意点は?
(1)イレギュラーなオペレーションへの準備をしておく
イベント開催中は新規客の来店が増え、案内やオーダー対応に通常以上の時間がかかる傾向があります。とくに限定メニューや無料特典付き企画、参加型イベントなどは注文が集中しやすく、提供遅延が満足度低下につながる恐れも。
また、問い合わせ対応や予約確認、当日参加の可否判断など、通常業務以外の対応も増加します。役割分担を明確にし、「誰が・どのタイミングで・何を行うか」を事前に設計しておくことが重要です。イベント成功の裏側には、綿密なオペレーション設計があります。
(2)特別感を出すため開催頻度を抑える
どれだけ集客効果の高いイベントでも、頻繁に開催すると特別感が薄れます。とくに割引中心の企画は、「イベント時しか来店しない顧客」を増やすリスクも。
周年イベントや季節イベントなど、開催理由を明確にした企画設計にすることで参加価値が高まり、売上だけでなくブランド価値向上にもつながります。
(3)コストやスケジュールは計画的に
イベント開催には想像以上にコストがかかります。
「告知広告費」「ノベルティ制作費」「店内装飾費」「追加人件費」
などを事前に洗い出し、費用対効果を試算することが必要です。理想的なイベントアイデアであっても、収支バランスが崩れては継続的なイベント企画は困難。現実的な予算設計と余裕あるスケジュール管理が成功の鍵となります。
(4)繁忙期と重ならないようにする
歓送迎会、忘年会シーズンなど繁忙期は通常営業だけでも負荷が高い状態。そこにイベント運営が重なると、サービス品質低下やスタッフ疲弊を招きかねません。
イベントは閑散期の集客底上げ施策として活用する方が効果的。来店動機を創出しやすく、売上補完にもつながります。
(5)参加ハードルを下げる
どれほど面白いイベント企画・アイデアでも、参加条件が複雑では集客につながりません。
「申込手続きが煩雑」「持参物が多い」「参加費が高額」
といった要素は離脱要因になります。SNS応募やオンライン予約など簡便な方法を取り入れ、気軽に参加できる導線設計を意識しましょう。
《イベント開催時の注意点》
「スムーズな案内」「適切な人員配置」「原価と売価のバランス」「来店導線の設計」
飲食店イベントは「企画内容」だけでなく、「運営設計」も成果を左右します。これらを事前に整理することで、集客・売上・顧客満足度すべての最大化が可能となるでしょう。
どんな手順で進めればいい?
飲食店イベントを成功させるには、思いつきの企画ではなく、目的設計から開催後の分析までを見据えた段階的な進行が必要です。ここでは、イベント企画から開催までの具体的な手順と方法を、実務フローに沿って解説します。
(1)コンセプトや目的、ターゲットを決める
「短期的な売上アップ」「新規顧客の来店促進」「店舗認知度向上」「新メニューの訴求」「常連客への感謝還元」
イベント開催において最初に整理すべきなのが「何のために実施するのか」という目的設定です。上記のような目的によって企画内容も告知方法も変わります。
「新規客中心か」「来店2〜3回のライト層か」「コアな常連客か」「年齢層・利用シーン」
あわせてターゲット設定も重要です。ここまで具体化することで、「お客様が喜ぶイベント 飲食店」企画へと精度が高まります。周年イベントや記念企画などは、既存顧客との関係性強化にも有効です。
(2)売上や来客数などの目標を設定
「来店人数」「売上高」「客単価」「予約件数」「SNSフォロワー増加数」
目的が定まったら、イベント成果を測るための数値目標(KPI)を設定します。数値を具体化することで、必要な集客施策や販促方法も見えやすくなります。また、売上目標を設計する際は、
「食材原価」「広告宣伝費」「装飾・備品費」「人件費」
などコスト面も同時に試算し、利益確保が可能なイベント設計にすることが重要です。
(3)企画・立案する
目的・目標を踏まえ、具体的なイベント内容を企画します。狙う効果から逆算してイベントアイデアを設計します。
・閑散期の売上対策 → 割引・飲み放題企画
・若年層認知拡大 → SNS参加型イベント
・常連還元 → 招待制・限定コース
・周年記念 → 特別メニュー+抽選会
飲食店イベント例としては
・周年イベント企画
・酒蔵・生産者コラボ
・面白い参加型ゲーム企画
・料理体験ワークショップ
・限定ペアリング会
店舗コンセプトと乖離しない範囲で、話題化・参加メリット・収益性のバランスを検討することが成功のポイントです。
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(4)イベントに必要な人員や食材、備品などを手配する
「限定メニュー用の食材仕入れ」「ノベルティや装飾備品」「音響・機材手配」「臨時スタッフ確保」
企画内容が固まったら、運営に必要なリソースを具体的に準備します。とくに通常メニュー外の料理提供がある場合は、原価計算や仕込み工数も考慮が必要です。また、外部企業や酒蔵とのコラボイベント、飲み屋イベント企画などでは事前打ち合わせや日程調整も発生。余裕を持ったスケジュール設計が欠かせません。
(5)告知する
「店頭ポスター・POP」「SNS投稿・広告配信」「LINE/メルマガ」「DM送付」「会計時の声がけ」
イベント内容・開催日・参加条件などが確定したら、集客に向けた告知を開始します。ターゲット層に応じて媒体を使い分けることが重要です。例えば若年層向けならSNS中心、常連向けなら個別案内が効果的。写真・動画素材を準備し、開催数週間前から段階的に情報発信することで参加意欲を高められます。
《手順設計》
イベントは単発施策ではなく、店舗ブランディングやファンづくりにもつながる重要なマーケティング施策。(1)~(5)の順に準備を丁寧に行い、成功確度を高めていきましょう。
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イベントで集客するためのコツは?
(1)店のコンセプトや客層のニーズに合ったアイデアを採用する
例えば、高級店でむやみに割引イベントを実施すると、本来のターゲット層とは異なるためリピート利用につながらない可能性も。さらに、店の雰囲気やブランドを損ね、常連客への印象が悪くなってしまう場合もあります。
(2)引きになるキャッチコピーをつける
キャッチコピーを付けることで、イベントの趣旨や内容がより伝わりやすくなります。参加者の興味を引き、イメージがふくらむコピーを考えましょう。
(3)SNS情報発信、店頭の告知を強化しよう
リピーターや常連客に向けてはメールやハガキなどのDMで連絡をとるのもよいでしょう。
通行人や利用客の目に止まるようにチラシ・ポスターを店頭や店内に設置する、会計時など接客の際に声がけを行うなども有効です。
(4)効果分析で次回成功率を高める
その際、参加者へのアンケートを実施すると来店のきっかけや改善点を知る上で有効です。回答に特典をつけるなど回答率をアップできる工夫をしつつ、ぜひ準備しておきましょう。
(5)再来店導線を設計
必ず参加者の再来店を促せる仕組みを用意しておきましょう。
【期日ベースのチェックリスト】
飲食店イベントを成功させるには、思いつきではなく期日ベースでの企画進行が不可欠です。とくに準備量の多いイベントを企画する際は、早期設計が成果を左右します。以下のチェックリストは一例ですが、実施するイベントの規模にアジャストしてご活用ください。
▼開催2カ月前まで:目的・コンセプト設計
イベント開催の目的を明確化(集客/売上/認知向上 など)
ターゲット設定(常連/新規/若年層/法人利用 など)
予算・KPI(来店人数、売上目標)設定
周年イベント・季節イベントなどテーマ決定
▼開催1.5カ月前:アイデア出し、イベント内容の具体化
イベント内容・提供メニュー決定
価格設計(無料特典/限定メニューなど)
オペレーション設計・人員計画
コラボ先や仕入れ先との調整
▼開催1カ月前:告知準備・クリエイティブ制作
SNS告知素材(画像・動画)制作
店頭ポスター/POP制作
予約フォーム整備
プレスリリース配信(必要に応じて)
▼開催3週間前:告知スタート
SNS・LINE・メルマガ配信開始
店頭/店内告知掲出
常連客へ個別案内
予約受付開始
▼開催2週間前:運営最終設計
役割分担表作成
当日オペレーション確認
食材・備品発注確定
シミュレーション実施
▼開催1週間前:最終集客強化
SNSカウントダウン投稿
空席アナウンス
追加特典の発表
リマインド配信
▼開催当日:体験価値の最大化
写真・動画撮影(SNS二次活用)
来店客とのコミュニケーション強化
次回来店特典配布
フォロー/会員登録促進
▼開催後1週間以内:効果検証・分析
売上・来店数・客単価分析
SNSリーチ/保存数測定
アンケート集計
改善点整理
具体的にはどんなイベントが集客に有効?
最後に、実際に飲食店で行われたイベント事例をご紹介します。アイデアあふれる事例を、自店のイベント開催のヒントにご活用ください。
(1)周年記念イベント
「特別メニュー」「抽選会」など
毎年創業月に、数日間限定の周年記念イベントを開催。公式サイトで開催の告知をしたり、来店客にはイベントのチラシを配布するなどで、予約獲得につなげてみましょう。
(2)お得感があるイベント
「人気メニューが◯◯円オフ」「雨の日はドリンク1杯無料」
お得感のあるイベントは、注文数や集客アップに役立てられます。事前に周辺の競合店が似たイベントを行っていないか、他店のほうが安くないかなどを確認しておきましょう。
(3)飲み放題企画
「期間限定の飲み放題」など
閑散期の売上対策に、スペシャルなドリンクを織り交ぜるなど、通常と異なる飲み放題を企画するのも一案です。
(4)SNSと連動させたイベント
「ハッシュタグイベント」「アカウントフォローでドリンクサービス」
情報拡散に有効。特定のハッシュタグをつけてSNSに投稿することで割引やサービスを提供するイベントは、投稿者のフォロワーや友人はもちろん、SNSで飲食店を探す新規にリーチできる可能性が高いです。
フォロワー数を伸ばしたい場合は「アカウントフォローで特典」を活用しましょう。
(5)体験型のイベント
「じゃんけん」「くじ」「料理教室」など
体験型イベントは店の強みや特色のアピールになり、若い層やインバウンド集客にも効果的。新規を惹きつけられる可能性があるほか、利用客とコミュニケーションをとる機会も増え、その後のリピーター獲得にもつながりやすいです。
「ミセメディア」五感に響く新しい体験型メディア
自治体が首都圏飲食店で実施する食材フェアなど、定期的に行われているプロモーションをチェックしてみましょう。エントリーが叶えば、定期的にイベントを実施することも可能です。
(6)食材やメニューのフェア
「食材フェア」「メニューフェア」など
新メニューの告知や在庫が余りがちな食材・商品を利用する機会になります。春は桜、夏は夏野菜、秋はカボチャ、冬はホットカクテルのように季節と連動したメニューを提供してみましょう。
(7)曜日や時間を限定したイベント
「午後5時までの来店でドリンク1杯無料」「21時以降は◯◯サービス」
立地などの影響から曜日・時間帯によって集客に差が出やすい店は、対策としてハッピーアワーや曜日限定のイベントを活用できます。集客が弱いタイミングにお得感のある内容を提示し、売上アップを図りましょう。
(8)他店や生産者とコラボしたイベント
近隣商店街、周囲の飲食店と連動したイベントは、新たな客層に街全体と店を知ってもらえるチャンスを生むでしょう。生産者や酒蔵とのコラボした特別なイベントなども、店の強みのアピールや顧客の満足度アップに有効です。
(9)スタッフの家族を巻き込んだイベントも
スタッフの家族に感謝を伝えるイベントも、新たなファンを生み出すという意味で効果的です。イベントをきっかけに家族がリピーターになってくれる可能性もありますし、何より普段の感謝をお店から伝える場所になることで、よりお店がスタッフと家族ぐるみで強いきずなを作れる場にもなります。
これまで上げたポイントや注意点、具体的な企画内容などを参考にして、目的・目標に合わせたイベントを開催し、集客や売上の向上に役立てましょう。
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