【消費者調査】「日本ワイン」「ナチュラルワイン」に高い関心

秋冬になると話題にあがることが増える「ワイン」。消費者のワインに対するニーズなどを調査。ワインで人気の味は「フルーティー」で、日本のワインやワイナリーへの関心度が高くなっていることがうかがえる結果になりました。

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家や外食でワインを飲む人の割合は約66%!

秋冬になると話題にあがることが増える「ワイン」。そこで今回は、消費者のワインに対する意識調査を実施しました。家や外食でワインを飲むことがある人の割合は全体の約66%に。また、ワインの種類で人気トップは「赤ワイン」で、味は「フルーティー」に支持が集まりました。また、今後は割烹や寿司店など和業態でワインを楽しみたいと考えている人が多いことや、日本のワインの産地やワイナリーについて知りたいと考えている人が多いことなどがわかりました。

それでは以下より、アンケート結果を詳しく見ていきましょう。

紹介するデータは「ワインの飲用実態とニーズ」(ぐるなび調べ)
回答者  20~69歳の男女 1,500人(男性743人 女性757人)
調査期間 2024年11月8日(金)~11日(月)
※アンケート結果は、「ぐるなびPRO for 飲食店(管理画面)」にログインした後、下記からダウンロードできます(ぐるなび加盟店のみ)。
アンケート結果レポート「ワインの飲用実態とニーズ
※未加盟の場合は、こちらをご覧いただき、お問合せください。

目次
よく飲むワイン1位は「赤ワイン」、味は「フルーティー」が人気
日本のワイン・ワイナリーへの関心度が高い傾向

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よく飲むワイン1位は「赤ワイン」、味は「フルーティー」が人気

図1では、ワインを飲む頻度について尋ねました。上のグラフを見ると、頻度に関係なくワインを飲む人は全体の65.9%。そのうち、「週に2~3回」以上の頻度で飲む人は、全体の1割程度。「年に1~2回」という低頻度の人(15.5%)や、「月に1~2回」程度飲む人(12.1%)も一定数いて、飲む人の中でも頻度はばらついています。

また、下のグラフは「年1回以上ワインを飲む人」が外食でワインを飲むかどうかをまとめたもの。86.8%が外食でも飲むと回答していて、「飲めるときはいつも飲む」が11.6%、「飲まないこともあるが、飲むことのほうが多い」が15.7%、「飲むこともあるが、飲まないことの方が多い」が59.6%で最も回答が多くなりました。

ここからは、「年に1回以上ワインを飲む人」を対象に、ワインの好みや興味を聞いていきます。

図2では、好んで飲むワインの種類を尋ねたもの。「赤ワイン」(65.9%)、「白ワイン」(60.5%)に次いで、「スパークリングワイン」(51.1%)も約半数の人が好んでいることがわかりました。

さらに、ワインの味わいについては、「フルーティーな」(38.3%)が最も好まれ、次いで「辛口」(29.4%)が続きます。ボディ(度数やタンニン、酸味、熟成度合いの違い)については、「フルボディ」(23.7%)が最も好まれていますが、「ライトボディ」(22.1%)や「ミディアムボディ」(20%)との差は大きくありませんでした。

【最新のワイントレンドは?】
飲食店のための“最新ワイントレンド”~「ワイン王国」編集長 村田 惠子 氏インタビュー

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図3では、外食でのワインの価格観・注文することが多いグラスワインの価格帯を尋ねました。外食で「多少高くてもおいしいワインが飲みたい」と考える人(以降、「味・質重視層」)が、59.2%(「どちらかというと」そうである人も含む)と多数派に。一方で、「味は多少妥協してもなるべく価格は抑えたい」という人(以降、「価格重視層」)は40.8%でした。

外食で注文することが多いグラスワイン1杯の価格帯については、「味・質重視層」は、「500~700円未満」「700~900円未満」「900~1100円未満」に分散しており、「価格重視層」は「500~700円未満」に集中する傾向が読み取れます。それぞれの平均を出すと、「味質重視層」が878円、「価格重視層」が691円と、200円近い差がつきました。

日本のワイン・ワイナリーへの関心度が高い傾向

図4では、「ワインを飲むことが多い業態」と「これまで飲んだことがないが、これからワインを飲んでみたい業態」を尋ねました。前者では、「イタリア料理」(60.6%)が突出して高く、次いで「フランス料理」(40.6%)、「ワインバー」(33.5%)、「スペイン料理」(28.1%)と、洋業態が上位を占めました。

一方、後者は、「ワインバー」(16.8%)のあとに「割烹・懐石・小料理」(16.5%)や「寿司」(15.4%)が続き、ワインのイメージがあまりない和業態でも楽しみたいというニーズがあることがわかりました。

図6では、ワインに対する知識の有無と興味度を尋ねました。すると、「ブドウの品種と味の特徴」は「(よく/ある程度)知っている」人が約4割。「海外の産地・ワイナリーと味の特徴」や「日本の産地・ワイナリーと味の特徴」、「赤・白・ロゼ・スパークリング以外のワイン」については「知っている」人が3割前後、「ワインに関する用語」は「知っている」人が2割台半ばとなりました。

一方、どの項目についても「知らないが、知りたい」と考えている人の割合が最も多く、特に、「日本の産地・ワイナリーと味の特徴」については、約6割の人が関心を持っていることがわかりました。

最後に、ワインまたはワインを使った飲み物で、今後(も)飲みたいものを尋ねました。トップは「日本ワイン」(33.8%)で、2位の「ナチュラルワイン」(23.1%)を10ポイントほど上回っています。図5でも触れましたが、ここでも「日本ワイン」への興味・関心が高いことがうかがえる結果となりました。3位以降は「デザートワイン」「ワインを使ったカクテル(甘口)」が僅差の2割台で続いています。

以上、「ワインの飲用実態とニーズ」の調査結果の一部を紹介しました。

本調査では、上記の調査以外に
・ワインを飲む外食シーン
・メニューブック/ワインリストに載せておいてほしい情報

など、消費者のワインニーズに対する詳しいアンケートデータがまとめてあります。下記からダウンロードして、ぜひ顧客ニーズに合ったワイン提供の参考にしてください。

アンケート結果レポート「ワインの飲用実態とニーズ

※「アンケート結果レポート」は、ぐるなび加盟店のみ閲覧・ダウンロード可能です
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