「2軒目探し」のリアルはGoogleマップにあった
年末に近づくにつれ、会社や仲間内での集まりが多くなる忘年会シーズン。1年の労をねぎらう宴は1軒目にとどまらず、2軒目・3軒目…と終わらない宴を楽しむユーザーが増える時期でもあります。
Googleマップの検索キーワードデータによると、2軒目以降のお店探しについて、探す目的となる「2軒目」や「2次会」という直接的なキーワードよりも、「近くの飲食店」や「近くのバー」といったキーワードが、圧倒的な検索ボリュームで推移しています(当社調べ)。
また、「深夜」というキーワードにも一定の検索ボリュームがある為、終電を逃した後や、多くの店が閉まっている時間帯に限られた選択肢の中から「近くの営業中の店」を探す行動が見られるとも言えます。
2軒目以降の需要獲得には、「近くにいて、かつ今開いている」という情報をいかにユーザーに届けるかが鍵なので、予約サイトの対策だけでなく「情報発信」や「マップ上での露出」が不可欠です。
昨今、飲食店を探すユーザーに広くアプローチできるGoogleビジネスプロフィールを活用する飲食店が増加しており、集客効果を上げるため、検索結果の上位表示を狙う対策を講じています。
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そんなGoogleビジネスプロフィールを、ぐるなびの運用代行サービス「Googleビジネスプロフィールまるごとサポート」を通じて効果的に活用した、東京・田町のダーツバー「.1chi」。本記事では、導入の経緯から成果が出るまでの流れを紹介します。
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導入からわずか1〜2カ月で、検索数が1.5倍
2022年10月オープン、JR田町駅から徒歩3分のビル5階に位置するダーツバー「.1chi」は、ダーツやビリヤードを楽しみながら飲食できる空間がコンセプト。
気軽な集まりから2軒目・2次会、最大100人の貸し切りパーティーにも対応し、20人程度まで入れる大型個室の「VIP ROOM」を備える点も強みです。
16時から翌朝5時まで(日・祝日は23時まで)営業しており、30~40代が中心ですが、ビジネス街という場所柄、平日は20~50代前半のビジネス層、週末は近隣の住民やカップル、友人同士のグループが中心と、客層は時間帯や曜日で変化します。
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バーカウンターの棚にはさまざまなボトルが並ぶ -
カクテルの種類も豊富。リクエストにより、オリジナルカクテルも作ってくれる
「.1chi」では、2025年3月にぐるなびの運用代行サービス「Googleビジネスプロフィールまるごとサポート」の導入を決め、4月から運用を開始。情報発信の基盤を整えたところ、導入からわずか1〜2カ月で検索数は1.5倍に伸び、電話問い合わせも増加しました。
.1chi(イチ)
業態:ダーツバー(ダーツ・カラオケ・ビリヤード)
席数:80席 テーブル、カウンター、完全個室(10~20人用)
客単価平均:3,000~4,000円、宴会時は5,500円
客層 30~40代多め、男女比 8:2
アクセス:JR田町駅西口徒歩3分、都営浅草線三田駅徒歩1分
営業時間:月~土曜日・祝前日16:00~翌5:00、日曜日・祝日16:00~23:00
定休日 :無休
https://r.gnavi.co.jp/p771903/
https://party-wedding.gnavi.co.jp/site/2/p771903/
目次
1.「管理が難しい」の課題を、プロの伴走で解決
2.導入早々に効果が!パフォーマンスが大幅に上回る
3.忘年会シーズンに向けて、さらなる周知を図る
4.メリットは、運用を”任せられる安心感”
1.「管理が難しい」の課題を、プロの伴走で解決
「.1chi」では、スタッフにインターネットやSNSに詳しい人材がいませんでした。店長の二村 翼 氏は「Googleビジネスプロフィールには注目していて、力を入れるべきだと考えていましたが、自分たちで管理するのは大変で、ずっと手付かずでした」と振り返ります。
そんな中、Googleビジネスプロフィール運用代行サービス「まるごとサポート」の存在を知ったことをきっかけに、2025年3月に導入を決めました。
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VIP ROOM専用ダーツ。初心者でも仲間と気兼ねなく楽しめる -
メニューの裏表紙でVIP ROOMをPR
「まずはお店の基本情報を整理し、喫煙の可否や駐車場など、記載することで顧客へのアプローチにつながる情報を洗い出して追加しました。そして店舗の目指したい方向性に合わせたカテゴリーを設定しました」と運用担当者。
さらに、訴求したいキーワードを散りばめた紹介文を月2本作成。毎回2〜3案を二村氏に提案し、OKが出た内容を投稿しています。二村氏はこの一連の流れについて、「イメージ通りに、まるっとお任せできています」と語ります。
運用担当者が基本情報を適切に登録し、継続的に店の魅力を伝える投稿を行うことで、Google検索やGoogleマップでの露出を高めています。
2.導入早々に効果が!新規顧客の獲得に成功
Googleビジネスプロフィールまるごとサポートの運用を始めた直後からアクセス数が増加。4月の検索数は開始前の約1.5 倍となり、早くも効果が現れました。「Googleビジネスプロフィールからぐるなびのホームページにリンクを貼っているのですが、ぐるなびを見たという問い合わせ電話が増えました」と二村氏。
従来のリピーターは会社帰りのビジネス層が中心ですが、2軒目を探すグループや20代からの飛び込み問い合わせが増え、新規の客層へのリーチを実感しています。
3.忘年会シーズンに向けて、さらなる周知を図る
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VIP ROOMは、専用ダーツやカラオケを備えた完全プライベート空間 -
ダーツ目的の利用に限らず、幅広い層の団体利用に適している
運用開始から半年が経過し、確かな手応えを感じている「.1chi」では、今後の展開としてダーツ目的のリピーター層だけではない、より幅広い客層への認知拡大を図り、事前予約の獲得に注力していく方針です。
「お客様にとってもメリットが大きい、事前予約ならお得になるコース料金を設定しています。VIPルームやフロア貸し切り、宴会の2軒目などの団体利用でGoogle検索から見つけてもらい、予約につなげる流れを強化したいです」と二村氏。
忘年会シーズンに向け、10月からはGoogleビジネスプロフィールでの投稿を活用し、事前予約受付開始の告知を積極的に行う予定です。
4.メリットは、運用を”任せられる安心感”
「やはり”餅は餅屋”ですね、プロにお任せできる安心感があります」と二村氏はGoogleビジネスプロフィールまるごとサポートのメリットを説明します。
検索やマップで上位に表示され、利用したい層と効果的につながることができる強みを生かして、特に力を入れるのが、VIP ROOMと団体予約の利用促進です。「田町はビジネス街なので、比較的土日の予約獲得が課題だと伺いました。そこで投稿では『土日は狙い目!』などと打ち出すなど、いろいろ試していこうと思います」と運用担当者。
二村氏は「ダーツが好きな方々はすでにリピーターになっていただけているため、それ以外の層への認知拡大に注力していきます。お得さを前面に打ち出し、確実に予約を取り込める体制を整えたいです」と展望を語りました。
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