2017/03/28 特集

近年、消費量も生産量もアップ! 今、鶏肉に注目!

近年、消費が伸びている鶏肉。飲食業界でも焼鳥チェーンの躍進、専門店の増加、ロティサリーチキンの流行など、注目が高まっている。あらためて鶏肉の魅力に迫りながら、3店舗の人気メニューとその秘密を紹介。

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近年消費が堅調に伸びている鶏肉。飲食業界でも、焼鳥チェーンの躍進、専門店の増加、ロティサリーチキンの流行など、様々なシーンで注目が高まっている。あらためて鶏肉の魅力に迫るとともに、3店舗の人気メニューとその秘密を紹介する。

高まる健康志向。鶏肉の魅力とは

今回話を聞いたのは一般社団法人 日本食鳥協会 専務理事
大島 照明氏食鳥業界における生産・流通の改善および消費の普及増進等を図ることにより、畜産の発展と国民の食生活の改善・向上に寄与することを目的に設立された「日本食鳥協会」。ホームページでは、「チキンミュージアム」として、鶏の生産や流通、栄養、保存法などに関する知識を紹介するほか、「チキンレシピ」では様々な鶏料理のレシピが掲載されており、飲食店にも役立つ情報が盛りだくさん。
http://www.j-chicken.jp/

鶏肉の消費の伸びは堅調。背景に高齢化と健康志向

「日本における鶏肉の消費は堅調に伸びています」と語るのは、一般社団法人日本食鳥協会の大島照明氏だ。それは統計を見ても明らかで、日本人1人当たりの鶏肉供給量(供給純食料)は年間2.6kg。豚肉の12.2kgを上回り、牛肉の5.8kgをはるかに超えている(農林水産省「平成27年度食料需給表(概算値)」より)。10年前の供給量は豚肉が12.0kg、牛肉が5.6kgなので微増している程度だが、鶏肉は9.8kgから約3kgの大幅な伸びを遂げたことがわかる。

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