ダッチオーブンでトマトを丸ごと調理! 10年以上愛される異色のチキンライス

東京・中目黒にある「中目黒グリル」で、10年以上愛され続けているのが「太陽のご飯“丸ごとトマトのチキンライス”」。トマトを丸々1個使い、ダッチオーブンで炊き上げるもので、客席で混ぜ合わせる演出も好評だ。

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太陽のご飯“丸ごとトマトのチキンライス”

中目黒グリル(東京・中目黒)

客席で混ぜるライブ感のある提供方法でファンを獲得

 東京・中目黒駅から徒歩5分の場所にある「中目黒グリル」。そこで10年以上愛されているメニューが、トマト1個を丸々使用し、ダッチオーブンで調理する「太陽のご飯“丸ごとトマトのチキンライス”」(1,300円)だ。

ダッチオーブンで炊いた「太陽のご飯“丸ごとトマトのチキンライス”」(1,300円)。中身をくりぬいたトマトの中に鶏ひき肉、鶏モモ肉、オレガノ、グラナパダーノを合わせた具材が詰められている

 「中目黒グリル」はフレンチやイタリアンをベースにした肉料理とワインを提供するレストラン。岩手県産の「吊るし熟成短角牛」を売りに、「黒トリュフとフォアグラ入り 大人の熟成ハンバーグ」(2,800円)や「塊肉の炭火焼き」(時価)などが人気。平日は仕事帰りのビジネス層、休日は近隣に住むファミリーやシニア、中目黒にショッピングで訪れたカップルなど幅広く集客している。

 2009年のオープン当初はダッチオーブンを使ったアウトドア料理をコンセプトとしており、「太陽のご飯“丸ごとトマトのチキンライス”」もそのコンセプトに合わせたメニューの1つとして誕生した。「肉料理の後に食べるシメとして、さっぱりしたご飯ものにしたいと考え、フレッシュトマトを使うことを思い付きました」と代表取締役の長尾研一氏は振り返る。開始当初は濃いめの味付けだったが、これまで4~5回の改良を重ね、現在はより爽やかな味わいに。そして、トマトが丸ごと入ったインパクトのあるビジュアルも受け、女性を中心に人気を獲得。現在もファンが多く、これを求めて来店する常連客もいるという。

スタッフが客席でトマトを崩し、下の白米と混ぜ合わせる。ヘタも一緒に混ぜると、トマトの風味がより感じられるという
米1粒1粒をトマトでコーティングするようなイメージで混ぜ合わせる。トマトの水分により、リゾットのような一品に仕上がる

 トマトの中には鶏ひき肉やモモ肉をベースに、チーズやハーブを合わせた具が詰められており、スタッフが客席に運び、目の前でトマトと米を混ぜ合わせる提供方法も人気の理由の1つ。「一般的なチキンライスとは異なる見た目に驚かれ、その後の混ぜ合わせるパフォーマンスもお客様に喜んでいただいています」と店長の門井浩二氏は話す。またオリーブオイル、パルメザンチーズ、卵黄、岩塩も一緒に提供しており、途中で味を変えて楽しめるのも好評だ。

  • まず1口目はシンプルに、エキストラバージンオリーブオイルと岩塩で味わってもらうよう案内。「さっぱりしておいしい」と好評だ
  • 2口目以降はお好みでパルメザンチーズなどを加えて味の変化を楽しむ。最後は溶いた卵黄をソースのようにかけ、濃厚な味わいに

 「ダッチオーブンはフタを閉じたまま客席に運ぶので、中が分からないドキドキ感があります。そしてフタを開けた瞬間に香りや湯気が一気に広がり、サプライズ感も演出できます」と長尾氏は語る。トマトのチキンライスのほかにも、夏はトウモロコシなど旬の食材を使ったダッチオーブンのご飯ものを提供しており、今後も季節限定のメニューが登場する予定だ。

中目黒グリル(東京・中目黒)
東京都目黒区上目黒2-37-12 コンフォート中目黒101
https://r.gnavi.co.jp/e718200/
2009年のオープン以来、地元住民、会社員、カップルなど幅広い層を集客。カウンター、テーブル席、個室、テラス席の全40席を備え、さまざまな利用シーンに対応している。
店長 門井 浩二 氏
ビストロなどを経て2016年に入社し、2019年に店長に就任。ソムリエ資格を有し、ワインのセレクトや来店客への提案も行う。

※本記事の情報は記事作成時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報はご自身でご確認ください。

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