夏バテ回復メシに関する調査~「うなぎ」「焼肉」が人気。夏バテを感じている人は全体の約6割~

連日の猛暑日で夏バテ気味の人も多いはず。今回は体力回復させたいときに食べる外食=「回復メシ」について、ぐるなび会員にアンケートを実施。スタミナ料理の代名詞ともいえる「うなぎ」「焼肉」が人気を集めた。

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目次
Q1 あなたは現在夏バテをしていますか。
Q2 暑さが厳しい時に食べたいのは、どのような味のものですか。
Q3 夏場に体力を回復したい時に行きたい外食の業態は何ですか。
Q4 気温が何度ぐらいになると回復メシを食べたいと思いますか。
Q5 あなたのおすすめの回復メシとエピソードを教えてください。

 「観測史上最も暑い月」と評された2023年7月。連日の猛暑によって夏バテ気味の人も増えているはず。これからの残暑も厳しくなる可能性を考えると、夏バテで奪われた体力を食事で回復したいというニーズは高まりそうだ。

 今回の調査では、猛暑日続きで奪われた体力を回復したいときに食べる外食=「回復メシ」をテーマにアンケートを実施。現在、夏バテを感じている人は全体の約6割。特に夏バテを実感しているのは40代女性だということがわかった。また、暑さが厳しいときに食べたい料理の味は「さっぱり」「あっさり」が多く、体力を回復したいときに行きたい店は「うなぎ」「焼肉」が上位になった。

 では、以下より「夏バテ回復メシ」に関するアンケート結果を詳しく見ていこう。

【調査概要】
■調査期間:2023年8月4日(金)~6日(日)
■調査方法:Webアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20~60代のぐるなび会員1,000名

 まず、Q1では2023年8月現在、夏バテを感じているかを聞いた。全体を見ると、6割以上の人が「夏バテしている」「やや夏バテ気味」と回答。年代・性別ごとに見ると、「夏バテしている」と回答した人の割合が最も多かったのが40代女性(29%)で、逆に「夏バテしている」と回答した人が最も少なかったのは60代男性(8.9%)で、半数以上が「夏バテをしていない」と答えた。

 次に、暑さが厳しいときに食べたい料理の味(Q2)については、「さっぱり」(60.1%)が最多で、次いで「あっさり」(45.7%)が多かった。男女別に見ると、「酸っぱい」は男性が5位(23.4%)だったのに対し、女性が3位(40.4%)で女性からのニーズが高いことがうかがえた。

 さらに、Q3で夏場に体力回復のために行きたい外食の業態を聞いたところ、スタミナ料理の代名詞といえる「うなぎ」(45.6%)と「焼肉」(44.1%)が上位に。特に「うなぎ」は、年代が高くなるにつれて支持率が高くなる傾向が読み取れる。

 加えて、「回復メシ」が食べたくなる気温(Q4)について聞いたところ、35度が最多(30.3%)で、推定の平均値は33.9度という結果になった。

 最後に、おすすめの「回復メシ」をエピソードとともに尋ねた(Q5)。Q3で上位だった「うなぎ」や「焼肉」で体力を回復したり、酸味のある「冷やし中華」「寿司」のほか、暑い時期にあえて辛い「ホルモン鍋」「激辛カレー」を食べることで暑さを乗り切った経験がうかがえた。

 気象庁の8月~10月の見通し発表では、北日本を除く平均気温は「平年以上」となっていることから、今後も「さっぱり」や「あっさり」とした味の料理を好む傾向や、「うなぎ」「焼肉」などの「回復メシ」の需要が続くかもしれない。

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