【消費者調査】“冷やしメニュー”の合図は30℃。気候変動で6割強の食習慣に変化あり!

食に関するさまざまな情報を調査する「ぐるなびリサーチ部 調査レポート」の最新調査で、“冷やしメニュー”について調査しました。今回の調査では、“冷やしメニュー”が食べたくなる気温のスイッチは「30℃」であること。さらに昨今の気候の変化によって6割以上の回答者に、冷やしメニューを食べ始める時期や期間に変化が生じている、という実態が明らかになりました。

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冷やしメニューの合図は「30℃」。気候変動で6割強の食習慣に変化も

7月上旬に実施した調査では、約59%の方が「週に1回以上冷やしメニューを食べる」と回答しており、2024年よりもその割合が増えています。また、冷やしメニューを食べたくなる理由で「食欲が落ちた時でも食べられる」の回答が約45%と、こちらも2024年より増えていました。

今回の調査では、既に長く続く暑さで食欲が落ちていることを実感して、“冷やしメニュー”を求める人が昨年よりも多く存在した、ということがわかります。

2025年は天気予報で、これまで見たこともない【40℃】の数字も出るほど暑く、その暑さは長引くとも言われており、しばらくは毎日が「冷やしメニュースイッチオン」になるはずです。

冷やしメニューの人気は「冷やし中華」と「そうめん・冷麦」の2トップでしたが、飽きずに楽しく乗り切るために、人気のメニューだけでなく、あらゆる“冷やしメニュー”を試してみるのもよいかもしれません。

さらに「昨今の気候の変化によって冷やしメニューを食べ始める時期や期間が変化している」と回答した人が今回は6割強あり、今後どのように変化するか注目しておく必要がありそうです。

目次
Q1 食べたいと思う冷やしメニューは
Q2 冷やしメニューは好きですか
Q3 最冷やしメニューを食べる頻度
Q4 冷やしメニューが食べたくなる理由
Q5 昨年と比べて冷やしメニューを食べる頻度は
Q6 冷やしメニューが食べたくなる気温は
Q7 冷やしメニューを食べ始める時期や期間


【調査概要】
■調査期間:2025年7月11日(金)~13日(日)
■調査方法:Webアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20~60代のぐるなび会員1,300名

Q1 今年の夏、特に食べたいと思う冷やしメニューはありますか
人気の2大巨頭は「冷やし中華」と「そうめん・冷麦」でしたがその差は僅差。一方、ベスト10に和洋中すべての麺類がランクインしていることから猛暑では、スープやつゆと一緒に食べる「汁気」のあるものが好まれるようです。

Q2 あなたは、冷やしメニューが好きですか
冷やしメニューが好きな人は約9割(88.9%)になっており、30代女性の「好き」が42%と特に高い結果になりました。

Q3 夏になると、どのくらいの頻度で冷やしメニューを食べますか
喫食頻度は「週1~2回」が45.1%と最多となり、週に1回以上が6割弱(58.5%)と昨年の41.7%より増加傾向となりました。


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Q4 冷やしメニューを食べたくなる理由を教えてください
今回の調査は7月上旬に実施しましたが、冷やしメニューを食べたくなる理由で「食欲が落ちた時でも食べられる」を選ぶ方が44.5%と2024年より有意差ありで増えていました。暑さが長く続くことで食欲が落ちていることを実感して、冷やしメニューを求める人が昨年よりも多く存在したということがわかります。

Q5 今年の猛暑で、昨年までと比べて冷やしメニューを食べる頻度に変化はありますか
2024年と比較した喫食頻度の変化は、「増えた」「どちらかといえば増えた」人が全体の3割弱(28.6%)で、「変わらない」が7割弱(68.7%)でした。

Q6 気温が何度以上になると、冷やしメニューを食べたくなりますか
「食べたくなる」気温は30℃が最多で、平均も30℃でした。このことから気温「30℃」が冷やしメニューが食べたくなる明確なスイッチだということになります。

Q7 夏の長期化や猛暑日の増加など、気候の変化によって冷やしメニューを食べ始める時期や期間に変化はありますか
「より早い時期から食べるようになった」「食べる期間は変わらないが、真夏に食べる頻度がより増えた」「より遅い時期まで食べるようになった」と回答し、気候の変化によって冷やしメニューの喫食に変化があったのは6割強(63.2%)。その中でも、「より早い時期から食べるようになった」との回答が最も高く、“冷やしメニュー”の食べ始めが前倒しになっていることが伺えます。

以上、 「冷やしメニューに関する調査」の結果でした。このデータを基に、メニュー開発や“冷やしメニュー”の提供期間などを検討して集客アップにつなげていただければと思います。

【調査結果ポイント】
冷やしメニューの合図は「30℃」。気候変動で6割強の食習慣に変化も…今後の変化にも注目を!
・今夏に食べたい冷やしメニューは、「冷やし中華」が「そうめん・冷麦」を僅差で上回りトップ。
・冷やしメニューが好きな人は約9割で、30代女性は「好き」が4割強と特に高い。
・喫食頻度は「週1~2回」が45%で最多となり、週に1回以上が6割弱と昨年より増加傾向。
・食べたくなる理由は「食欲が落ちたときでも食べられる」が最も高く、次いで「暑い時に身体の中から冷やしたいから」。
・昨年までと比較した喫食頻度の変化は、増えた人が3割弱で、「変わらない」が7割弱。
・食べたくなる気温は「30℃」が最多で、平均も30.0℃。
・気候の変化によって、冷やしメニューの喫食に変化があったのは6割強。

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