今回は2024年の正月の過ごし方について消費者を対象にアンケートを実施。正月に「おせちを食べる」と回答した人は6割でした。また、外出予定では「初詣」が半数以上で最も高く、次いで「初売り、ショッピング」「外食」「帰省」という回答が多かったです。
正月の外食については、「寿司」「和食」「焼肉」に行きたいという声が多く、店選びの重視点は「家族で利用しやすいお店」が5割強で最も高い結果になりました。また、外食の際の平均予算は5,622円で、50～60代は7,000円弱でした。
では、詳しいアンケート結果を見ていきましょう。
目次
・Q1 正月の三が日に外出の予定はありますか。
・Q2 正月に「おせち」料理を食べますか。
・Q3 正月の外出予定を教えてください。
・Q4 正月に行こうと思う外食の業態を教えてください。
・Q5 正月の外食で、お店を選ぶ際にどのような点を重視しますか。
・Q6 正月中の外食にかける予算は、どのくらいを予定していますか。
・Q7 正月に食べ過ぎて「正月太り」をしてしまうことはありますか。
・Q8. 正月太りの解消法を教えてください。
■調査期間：2023年12月8日（金）～10日（日）
■調査方法：Webアンケート
■調査対象：全国
■回答者 ：20～60代のぐるなび会員1,000名
まず、Q1では、2024年の正月（三が日）に外出の予定があるかを聞きました。その結果、「毎日外出をする」（12.7％）、「外出する日もあるが、自宅で過ごす日もある」（46.8％）を合わせて、約6割の人が外出を予定していることがわかりました。
次は、「おせち」についての質問（Q2）。6割以上の人がおせちを「食べる」と回答しました。
続いて、Q3では正月の外出の目的を聞きました。全体では「初詣」（55.5％）、「初売り、ショッピング」（34.6％）、「外食」（33.6％）がトップ3に。男女別に見ると、男性は「帰省」（30.1％）と回答した人が3番目に多く、「初売り、ショッピング」（28.7％）は4位でした。一方で女性は、「初売り、ショッピング」（39.9％）と回答した人の割合が男性より11.2ポイントも高く、男女で外出時の目的の違いが明らかになりました。
また、正月の外出時に行きたい飲食店の業態（Q4）について聞くと、全体で「寿司」（46.5％）、「和食」（33.5％）、「焼肉」（26.5％）がトップ3になりました。寿司や焼肉といった業態に人気が集まるのは、外食ならではの特別感やごちそう感を楽しめることと関係しているかもしれません。
Q5では、正月の飲食店選びで重視するポイントについて調査。全ての世代で「家族で利用しやすいお店」がトップで、正月はファミリーで外食に行く人が多いと言えそうです。
では、正月の外食時の予算（Q6）はどうでしょうか。全体の平均値は5,622円で、年代別に見ると50代が6,745円、60代は6,902円で、ほかの年代と比べても2,000円ほど高い結果になりました。
とかく食べ過ぎになりがちな正月で、「正月太り」をしてしまうことがあるか（Q7）を聞くと、全体で3割の人が「よくある」と回答。男女別で見ると、女性の方が「よくある」と回答した人の割合が9.6ポイント高く、より女性の方が「正月の食べすぎ」を実感しているようです。
最後に、「正月太り」の解消法（Q8）を聞くと、マラソンやゴルフ、ダンスなど体を動かすという意見や、飲酒を控えたり野菜の摂取を増やすという意見が。中には、正月休みが明けると「自然と元に戻る」とうらやましい方もいらっしゃいました。
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