100年後の未来は「人間が介在すること」が超高級な付加価値に
国民食の変容については、いずれも過半数が100年後も「今とほぼ同じ形」を予想する結果となりましたが、「ラーメン」と「ハンバーグ・ハンバーガー」は4割強が「変化・進化した形」と予想しており、料理によって100年後に予想するスタイルに違いがあるようです。
その他、食材や飲食店のありようについて、昨今の資源不足への危機感や飲食店の人手不足と、それによる効率化が進んだ未来が反映されたような結果がみられました。
では、調査結果を見ていきましょう。
目次
・Q1 「週に1回以上食べても飽きない」国民食
・Q2 その国民食は100年後も食べられている
・Q3 100年後には食べられなくなっている「食材」
・Q4 100年後に日本で「当たり前の食材」
・Q5 100年後に残っていてほしい外食文化
・Q6 100年後の飲食店はどうなっている
・Q7 100年後、人類は「食事」を何のため
・Q8 未来の「おふくろの味」はどのようなもの
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■調査期間:2026年1月28日(水)~29日(木)
■調査方法:Webアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20~60代のぐるなび会員1,300名
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Q1.あなたが「週に1回以上食べても飽きない」と思う、現代の国民食は何ですか
(%)
現代の国民食TOP3は「寿司」(52.2%)「うどん・そば」(50.0%)「ラーメン」(46.6%)。中でも「ラーメン」は女性と20pt以上の差をつけて男性の1位(57.4%)と圧倒的に支持されました。
Q2.前問で挙げた料理は、100年後も食べられていると思いますか
(%)(n=1300)※単一回答
100年後の姿について、「ラーメン」や「ハンバーグ、ハンバーガー」は4割強が「今とはかなり変わった形で食べられている」と予想。対照的に「うどん・そば」「カレーライス」は7割以上が「今とほぼ変わらない」と回答し、料理によって未来の進化の予測に差が出る結果となりました。
Q3. 地球環境の変化などで、100年後には「食べられなくなっている(または超高級品になっている)」と思う食材はありますか
(%)(n=1300)※複数回答、上位10項目を抜粋
深刻な資源不足への懸念から、100年後に食べられなくなっていると思う食材は、1位「ウナギ」(48.2%)、2位「クジラ」(47.1%)、3位「本マグロ」(39.0%)と、水産資源が上位を独占しました。
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Q4.100年後の日本では、以下のものが「当たり前の食材」になっていると思いますか
(%)(n=1300)※単一回答
100年後に当たり前になっていると思うものは、「代替シーフード」(69.2%)「完全栄養食」(65.2%)「培養肉」(62.2%)がいずれも6割を超え、最新技術による代替食品の普及が不可避であると捉えられています。
Q5. 100年後にも残っていてほしいと思う外食文化はありますか。
(%)(n=1300)※複数回答
100年後も残ってほしい外食文化は「旬の食材、盛り付け」(58.8%)が6割弱で最多となりました。次いで「大衆文化(49.2%)」「職人による技術(47.4%)」が続き、人間の感性や技に根ざした情緒的価値の継承が望まれていることが分かりました。
Q6. 100年後の飲食店はどうなっていると思いますか
(%)(n=1300)※単一回答
飲食店の形態は、「調理も接客も全てロボット」(30.8%)と効率化が進む一方で、「人間が作る・運ぶことが超高級な付加価値」(25.5%)と、人の手によるサービスが「贅沢品」に変わると予想されています。
Q7. 100年後、人類は「食事」を何のためにしていると思いますか。あなたのお考えに最も近いと思う物をお選びください
(%)(n=1300)※単一回答
100年後の「食事」については、「健康維持」や「栄養補給」の側面と「娯楽」や「コミュニケーション」といった側面の回答に分かれました。
Q8.未来の「おふくろの味」はどのようなものになっていると思いますか
※自由回答
今回の調査からは、「環境の変化」「テクノロジーの進化」などにより、外食を含む食生活へ影響が出ることは予感しつつも、「今好きなものは、残っていてほしい」という思いが伝わってくる結果となりました。
100年後、食卓の形や中身が変化するとしても、食を通じて得られる喜びや感動を、次の100年も変わらぬ価値として守り抜き、さらに豊かなものへと育てていくーーぐるなびは、そんな普遍的な価値を次世代へ繋ぐ存在であり続けたいと考えます。
以上、「100年後の食」に関する調査の結果でした。
環境の変化、テクノロジーの進化などにより、外食を含む食生活へ影響が出ることは予感しつつも、「今好きなものは、残っていてほしい」という思い
2.100年後に食べられなくなっていると思う食材は水産資源が上位を独占。一方で、100年後の新常識として「代替シーフード」「完全栄養食」「培養肉」がいずれも6割を超える。
3.残したい外食文化の1位は「旬の食材、盛り付け(59%)」。次いで「大衆文化(49%)」「職人による技術(47%)」が続き、効率化が進む未来だからこそ、人間の感性や技に根ざした情緒的価値の継承が望まれている。
4.飲食店の形態は、31%が「調理も接客も全てロボット」と効率化を予測する一方、26%が「人間が作ること自体が超高級な付加価値になる」と回答。
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