インバウンド獲得500万人を目指す北海道で、「食」が担う役割を学ぶ
訪日外国人観光客への「おもてなし」日本一に挑戦!北海道・札幌市・ぐるなび共催による「インバウンド対策セミナー」開催
インバウンド獲得に向け“オール北海道”で対策を
1月26日、赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)にて、北海道・札幌市・ぐるなび共催による「インバウンド対策セミナー」が開催された。本セミナーは、株式会社ぐるなびが北海道、札幌市とそれぞれ締結した連携協定を受けて行われたもの。飲食店関係者のほか、自治体、宿泊施設関係者ら130名以上が集まった。
会場には北海道副知事の辻 泰弘氏も駆けつけ、「北海道では、道内を訪れる外国人観光客を、2020年度を目途に500万人に増やす目標を立てており、官民一体で取り組んでいく。本セミナーが、飲食店のインバウンド対策を促進してくれるものと期待しています」と挨拶した。
セミナーでは、明日の日本を支える観光ビジョン構想会議(首相官邸)委員の石井 至氏が、各国の人々の特徴に合わせたマーケティングの重要性を強調した上で、飲食店に求められる対策として、Wi-Fiの整備や外国語メニューの準備、海外から予約できるシステムの活用などを挙げた。
続いてぐるなび代表取締役社長の久保 征一郎が、「ぐるなび外国語版」のメリットと使い方を、実際の画面を示して紹介。最後にチムニー株式会社北海道事業部長の原田大輔氏が、自社のインバウンド対策を紹介。「ぐるなび外国語版」の活用、イベント開催などが外国人集客力向上につながったと話した。