広島県とぐるなびが「食と観光を通じた連携協定」を締結。「カンパイ! 広島県」と銘打った特設Webサイトも開設
「ぐるなび外国語版」の多言語変換機能にも注目集まる
広島県と株式会社ぐるなびは2月7日、「食と観光を通じた連携協定」を締結。同日、広島県庁で締結式が行われた。ぐるなびは「世界に誇れる日本の食文化を守り育てる。そのために食材をも守り育てる」という経営理念のもと、国内の自治体と協定を結び、自社のサービスやノウハウを総合的に提供している。観光や食文化振興への貢献を目的に締結された連携協定は、今回で15例目。本協定に基づき、今後は外国人観光客受け入れ環境の向上や情報発信、県産食材のブランディング、消費者への県産食材のアピールなどで協力していく。
締結式で広島県知事の湯﨑英彦氏は、県を訪れる外国人観光客数が年々増加しており、直近のデータでは4年連続で過去最高を更新しているとしたうえで「まだ伸びる余地はある。ぐるなびとの連携で海外のお客様へのおもてなしを向上させ、広島をもっとエンジョイしていただき、リピーターを増やしたい」と期待を込めた。また、株式会社ぐるなび代表取締役会長・創業者・CEOの滝久雄は「広島は世界的にも知名度が高く、知ればまた来たくなる地域と言われている。世界からさらに多くの観光客に来ていただくために、ぐるなびが応援できれば」とコメントした。
締結式終了後には、食と観光の情報を発信する「広島県・ぐるなび・ぐるたび」の特設Webサイトがオープン。今年3月には、外国人観光客向けの飲食店マップの配布なども予定している。
ぐるなびでは、今後も様々な自治体、団体との連携を強化し、食と観光を通した地域活性化に取り組んでいく。