湯河原町とぐるなびがパートナーシップ協定を締結

神奈川県湯河原町と株式会社ぐるなびは、4月16日、「湯河原町・株式会社ぐるなびパートナーシップ協定」を締結。外国人観光客の誘致強化や観光、食文化振興など、地域活性化を協同して進めていく。

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長期滞在型の外国人観光客の誘致など、地域活性化を目指す

神奈川県湯河原町とぐるなびが「パートナーシップ協定」を締結。「ぐるたび」など様々なサイトを活用し、食や観光の情報を発信!

調印式で堅く握手を交わした湯河原町長・冨田幸宏氏(左)と、株式会社ぐるなび代表取締役会長CEO・創業者の滝久雄

外国人観光客の誘致を強化。年間で15万人を目指す

神奈川県湯河原町と株式会社ぐるなびは、4月16日、「湯河原町・株式会社ぐるなびパートナーシップ協定」を締結。同日、湯河原町の「フォレストリゾート 湯河原温泉 ホテル城山」にて調印式が行われた。ぐるなびは、「世界に誇れる日本の食文化を守り育てる」という企業使命のもと、これまでに国内の15の自治体・団体と協定を結び、自社のサービスやノウハウを総合的に提供。神奈川県の市町村との協定は、川崎市、横浜市に次いで3例目となる。本協定に基づき、外国人観光客の誘致強化を中心に、観光振興、食文化振興などの分野で、湯河原町の観光資源とぐるなびのサービスやノウハウを活用した包括的な取り組みを行い、地域活性化を進めていく。

調印式で、湯河原町長の冨田幸宏氏は、「湯河原町には食や温泉などの観光資源がある一方で、情報発信力が足りなかった。ぐるなびの力を借りて、欧米やアジアなどの外国人観光客を増やし、2020年までに年間で15万人の誘致を実現したい」と期待を込めた。

一方、株式会社ぐるなび代表取締役会長CEO・創業者の滝久雄は、「湯河原町の特色はもちろん、熱海市や箱根町など周辺の観光地の情報と連動させることも観光客誘致には重要」とコメント。また、ぐるなびが運営する食や観光のご当地情報サイト「ぐるたび」に掲載されている湯河原町の記事も紹介。「地元に詳しいキュレーターなどが知る“生きた情報”を継続的に発信することが、観光客誘致につながると考えている。今後は、湯河原町の魅力をまとめた動画を作るなどして、より発信力を高めたい」と、展望を語った。

湯河原町長
冨田 幸宏氏「ぐるなびと力を合わせることで、町の特色である豊かな自然や上質な温泉、純和風の旅館でのおもてなしなどを、強く発信できると期待している」
株式会社ぐるなび
代表取締役会長CEO・創業者
滝 久雄「複数の都市を回る長期滞在型の外国人富裕層に向けて、湯河原町だけでなく熱海市や箱根町を含むドライブコースの情報発信なども行いたい」
ぐるなびが運営する、地元密着型の地域情報発信サイト「ぐるたび」(上)では、湯河原の温泉やレストラン、話題のスイーツなどを紹介する記事を掲載