2019年の「トレンド鍋®」は「発酵鍋」に決定!食の専門家らがオリジナル鍋のレシピや健康効果を紹介

「2019年『トレンド鍋®』記者発表会」が開催され、「発酵鍋」が「トレンド鍋」に決定! 管理栄養士の柴田真希氏が考案した発酵鍋が紹介されたほか、トークセッションも行われ、その魅力をアピールした。

URLコピー

トークセッションも行い、発酵の魅力をアピール

 9月4日、外苑前アイランドスタジオ(東京・神宮前)にて「2019年『トレンド鍋®』記者発表会」が開催された。ぐるなびでは2009年から、食のトレンドや世相を踏まえつつ、ぐるなびのビッグデータや会員へのアンケート調査などを基に、その年に流行する鍋を予測して発表。今年は、「台湾鍋」「チーズ鍋」「発酵鍋」「ひつじ鍋」の4つをノミネートし、その中から「発酵鍋」を「トレンド鍋」に決定した。

 主な選出理由は、発酵食品への注目度の高まりだ。近年の健康志向を受け、旨みと香りが豊かな発酵食品を使った料理を提供する飲食店が増加。ヨーグルトや塩糀(しおこうじ)など、発酵食品を自家製する人も増え、人気を集めている。また、発酵食品の代表格である納豆の市場規模やチーズの消費量も年々拡大傾向に。ぐるなびのビッグデータを活用して食トレンドを分析する「ぐるなびデータライブラリ」によると、「発酵」の検索頻度はここ2年で4.5倍となっており、関心の高さが伺える。

 記者発表会では、管理栄養士の株式会社エミッシュ代表取締役・柴田真希氏が登壇し、自ら考案した3つの発酵鍋を紹介した。納豆と味噌をふんだんに加えた「腸活!発酵ねばねば鍋」、クリームチーズを具材の上に乗せたビジュアルがインパクト大の「菌活!たっぷりきのこのチーズ鍋」、定番のしゃぶしゃぶを甘酒でアレンジした「美活!甘酒しゃぶしゃぶ ヨーグルト味噌だれ・梅だれ」のレシピを解説し、「発酵鍋は免疫力アップにつながるので、寒くなるこれからの季節におすすめのメニューです」と語った。

 続いて、発酵ライフ推進協会代表の是友麻希氏と、株式会社ぐるなびエディトリアルプロデューサー・松尾大のトークセッションが行われた。和食と発酵料理の店「にっぽんのひとさら」(東京・有楽町)の女将でもある是友氏は、「発酵とは、おいしい・健康にいい・美肌など、人間によい影響を与えるもの。発酵食品に含まれる菌は、腸内の活性化に役立つので、発酵鍋はぜひ最後の一滴までおいしく食べてほしいです」と述べた。会場には多くのマスコミがつめかけ、冬に向けて「発酵鍋」に注目が集まりそうだ。

レシピ監修
管理栄養士 柴田 真希 氏

3つのオリジナル発酵鍋のレシピを紹介する柴田氏。「発酵食品には様々な種類がある。自由にアレンジして楽しんでほしい」と語った
柴田氏考案の「菌活!たっぷりきのこのチーズ鍋」(写真左)、「美活!甘酒しゃぶしゃぶ ヨーグルト味噌だれ・梅だれ」(同右)、「腸活!発酵ねばねば鍋」(同上)。チーズ鍋のシメに卵や砂糖を加えてプリンにするなど、ユニークなアレンジも披露
是友氏と松尾のトークセッションの様子。「発酵は長い時間をかけて旨みと味の深みを生み出すので、誰でも簡単においしく調理できるのも利点」など、発酵鍋のよさを語り合った

飲食店向けに「発酵鍋グランプリ」を開催! エントリーの締め切りは10月31日(木)17時まで

 2019年の「トレンド鍋」の決定を受け、ぐるなびでは飲食店向けに「発酵鍋グランプリ」を開催する。鍋の具材や付けダレに鰹節や納豆、チーズ、ヨーグルト、味噌、キムチなどの発酵食材を使った鍋を募集し、全国No.1の発酵鍋を消費者の投票と審査員による審査で決定。グランプリには、賞金30万円を進呈する。そのほか、部門賞も多数用意している。 エントリー方法は、「発酵鍋グランプリ」のHPから発酵鍋の画像をアップロードするとともに、使用食材やこだわりなどを記入。締め切りは、10月31日(木)17時。HPで募集要項を確認いただき、ぜひふるってご参加を!

「発酵鍋グランプリ」の詳しい情報はこちら
https://pr.gnavi.co.jp/promo/trendnabegp/2019/entry/