SNS運用やDX導入など最新情報を交換。和やかな交流の場に
2022年9月15日(木)、東京ミッドタウン日比谷(東京・有楽町)にて「外食交流会2022」(ぐるなび主催・2部制)が開催された。飲食企業の営業、マーケティング、情報システムDX部門の担当者らが参加し、店舗運営の課題やDX導入・活用などについて率直な意見交換を行った。
第1部では、最初に株式会社ぐるなび常務執行役員の田村敏郎があいさつ。「同業他社間で付加価値の高い情報交換ができる場を提供しようと本日の開催に至りました。ぐるなびでは2022年3月以降、ネット予約件数が徐々に回復。コロナ以前の2019年とほぼ並ぶ水準になり、CVR(予約転換率)も+80~100%まで伸びています。楽天との連携を生かした集客や、モバイルオーダー『ぐるなびFineOrder』による作業効率の向上などにも期待いただきたいです」と語った。
続いて、同じく常務執行役員の今村俊一がぐるなびの新規事業について説明。「商業施設と組んで飲食店フロアをプロデュースする店舗開発事業を進めています。飲食店に対しては初期費用の圧縮とランニング固定費の軽減、および当社のノウハウを提供して経営をサポートしている。店舗開発事業を通してさまざまなデータを集約・分析し、全国の施設や街、地域のにぎわいを創出したいと考えています」と展望を述べた。
次に、参加企業による自社紹介が行われた。それぞれ、自社の事業内容やコロナ禍での状況を報告するほか、「逆風が強い中で、外食産業が盛り上がるような有意義な情報交換をしたい」という交流会への期待や、「自社の力だけではアイデアやノウハウの蓄積にも限界がある。オープンイノベーションで外食産業の底上げを図りたい」といった意気込みの声も多く上がった。
続く第2部では懇親会が開かれた。乾杯の後の相互質問会では、忌憚のないさまざまな質問が寄せられた。「がブリチキン。」などを展開する株式会社ブルームダイニングサービスに対しては「バル酒場以外に強化していきたい運営形態は?」との質問が寄せられ、「今はフードコートをメインに展開して集客できているが、固定費が高いため収益構造を見直す必要があると感じている」という回答があった。
また、「原価ビストロBAN!」を展開する株式会社BANへ「TikTokを運用されているが、どのような効果があるか」という質問が寄せられ、同社からは「若年層へのブランディングと採用の2軸で運用しているが、Z世代は採用情報をSNS経由でチェックしているようだ。投稿を通じて1カ月で80件の問い合わせがあり、30名の採用につながった」という回答があった。
さらに、「甲羅本店」「赤から」などを展開する株式会社甲羅は「POSレジやモバイルオーダーについて、導入状況や意向を教えてほしい」との質問を参加企業に投げかけた。これに対して参加企業からは、「従業員とお客様双方のストレスがなくなり、今ではモバイルオーダーがないと回らない店もある」「『ぐるなびFineOrder』を導入するため、手書きによるオーダーミスの改善を期待している」などの回答があった。
以降、各社とも軽食を楽しみながら名刺交換や情報交換を行った。最後に、ぐるなび代表取締役社長の杉原章郎から「今後も皆様のお役に立てるような機会を提供していきたい」とのあいさつがあり、盛況の中で交流会は幕を閉じた。
当日の参加企業は、以下(順不同)。
- 株式会社大庄
- チムニー株式会社
- 株式会社オーイズミフーズ
- 株式会社ヴィア・ホールディングス
- 株式会社ヨシックスフーズ
- 株式会社ヨシックスホールディングス
- 株式会社TBIホールディングス
- 株式会社甲羅
- 株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングス
- 株式会社ワイズテーブルコーポレーション
- GOSSO株式会社
- ワタミ株式会社
- SFPホールディングス株式会社
- 株式会社ダイナックホールディングス
- 株式会社第一興商
- 株式会社WDI JAPAN
- 株式会社BAN
- 株式会社エー・ピーホールディングス
- 株式会社コロワイド
- 株式会社ブルームダイニングサービス
- ジローレストランシステム株式会社
- ホリイフードサービス株式会社
- GYRO HOLDINGS株式会社
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