更新日:2023.12.17
2023年「今年の一皿®」 発表!
株式会社ぐるなび総研が毎年発表している「今年の一皿®」。日本の食文化を人々の共通の遺産として記録に残し、保護・継承することを目的としており、今年で10回目を迎えました。
2023年「今年の一皿®」に選ばれたのは「ご馳走おにぎり」です。
選定理由は、「ふんだんに乗せた具材が食欲をそそり、見た目が華やかで話題になった」「豊富な具材から選べる楽しみと飲食店で握りたてを味わうスタイルが消費者に受け、ご馳走へと進化した」「おにぎりの消費支出額が増加傾向にあり、専門店の新規開業が相次いで中・外食の精米消費を後押しした」などです。国内に限らず海外でも注目されており、おにぎりの可能性が高く評価されました。
選考は飲食店情報サイト「楽天ぐるなび」の加盟店舗約42,000店が発信する一次情報と、約2,500万人のぐるなび会員、 月間約3,800万人のユニークユーザーの閲覧履歴や行動履歴などを分析したビッグデータから、一定の条件を満たす40のキーワードを抽出。その後、全国のぐるなび会員に実施したアンケート調査で上位30ワードに絞り、メディア関係者の審査を経て最終的に4ワードを選出したうえで、「今年の一皿®」実行委員会で決定されました。ポイントは ①その年に流行、または話題になった ②その年の社会の動きと関係が深く世相を反映している ③食文化の記録として 後世に受け継ぐ価値がある、の3点です。
『米粉グルメ』『陸上養殖魚』『ホタテ』が最終ノミネートに残る
ノミネートされた他の3ワードは『米粉グルメ』『陸上養殖魚』『ホタテ』で、その中から、準大賞に『米粉グルメ』、食のポシビリティ賞に『陸上養殖魚』が選出されました。
記者発表会とトークセッション
2023年「今年の一皿®」発表後、「ご馳走おにぎり」に関するトークセッションが行われました。(写真左から、一般社団法人おにぎり協会 代表理事の中村 祐介氏、生活史研究家の阿古 真理氏、2023年『今年の一皿®』コラボメニュー考案者の萩原 早也佳氏)
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12月期間限定で実施。「今年の一皿®」×小虎小路コラボメニューフェア
「今年の一皿®」 10周年を記念して、居酒屋甲子園参加店舗を中心に12店舗が軒を連ねる横丁「小虎小路(ことらこみち)」(東京都港区)とコラボレーションし、2023年12月4日(月)~12月16日(土)の期間限定で『「今年の一皿®」×小虎小路コラボメニューフェア』を開催しました。
「今年の一皿®」公式Instagram
「小虎小路」内の飲食店8店舗が参加し、各店舗が2023年を含む歴代に発表された「今年の一皿®」の食材や料理を使用した「限定コラボメニュー」を提供しました。
歴代の「今年の一皿®」
2023年「ご馳走おにぎり」、2022年「冷凍グルメ」、2021年「アルコールテイスト飲料」、2020年「テイクアウトグルメ」、2019年「タピオカ」、2018年「鯖」、2017年「鶏むね肉料理」、2016年「パクチー料理」、2015年「おにぎらず」、2014年「ジビエ料理」
https://kotora.info/
コラボ期間(終了):2023年12月4日(月)~12月16日(土)
場所:小虎小路内飲食店(8店舗)
東京都港区虎ノ門1-16-4 B1
地下鉄銀座線虎ノ門駅B5出口から徒歩3分
地下鉄日比谷線虎ノ門ヒルズ駅B4出口から徒歩4分