2025/12/22 特集

【注目の飲食FC】「大衆酒泉テルマエ」体験型で集客できる”安定経営実現”モデル

飲食FCブランドの中から、”蛇口からお酒飲み放題”というユニークな発想で市場を切り拓く「ひねり蛇口ハイ 大衆酒泉テルマエ」を紹介。銭湯エンタメと居酒屋を融合させた強烈なインパクトとエンタメ性で話題を呼び、現在は全国へと出店エリアを拡大。早期投資回収が見込める収益モデルを武器に、フランチャイズ展開を加速させている。

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注目の飲食FC

飲食店経営者にとって、自社ブランドを展開するだけでなく、勢いのあるFC(フランチャイズ)に加盟するのも経営規模を拡大するための戦略の一つ。とはいえ、マーケットには多種多様なFCブランドが存在し、どのブランドを選べばいいのか悩んでいる経営者も少なくないはず。

そこで、飲食店のFCブランドの中から、注目の業態をシリーズで紹介。今回は、銭湯コンセプトのエンタメ系大衆居酒屋「ひねり蛇口ハイ 大衆酒泉テルマエ」(株式会社BIRCH)にフォーカス。FC事業部・要海(ようかい)哲志 氏に伺った情報から、ブランドの特徴や加盟メリット、どういう加盟店を求めているか、どういう立地や物件で強みを発揮する業態なのかを紹介する。

【ほかの注目飲食FCはこちら】
「焼肉とごはんの奇跡」(株式会社PPPJ)
「わらび餅専門店 門藤」(株式会社カドフジ)
「PARFAIT BAR &VIGO」(株式会社CARTON)
「スパゲッティ―のパンチョ」(株式会社パンチョ)
「餃子・小籠包 福包酒場」(株式会社Global Ocean)

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「ひねり蛇口ハイ 大衆酒泉テルマエ」(株式会社BIRCH)

目次
「ひねり蛇口ハイ 大衆酒泉テルマエ」フランチャイズパッケージ
ここがすごい!ブランドの強み・競合優位性
FC加盟店に求めること
今後のブランド展開の展望

【加盟に関するお問い合わせ】
「ひねり蛇口ハイ 大衆酒泉テルマエ」フランチャイズオーナー募集

冒険家・商売人の「テルマエ隊長」が全国で”酒が沸き上がる泉”を発見していくという、ユニークなブランドシナリオ(画像提供:株式会社BIRCH)

銭湯エンタメ×居酒屋。新感覚の楽しさで差別化!

「ひねり蛇口ハイ 大衆酒泉テルマエ」は、株式会社BIRCHが展開する、銭湯エンタメと居酒屋を融合させた体験型飲食ブランドだ。2021年、名古屋駅前に1号店となる「大衆酒泉テルマエ 名古屋駅前泉」をオープン。2022年には埼玉・所沢に出店し、東海から関東へ、そして北海道など全国にエリアを広げている。

銭湯×居酒屋のユニークな空間。内装デザインは店舗によってさまざま(画像提供:株式会社BIRCH)

最大の特徴は、“蛇口からお酒が沸き出る”遊び心あふれる世界観と、客単価約2,500円という価格帯でも利益を確保できる仕組みを両立している点にある。飲み放題は1時間398円~とリーズナブルで、SNS映えする空間と相まって、特に学生や20代ビジネス層のリピーター集客を実現している。

ドリンク体験だけで終わらせない、稼げる料理の設計力

低価格で追加注文を促しやすいメニュー設計。人気のラインナップは「テルマエ串」(1本77円)、「カリカリちび小籠包」(77円)、「馬トロ!生ハンバーグ」(1,045円)、「地獄 温泉麻婆豆腐」(732円)、「たくちゃんの唐揚げ(4個)」(528円)。ドリンクは蛇口から注ぐセルフサービスで、飲み放題1時間398円から(画像提供:株式会社BIRCH)

商品は、“蛇口からお酒”という強烈なドリンク体験が注目されがちだが、リピートと売上を支えているのは料理の設計力だ。低単価ながら満足感が高く、追加注文を促しやすいメニュー構成が、飲み放題主体の業態でも利益を生み出している。

なかでも人気の看板メニューは、1本77円で気軽に注文できる「テルマエ串」。揚げ物では「カリカリちび小籠包」や「たくちゃんの唐揚げ」が定番として支持されている。また、「馬トロ生ハンバーグ」や「地獄 温泉麻婆豆腐」など、少し変化球となるメニューもラインナップ。こうした料理は写真や動画を撮りたくなるビジュアルで、SNS投稿のきっかけにもなりやすく、体験型ブランドとしての印象をより強めている。

【店舗一例】
ひねり蛇口ハイ 大衆酒泉テルマエ 所沢泉
ひねり蛇口ハイ 大衆酒泉テルマエ 大宮泉
ひねり蛇口ハイ 大衆酒泉テルマエ 池袋西口泉
ひねり蛇口ハイ 大衆酒泉テルマエ 千葉駅前泉 

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ここがすごい!ブランドの強み・競合優位性

1.高い収益性と早期投資回収モデル

原価率・人件費率を抑えた収益構造が大きな特長。居酒屋が集積する一等地においても安定した経営を可能にしており、直営店では最短3.5カ月での投資回収実績もある。

2.DX化によるセルフ注文システムの導入

注文は来店客自身のスマートフォンから行う仕組みを採用。オーダー対応や会計業務の工数を削減でき、スタッフ・顧客双方にとって快適なオペレーションを実現している。加えて、LINE公式アカウントへの自動追加により、再来店や次回予約につなげやすい設計だ。

3.体験型エンタメ空間が人件費削減にも寄与

お客様自身が蛇口からお酒を注ぎ、楽しみながら酒を作るセルフスタイルは、スタッフによる提供オペレーションを簡略化しつつ、無数の組み合わせを体験できるエンタメ性を両立している。

4.簡易的で再現性の高いオペレーション

運営オペレーションはシンプルに設計されており、アルバイトスタッフでも短期間で習得可能。レシピや作業工程を簡素化することで、採用後の教育負担を軽減し、スタッフの定着率向上にもつなげている。人材確保が課題となる外食業界において、安定運営を支える要素の一つだ。

5.職人不要で調理工数を大幅削減

専門的な調理技術を必要としないメニュー構成と、最短2週間で習得可能な研修カリキュラムを整備。職人依存から脱却した運営モデルにより、調理工数を大幅削減と、人材育成の簡素化を実現している点も、フランチャイズとしての強みだ。

FC加盟店に求めること

ブランド「ひねり蛇口ハイ 大衆酒泉テルマエ」は、全国を対象に幅広くフランチャイズ加盟店を募集している。その中でも、複数店舗の運営を視野に入れたオーナーを歓迎する方針だという。

出店立地は駅周辺や繁華街が向いており、路面店だけでなく空中階・地中階での出店も可能。SNSを通じた目的来店が多い業態のため、視認性に左右されにくく、実際に全体の約7割が空中階・地中階で成功実績を上げている。駅周辺や繁華街といった人流のあるエリアで、次の一手を考えるオーナーに適したフランチャイズモデルだ。

今後のブランド展開の展望

現在、全国各地で“発掘”された酒泉は20カ所(直営18店舗、FC2店舗/2026年1月時点)。今後はフランチャイズ展開を軸に出店を進め、上限として定める121店舗体制を3年後の2029年までに達成する意向だ。

【加盟に関するお問い合わせ】
「ひねり蛇口ハイ 大衆酒泉テルマエ」フランチャイズオーナー募集

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