職場の宴会・接待は回復傾向。家族の外食は近年増加中
DATA4と5は、仕事関連の外食シーンについて聞いた結果。忘年会や歓送迎会など職場の宴会が「よくある」と答えた割合は、2010年に最大値(18.2%)を記録した翌2011年、東日本大震災の影響などもあって下落した(DATA4)。その後も横ばい、もしくは下降傾向が続いたが、2016年に10.9%と底を打ってからは2017年、2018年と2年連続で増加している。仕事先との接待・付き合いの頻度に関しても、似たような数値の動きが確認できる(DATA5)。
一方、プライベートの外食の頻度について聞いた結果がDATA6~8。1人での普段の外食(DATA6)は、2009年から増え続け、2013年にピーク(33.6%)を記録した。その後は安定して30%前後を推移しており、1人での外食がより一般化してきたと言えるだろう。
DATA7は、家族での普段の外食の頻度を表しており、「よくある」の割合は60%前後の数値を保ち続け、直近の2018年にもっとも高い63.2%に。また、友人との外食の頻度を表すDATA8が、DATA4、5と似たような折れ線グラフになっているのも興味深い。