2019/12/20 特集

消費者の動向の変化をデータでチェック! 外食シーン&メニュー調査リポート(3ページ目)

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肉料理、ご飯ものの人気続く。メニュー選びの保守化も!?

 DATA9~13は、外食で注文するメニューについてのデータ。DATA9を見ると、調査を開始した2013年以来、「肉料理」「ご飯もの」「魚介料理」がよく注文する料理カテゴリーの上位3位を占めている。特に「肉料理」と「ご飯もの」は2015年以降、わずかながら増加中で、直近の2018年にそれぞれ最大値を記録。同じように、「デザート・スイーツ」も2014年から増加傾向にあり、2016年には「野菜・キノコ料理」の注文率を抜いたことも見逃せないポイントだ。

 好んで注文するメニューについて細かく見ていくと、味は「こってり」より「あっさり」が好まれるのは変わらないが、「あっさり」の人気が落ちていることがわかる(DATA10)。また、食材についてのDATA11からは全体的な下降傾向が見て取れ、食材への関心が下がっているのかもしれない。さらにDATA12を見ると、「なじみ・定番」を好む状況が続き、メニュー選びが保守的になっている可能性も。そして、健康志向については(DATA13)、近年、栄養バランスやカロリーをあまり気にしなくなっている傾向があるようだ。

データはすべて「ぐるなびライフスタイル調査」(2009~2018年)
調査期間 回答者数
2009年調査 2009年11月20日~11月22日 3,005名
2010年調査 2010年11月19日~11月22日 3,073名
2011年調査 2011年11月18日~11月20日 3,070名
2012年調査 2012年11月22日~11月25日 3,063名
2013年調査 2013年11月23日~11月24日 3,051名
2014年調査 2014年12月 6日~12月7日 3,081名
2015年調査 2015年11月30日~12月2日 3,092名
2016年調査 2016年11月30日~12月2日 3,060名
2017年調査 2017年11月24日~11月26日 3,070名
2018年調査 2018年11月26日~11月28日 3,078名

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