肉料理、ご飯ものの人気続く。メニュー選びの保守化も!?
DATA9~13は、外食で注文するメニューについてのデータ。DATA9を見ると、調査を開始した2013年以来、「肉料理」「ご飯もの」「魚介料理」がよく注文する料理カテゴリーの上位3位を占めている。特に「肉料理」と「ご飯もの」は2015年以降、わずかながら増加中で、直近の2018年にそれぞれ最大値を記録。同じように、「デザート・スイーツ」も2014年から増加傾向にあり、2016年には「野菜・キノコ料理」の注文率を抜いたことも見逃せないポイントだ。
好んで注文するメニューについて細かく見ていくと、味は「こってり」より「あっさり」が好まれるのは変わらないが、「あっさり」の人気が落ちていることがわかる(DATA10)。また、食材についてのDATA11からは全体的な下降傾向が見て取れ、食材への関心が下がっているのかもしれない。さらにDATA12を見ると、「なじみ・定番」を好む状況が続き、メニュー選びが保守的になっている可能性も。そして、健康志向については(DATA13)、近年、栄養バランスやカロリーをあまり気にしなくなっている傾向があるようだ。
調査期間 | 回答者数 | |
---|---|---|
2009年調査 | 2009年11月20日~11月22日 | 3,005名 |
2010年調査 | 2010年11月19日~11月22日 | 3,073名 |
2011年調査 | 2011年11月18日~11月20日 | 3,070名 |
2012年調査 | 2012年11月22日~11月25日 | 3,063名 |
2013年調査 | 2013年11月23日~11月24日 | 3,051名 |
2014年調査 | 2014年12月 6日~12月7日 | 3,081名 |
2015年調査 | 2015年11月30日~12月2日 | 3,092名 |
2016年調査 | 2016年11月30日~12月2日 | 3,060名 |
2017年調査 | 2017年11月24日~11月26日 | 3,070名 |
2018年調査 | 2018年11月26日~11月28日 | 3,078名 |