https://www.youtube.com/channel/UCiljcm2WiwkNmfMqFND01cg
担当チームを編成しYouTubeチャンネルで販促動画を配信!
食事券のプレゼントなど来店につながる企画を実施
若鶏の生産・加工から流通・販売までを一貫して手がける株式会社伸和ホールディングスが、札幌市内を中心に約40店舗を運営する「炭火居酒屋炎」。現在、会社としてYouTubeでの動画配信に力を入れているが、そのきっかけとなったのが、新型コロナウイルスの感染拡大だ。
緊急事態宣言の発令により、「炭火居酒屋炎」では全店で店内営業を休止し、テイクアウトやデリバリーの営業に変更。ここで、テイクアウトの利用を促すために始めたのがYouTubeチャンネルの開設だった。「動画なら伝わる情報量も多いだけでなく、映像と音による訴求効果も高い」(営業部次長の中村茂氏)と考え、動画配信に踏み切った。
企画会議で配信内容を決定
まず、社内の制作担当部署として新たにSNS特別戦略室を設置。中村茂氏とスーパーバイザーの中村希代士氏、経理担当の外田砂李氏の3名がメンバーに選ばれ、YouTubeチャンネルにアップする動画の企画から撮影、配信までを行うことに。中村茂氏が制作全体を管理し、中村希代士氏がメインの出演者、外田氏がスマートフォンでの撮影や編集を行うとともに、配信業務も担当している。
スマホで動画を撮影
チャンネル名は、出演者の名前から「炭火居酒屋炎きよしチャンネル」とした。配信内容は定期的に企画会議を行い、決定している。例えば、テイクアウトメニューを中村希代士氏が実際に試食しつつ、味の特徴を紹介する動画や、店の裏メニューを紹介する動画、各店舗のスタッフや店長たちと中村氏によるゲーム企画や、店で行っている新型コロナ感染予防策など、内容はバラエティに富んでいる。中でも反響が大きかったのが、食事券のプレゼント企画だ。この春、新設したInstagramやtwitterのフォロワーを増やすため、フォローやリツイートをすると、抽選で全店で使える5000円分の食事券が当たる企画を動画で発信した。「この時の動画は視聴回数の伸びが早く、これまでで一番反響がありました。実際に動画の配信後、フォロワーの数も一気に増えましたね」と、中村茂氏。一方で、コンプライアンスを含めた内容に関しては社長も含めて配信前にチェックを徹底。清潔感を意識する、適切な言葉遣いをするなど、細心の注意を払っている。
3種類のアプリで編集
このほか、店のメニュー表でYouTubeチャンネルをアピールするほか、メールマガジンでも配信を告知し、チャンネル登録を促している。こうした取り組みにより、現在、約1300人が登録。どの配信も300~500回ほど再生されている。
来店につながる動画を配信
現在、動画は毎日朝9時に1本配信しており、動画の最後に必ず当日限定の割引サービスを紹介。「お客様から『動画で割引サービスを見たよ』と言われることも多く、集客にもつながっていると感じます」と、中村希代士氏は笑顔を見せる。さらに、各店舗の店長やスタッフなども出演していることから、来店客とのコミュニケーションのきっかけにもなっているという。「これからも配信を継続して、より多くの人に当社の店や取り組みを知ってもらいたい」と中村茂氏。動画配信で、さらなる認知拡大と集客につなげる考えだ。
札幌市清田区清田1条4丁目4-36
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