2013/09/10 特集

Webの情報発信 ありがちトラブル未然防止術(3ページ目)

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明日は我が身?頻発するSNSでの不祥事から店を守る!

最近、相次いで報道され、社会現象にまで発展している外食関連企業の社員やアルバイトによる不祥事。職場での“不適切写真”がツイッターやフェイスブックといったSNSにアップされ、当該飲食店は謝罪のみならず、休業や店舗閉鎖を余儀なくされている。

もちろん根本的な責任の所在は、社会通念に反する行為を行い、Webにアップしたスタッフにある。しかし、一度こうした事態が発覚すると、店が長年積み上げてきた信頼・信用やブランド力は一瞬で失墜し、経済的損失に直結する。

そもそもの原因のひとつは、本人には大きな問題になるという意識が希薄なこと。「プライベートで店の情報を発信しない」など、店のルールを今一度明確に定め、「知らない」状況を作らないよう、定期的に伝えることが重要だ。Web上にはいわゆる「炎上ネタ」を探し、発信元の本人や企業を突き止めようとする人も存在する。SNSの内容は一気に拡散し、訂正や削除は非常に困難。いまや「人の噂も75日」ではない時代なのだ。

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