飲食店の集客ノウハウ&ツール18選!無料×有料ツールで効果を最大化するプロセスを完全解説

飲食店で集客アップを目指すなら、SNSやGoogleマップ、グルメサイトの無料掲載など、コスト0円で試せる集客ツールやアイデアの活用が不可欠です。本記事では、新規客獲得からリピーター育成までを徹底解説し、集客アイデアや成功事例も紹介。さらに、無料プランで土台を作りつつ、グルメサイトの有料機能を掛け合わせて効果を最大化させるコツまで伝授します。

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飲食店の集客力を高めるための施策・ノウハウを徹底解説!

飲食店にとって最大の関心事は「集客」。しかし、経営者の皆様からは「集客ツール(方法)の選び方がわからない」「費用(コスト)をかけたくない」「本当に効果が出るのか不安」といったお悩みの声も。

そこで、まず費用への懸念を解消するため、SNSやGoogleマップをはじめ、グルメサイトの無料プラン掲載を含めたコストゼロから始められる最新の集客方法を詳しく解説。さらに、強化したい部分には有料のサービスを掛け合わせて、効果を最大化させるコツも伝授します。

2,000人以上の飲食店関係者に取材してきた「ぐるなび通信」の事例を基に、集客力を高める「4つの手順」や、今日から使える「8つの集客アイデア」、新規客・リピーター獲得に効果的な「18種類のツール・手法(新規向け12選+リピーター向け6選)」を網羅しました。

まずは無料プランで集客の土台を作り、お店の立地やターゲットに合った施策を組み合わせて、ファン(リピーター)を増やしていきましょう。

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目次
・集客の手順とポイント
・集客ツール・方法(新規客向け)12選

 ①グルメサイト
 ②SNS
 ③Google(Googleビジネスプロフィール)
 ④ホームページ
 ⑤外国人向けサイト
 ⑥デジタル広告
 ⑦アナログ広告
 ⑧店頭アピール
 ⑨プレオープンイベント
 ⑩投稿、口コミの促進
 ⑪店外活動
 ⑫他店舗などとの相互送客施策
・集客ツール・方法(リピーター向け)6選
 ①メールによる来店促進
 ②会員カード・スタンプカード
 ③DM(はがき)
 ④LINE公式アカウント
 ⑤独自アプリ
 ⑥イベント開催
・集客アップのアイデア
【効果を最大化】無料ツール×「集客支援(グルメサイト)」の掛け合わせ戦略

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集客の手順とポイント

具体的な集客ツールを選ぶ前に、まずは以下「集客の手順」をしっかりと理解することが大事です。集客ツールを効果的に運用していくための基礎となるポイントです。

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(1)現状把握と磨き込み

飲食店の集客における第1歩は“自分を知ること”と、実力を磨くことです。

①コンセプトやターゲットの明確化
②現状分析とQSCの磨き込み
③競合分析と優位性の磨き込み

コンセプトやターゲットの明確化
もし、コンセプトの決め方がわからないという場合は、以下の質問に答えてみてください。

1.Why?(なぜ?)何を目的に飲食店を開業するのか
2.Who?(誰が?)どんな人が何人で調理やサービスをする店か
3.Whom?(誰に?)どんなお客様をターゲットにするか
4.When?(いつ?)どんなシーンで利用してもらうか
5.Where?(どこで?)どういう立地・物件・空間で営業するか
6.What?(何を?)どんな料理・ドリンク・コースを提供するか
7.How?(どのように?)どんな接客スタイル・演出・サービスを行うか
8.How much?(いくらで?)客単価はいくらくらいか

上記は、コンセプトの根幹をなす「6W2H」の8つの問いです。これらの問いへの答えをまとめたものが、あなたのお店のコンセプトといえます。ポイントは、8つの問いの中で一番重要だと思っているものや、最初に決まっているものを最初に埋め、それがビジネスモデルとして成立するために、ほかの問いにどんな答えを入れるべきかを考えるとよいでしょう。

コンセプトを決める上で、注意すべきことは、“独りよがりのコンセプト”になっていないか、です。ニーズがなければ集客は期待できません。「消費者(社会)が求める店づくり」という視点を必ず持ち、第3者の意見なども聞きながらコンセプト設計や業態開発を進めましょう。

現状分析とQSCの磨き込み
次に、明確にしたコンセプトとお店の現状が合っているかをチェックします。すでに営業している店でも、これからオープンする店でも考え方は一緒です。

1:出店エリア
2:物件
3:店舗内外のデザイン
4:扱う食材
5:メニュー(料理・ドリンク・コース)の内容
6:価格設定
7:接客・サービス
8:クレンリネス


上記が、コンセプトに合っているか、もし合っていないなら、何が原因かを分析し、改善策を実行し、また分析するというPDCAサイクル(Plan→Do→Check→Action)を回します。

もし、1や2がコンセプトに合っていない場合は、業態変更や店舗移転を含めた抜本的な見直しが必要です。また3~8については、コンセプトに合っているということだけで満足してはいけません。なぜなら、これらは、飲食店の集客力の屋台骨となる「QSC」(Quality・商品力、Service・サービス、Cleanliness・クレンリネス)に直結する要素だからです。それぞれを磨き込み、お客様の期待を上回ることが、集客力アップにつながるのです。

この「QSCを磨くPDCAサイクル」を回す上で、経営者に必要な視点が2つあります。

・売上・利益が出る構造になっているか
・現場に負担がかかりすぎていないか

です。たとえ繁盛していても、利益がほとんど出ていなかったり、現場のオペレーション負荷が高すぎてスタッフが疲弊するような運営スタイルになっている場合、一時は集客できても安定した経営は難しくなります。「集客」だけに目を向けるのではなく、全体のバランスを見ながら店づくりを進めましょう。

競合分析と優位性の磨き込み
もう一つ、集客に大きな影響を与えるのが競合店の存在です。周辺エリアにはどんな競合店が何店舗くらいあるか、競合の「6W2H」は何か、自店の優位性はどこにあるかを分析することも重要。優位性が明確であれば、「少しでも他店より優れた面」を積み重ねることで優位性をとることはできます。強い競合店が近くにある場合でも、競合が取り逃している客層や、あなたのお店のファンになって通ってくれる人もいるはず。お客様との何気ない会話などから、競合ではなく自店が選ばれた理由、つまり優位性を見つけ出し、それを磨いていきましょう。

ここまでご紹介した「現状分析」「QSCの磨き込み」「優位性の磨き込み」ができていれば、自信をもってお客様を呼べる状態、つまり安定した集客の土台づくりはできたといえるでしょう。

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(2)新規客の獲得

ここからが集客アップ施策の本番です。いくらいい店でも、効果的な情報発信ができなければ、お店の存在を知ってもらうことはできません。

情報発信は、新規客向けとリピーターに分けて施策を考えることが重要です。新規客用に使う手法・ツールについては、店のターゲットに情報を届けるためには何がよいのか、という視点で考えるとよいでしょう。ただ、ターゲットに関係なく、全方位に効果を発揮するツールも重要。なぜなら、コンセプト設計時は想定していなかった客層が興味を持ってくれる可能性があるからです。

(3)リピーターの獲得

効果的な情報発信で新規客を獲得したら、それをリピーターに変えていくことが重要です。

①来店時の顧客満足度の最大化
②顧客情報の取得
③顧客情報を使ったリピート促進


来店時の顧客満足度の最大化
リピーターを作る最大のポイントが、顧客満足度の最大化です。つまり、お客様に対して最高のおもてなしをして「また来たい」と思ってもらうことです。

最も重要な役割を果たすのが、実際に料理を作り、お客様にサービスする現場のスタッフです。だからこそ、経営者ができることは、スタッフたちが、最高のパフォーマンスをできるような環境を整えてあげること。現場スタッフが最大出力で活躍できるような人材採用・育成・マネジメント・チーム作り・生産性の向上などが重要です。

顧客情報の取得
顧客満足度を最大化した上で行いたいのが、顧客情報(再アプローチを行うための連絡手段になりえるもの)の獲得です。

具体的にはメールアドレス、LINE(友だち登録)などの直接連絡できる手段と、間接的に情報を届ける手段になりえるSNSのフォローやYouTubeのチャンネル登録などです。

こうした情報を取得する方法として、

・ネット予約/顧客台帳システムの活用(電話番号、メールアドレス)
・モバイルオーダーやLINE会員(LINE)
・自社アプリ会員登録
・会員カード(住所、電話番号)
・SNSフォローやチャンネル登録の特典サービス


などがあげられます。

【顧客台帳(予約管理システム)をご検討の方はこちらをチェック!】
飲食店予約管理システムの選び方|メリットや導入の注意点まとめ

顧客情報を使ったリピート促進
顧客情報を取得したら、リピート促進に活用します。

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(4)店づくりの軌道修正

「QSC磨き」「新規客獲得」「リピーター獲得」の施策を続けながら、定期的に行いたいのが、店づくり全体の見直し・軌道修正です。

経営が軌道に乗ったとしても、時の流れとともに顧客ニーズと店のコンセプトにずれが生じて集客力が下がることがあります。その兆候がわかりやすく出るのがメニューやドリンクごとの注文率です。メニューのABC分析を行って入れ替えを行うなど、軌道修正を行いましょう。注文率以外にも、

・客層
・利用シーン
・ピークタイム
・回転率(滞在時間)
・予約率
・客単価

などは、お客様のニーズや行動の変化をキャッチできる指標です。また、お客様との会話から出た要望やアンケートの回答なども参考になるはず。名物メニューなど変えてはいけない要素もありますが、顧客ニーズに合わせて変化していく姿勢も重要です。

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集客ツール(新規客向け)12選

それでは、新規客に自店の情報を届ける主な手段・ツールについて、それぞれのメリットや注意点、どういうターゲットに向いているかを具体的に紹介します。

①グルメサイト(楽天ぐるなびなど)への掲載

【メリット】
・飲食店を探すユーザーが閲覧する。来店につながりやすい
・無料からスタートできるプランもある
・関連キーワードで検索した場合、上位に表示されやすい
・ネット予約やクーポンなどさまざまな機能が使える
・ターゲットを絞った広告(有料)の打ち出しも可能
・専任の担当者がサポートにつく
【デメリット】
・より効果を求める場合は、一定のコストがかかる
・評価の低いクチコミがあったり点数が低い場合は、悪影響になる場合がある

グルメサイトを活用すると、エリアや業態などの関連キーワードで検索した場合に上位に表示されやすく、ネット予約、クーポンなどの機能も活用できます。

たとえば、国内最大級のグルメサイト「楽天ぐるなび」であれば、以下のような強みがあります。
・30年以上の飲食店集客サポート実績
・月額0円プラン、有料プランから選択ができる
・3カ月無料、幹事応援プログラムなど、さまざまなキャンペーンがある
・楽天経済圏への訴求(楽天ポイントユーザーの獲得)
・Google、LINE公式アカウントやInstagram、トリップアドバイザーなどとの外部連携
・厨房機器販売、人材採用、仕入れなど総合的な飲食店の経営支援

【より高い効果を得るには、飲食店に特化したグルメサイトは欠かせません】

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・ターゲットを絞った広告(有料)の打ち出しが可能

②SNS(Instagram、TikTok、X、Facebook、YouTubeなど)での発信

【メリット】
・無料~低コストでも運用できる
・情報が拡散されやすい
・リピート促進ツールとしても使える
・ターゲットを絞った広告(有料)の打ち出しも可能
【デメリット】
・継続的に運用しないと効果が出にくい
・好ましくない情報も拡散されやすい

近年、飲食店の集客において成功させるために活用度が高まっているのがSNS。利用者が増加していることや、無料、もしくは低コストで情報発信でき、飲食店のSNSに登録やフォローしてもらうことでリピート促進ツールとしても活用できることが利用増加の理由です。一方で、継続的に運用する中でフォロワーが増え、集客効果が高まっていく傾向が強いので、短期的では効果が難しいツールといえます。

【こちらの記事もチェック!】
飲食店のSNS成功事例7選|インスタ・LINE活用で売上アップと集客を実現

③Google(Googleビジネスプロフィール)のMEO対策による露出強化

【メリット】
・無料で活用できる
・Google検索やGoogleマップへの表示による訴求効果
・レビューや口コミ機能がある
インバウンド観光客の飲食店選び利用率1位はGoogleマップ
【デメリット】
・掲載情報のカスタマイズの自由度が高くない
・継続して情報を更新する必要がある
・評価の低いクチコミがあったり点数が低い場合は、悪影響になる場合がある


Google検索やGoogleマップに店舗の情報を表示させる無料サービス。写真や動画などの掲載も可能で、ユーザーに地図上から店を見つけてもらえるのが特徴です。レビューやクチコミ機能のほか、ホームページや 「楽天ぐるなび」など一部の飲食店検索サイトと連携して集客につなげることもできます 。一方で、店が投稿した写真のうち、「これをトップ画面に表示させたい」といったカスタマイズができなかったり、情報をこまめに更新していないと、Googleマップ上で目立つように表示されなくなります。

また、訪日客の飲食店を探すためのツールとしての利用率が高まっており、外国人集客が見込める飲食店は多言語表記での整備が重要といえます。

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④ホームページでの発信

【メリット】
・ユーザーに信頼感を与えられる
・自由にコンテンツを作成でき、差別化できる
・店のブランドを強化できる
【デメリット】
・集客の即効性には欠ける
・SNSや飲食店検索サイトと連動しないと認知されにくい
・サイト運営のためのコストや労力がかかる

ホームページは、細かな構成まで店舗側で設定できるので、店をブランディングしたり、グルメサイトなどと差別化することができます。一方で、他の集客方法と比較すると、ややコストがかかる傾向にあり、初期費用が数十万~数百万円かかり、毎月の運用コストも数万円かかるケースも。ユーザーはキーワード検索で飲食店を探す傾向があるため、ホームページ単独では集客の即効性に欠けます。SNSやグルメサイトとリンクさせることで相乗効果を狙うなど工夫が必要です。

⑤訪日客が日本で飲食店探しに閲覧するサイト

【メリット】
・全世界に向けた拡散力
・主要機能は無料で利用できる
・「信頼」の証になる
【デメリット】
・クチコミの削除などが自由にできない
・情報の更新が都度必要

【外国人が閲覧するクチコミ・レビューサイト、予約検索サイト】
共通して強いツールは Googleマップ、Instagram
韓国:Catch Table Global(キャッチテーブル グローバル)
中国:大衆点評(Dazhong Dianping / ダージョンディエンピン)
欧米(アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなど):Googleマップ、トリップアドバイザー
香港、台湾、東南アジアなど:OpenRice(オープンライス)
インド:HappyCow(ハッピーカウ/世界最大ベジタリアン・ヴィーガン対応レストラン検索アプリ)

料理写真を充実させつつ、ベジタリアン対応や「お通し代」の有無など、日本特有のルールを英語で明記し、会計時のトラブルを防ぎましょう。また、クチコミには翻訳ツールなどを活用して丁寧に返信することで、信頼性が高まります。文化の違いを前提とした正確な情報発信を継続することが、選ばれる店になるための近道です。

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⑥デジタル広告

【メリット】
・ターゲットを絞りやすい
・訴求効果が高く、範囲も広い
・即効性が高い
【デメリット】
・コストがかかる
・長期的な効果は薄い

広告は、大きくデジタルとアナログに分けられます。デジタル広告には、検索エンジンで特定のキーワードを検索したユーザーに、関連する広告を検索結果の画面に表示する「リスティング広告」のほか、テレビ、ラジオにおけるCM、各種SNSやYouTubeなどを使った広告があり、それぞれターゲットを絞って情報発信ができるのが特徴です。もちろん、リスティング広告も「楽天ぐるなび」でサポートが可能です。

⑦アナログ広告

【メリット】
・インターネットに慣れていない層への訴求効果が高い
・紙媒体のため、手元に保管してもらうことができる
・飲食店の周辺エリアでの集客戦略に向いている
【デメリット】
・デジタル広告のように、ターゲットを絞れないため、無関心層にもアプローチすることになる
・クレームにつながる可能性がある
・ほかのチラシに埋もれないためのデザインやキャッチコピーの工夫が必要

アナログ広告には、チラシ、雑誌や新聞、コミュニティーペーパー、駅の看板広告などがあります。費用はメディアによってさまざまですが、継続して広告を出し続けるとコストが増大していくため、短期的な集客戦略に向いています。チラシは、近隣住民への認知やWebを使わない層へのアプローチ手段として有効です。

⑧店頭でのアピール

【メリット】
・視認性向上による、フリー客の獲得
・訴求が成功すれば、そのまま入店につながる
【デメリット】
・店の前の通りの人通りの多さによって効果が変わる

フリー客獲得に効果的なのが店頭でのアピール(声掛け、看板、ファサード、店頭でのテイクアウト販売など)です。ファサードについては、視認性を高めたり、店の業態や売りを象徴するオブジェなどを配置することで、印象を残すアイデアも有効。看板は約5,000円から購入することができますが、電飾の付いたものやデザイン性が高いものは安くても数万円はかかります。店の前を通る人に飲食店だと認識させて、業態や看板料理、価格帯、利用シーンなどの情報がイメージできるようにすることが成功のポイントといえます。

⑨プレオープンイベント(メディア試食会など)の開催

【メリット】
・認知の拡大
・信頼の獲得
・オペレーションの最終確認ができる
・メディアが撮影した画像など良質なコンテンツ(素材)の確保
【デメリット】
・PR会社への依頼料などのコスト
・負の情報拡散のリスク
・ターゲットのミスマッチによる効果ダウン
・現場への負荷増大

「誰に(どの媒体に)、何を伝えてほしいか」という意図を明確にしておくことが重要です。例えば、メディア向けであれば、お店のコンセプトや「背景にあるストーリー」を資料で渡したり、インフルエンサー向けであれば、写真が撮りやすい照明や、盛り付けの演出を工夫するとよいでしょう。イベントを行わないまでもメディア向けにプレスリリースを配信する、という手もあります。

⑩来店客への情報拡散(投稿、クチコミなど)の促進

【メリット】
・ユーザーが感じる情報への信頼度が高い
・知り合いとの来店やリピートにつながりやすい
【デメリット】
・情報が拡散するかどうか不確定要素が高い
・悪評も広がりやすい

現在の来店客が新規客を連れてくる、もしくは知り合いなどに来店をすすめてもらうように促す取り組みは効果的。知り合いを連れてくると割引にするサービスや、クチコミにつながりそうなインパクトのあるサービスや料理を用意するのも一案です。紹介された人は、知人の紹介なので来店へのハードルが下がります。一方で、来店客がクチコミを広げてくれるかどうかがについては不確定要素が強いことや、クチコミの誘導に力を入れると良い評判と同様に悪い評判も広がりやすいことは気を付けましょう。

⑪店外での活動(祭やフェスなどへの屋台出店、百貨店の催事出店など)

【メリット】
・新規客の増加
・ブランド力の向上
【デメリット】
・利益率の圧迫
・店舗運営のクオリティーの低下

イベントに参加した人に与える視覚的なインパクトと実店舗への誘導が鍵です。遠くからでも目を引く看板や、SNS映えする限定メニューで「今買う理由」を作りましょう。同時に、ショップカード配布やSNSフォロー特典を用意し、イベントを単発で終わらせず店舗への来店につあげることが重要です。食中毒対策などの衛生管理と、回転率を高めるオペレーションの簡略化を両立させ、機会損失を防ぎましょう。

⑫周囲のホテルや飲食店などと連携した相互送客施策

【メリット】
・コストがあまりかからない
・信頼性の確保
【デメリット】
・紹介の不均衡が発生する
・お礼(紹介料など)の設計が難しい

地域全体を「おもてなしの場」と捉える視点が大切です。「ホテル宿泊者限定サービス」などの付加価値を付け、紹介する側もされる側もメリットを実感できる仕組み作りをしましょう。紹介の質が自店の信頼に直結するため、提携先のサービスレベルを事前に確認しましょう。また、紹介カードの持参数などで効果を可視化し、継続的な連携につなげることが成功の秘けつです。

集客ツール(リピーター向け)6選

次に、リピーターを獲得するための情報を発信する主な手段・ツールについて、それぞれのメリットや注意点、どういうターゲットに向いているかを紹介します。

①メールによる来店促進

【メリット】
・定期的に配信することで顧客の囲い込みができる
・SNSでは発信しきれない詳細な情報などを伝えられる
【デメリット】
・メールアドレスを取得する必要がある。
・SNSの普及により、プライベートシーンでのメール活用度が年々下がっている
・配信する内容や頻度によっては、迷惑メールに登録される可能性がある

リピーター向けに、より詳細な情報を発信するツールとして有効。ただ、来店客のメールアドレスを獲得し、メールマガジンの配信の許諾をもらう必要があります。ぐるなびの「レストランメール」のように、性別や年齢などの条件で送信先を絞り込んで配信するサービスを活用するのも効果的です。

【ぐるなびレストランメールの詳しい内容を動画でチェック!】
ネット予約”経由の会員へ直接アプローチ!「レストランメール」でリピート促進!

②特典付き会員カードやクーポンの発行スタンプカード

【メリット】
・コストがあまりかからない
・特典目当てにリピートを増やすことができる
【デメリット】
・入会してもらうための工夫が必要
・無くしたり、忘れられる可能性がある

飲食店のリピーター向け施策として有効なのが、ポイントカードやスタンプカードなどの店の会員カード。「料理1品サービス」「特別割引」などの特典を付けることで、ポイントやスタンプを貯めることが来店動機の一つとなり、リピートを促進できます。費用もあまりかけずに導入できるのもメリット。逆に、会員になってもらうための工夫や特典のアピールが必要で、会員になっても特典が魅力的ではなかったり、特典を獲得するまでに必要な来店回数や利用金額の設定が高すぎるとリピートにはつながりません。

③DM(はがき)による来店促進

【メリット】
・クーポンなど、来店を促進するアイテムを同封できる
・既存顧客の囲い込みに有効
【デメリット】
・顧客情報(住所)の獲得が必要
・郵便物と同等の費用がかかる

郵送で届けるダイレクトメールもリピーター向けの施策。顧客の住所を獲得する必要があり、定期的に新しいコースやテイクアウト・デリバリーの情報などを送ることで利用につなげることができます。スマートフォンで情報収集をあまりしないシニアなどに対してのリピート促進ツールとして効果があります。ただ、通常はがきで1通85円なので、ターゲットの範囲を広げるとコストも増えていくことや、引っ越しなどによって関係性が切れてしまう可能性もあります。

④LINEによる来店促進

LINE公式アカウントの特徴は以下の通りです。

コスト:無料~月額1万5,000円(広告は除く)
国内月刊アクティブユーザー数:約1億人超え(2026年3月末時点)
利用者の年齢層:若年層~シニア層

運用のポイント:SNSの中ではリピーター集客向きのツール。アプリ内でポイントカード作成やクーポン発行などが可能で、登録したLINE会員に一斉に情報の発信が可能で、集客効果が期待できます。登録数を増やすための工夫や、ブロックを防ぐための工夫が重要です。

「楽天ぐるなび」では、飲食店の加盟店向けにLINE公式アカウントの開設代行や、友だち獲得、メッセージ配信の運用を専任担当者がサポートするサービス「LINEまるごとサポート」があります。

⑤店独自のアプリによる来店促進

【メリット】
・若い層に効果的
・さまざまな機能を付けられる
・ユーザーにとって利用のハードルが低い
【デメリット】
・シニア層には効果が低め
・メリットが感じてもらえないと簡単に削除(アンインストール)される
・顧客情報(名前、住所、メールアドレス)の獲得にはつながりにくい

店独自のアプリを開発して、会員カード替わりに活用する店舗も増えています。クーポンを配信したり、スタンプカードとしても使えるなど、多機能を装備させることで、より強く顧客の囲い込みができます。アプリを入れることに抵抗がない若い層に効果的。逆に、シニア層などのスマートフォンに慣れていない層には訴求効果が低く、抵抗感を示す人も少なくありません。若い層も、アプリは容易に入れてくれる反面、簡単に削除(アンインストール)されてしまう可能性もあるので要注意。いかにサービスを充実させて、顧客にメリットを感じさせるかが重要です。

⑥イベントの開催

【メリット】
・特別な来店動機の創出
・ファンの形成
【デメリット】
・通常営業のお客様への影響
・準備と運営の工数の増大

「料理教室」「解体ショー」「じゃんけん大会」「生産者との交流会」「曜日や月、周年などの特別イベント」などによる集客。こうした企画にはスタッフのアイデアや協力なしには成立しません。全員が前向きに取り組めて、顧客ニーズに合っていて、しっかりイベント単体で利益が出せるものが理想です。かつ、通常営業をしながら企画や準備を進めることになるので、現場のモチベーションを維持しながら負荷がかかりすぎないように考慮する必要もあります。

【イベント集客のノウハウはこちら】
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集客アップのアイデア

次に、集客をできるだけ高めるための具体的な工夫やアイデアを8つ紹介します。

ピークタイム分散施策
ハッピーアワー、深夜割、二次会コース、混雑する時間帯以外での特別サービスなど。ピークタイムを分散させることで集客数の全体量を上げることができます。

集客ダウン補てん策
雨の日や月曜日など、集客が落ちやすい日の限定サービス。来店したくなる動機づけをすることで集客力をカバーします。

営業中の活気で入店促進
全面ガラス張りにすることで店内の活気を外に伝えたり、調理場を入り口付近にすることで、調理の様子や音、匂いなどの“シズル感”をアピール。ただし、お客が入っていない場合に逆効果だったり、路面店でしかできなかったり、フリー客が少ない立地では効果が出にくいなどの注意点があります。

情報拡散施策
情報拡散されそうなトレンドメニューや盛り付け、ビジュアルにこだわったメニューを用意。口コミやSNSへの投稿を促すような取り組みを並行して実施するのがポイントです。

⑤食材などの希少性での集客
希少な食材や部位、お酒の銘柄など、「この店でないとなかなか味わえない」という特別感を演出することで集客します。

働く人の魅力をフックに集客
店長やスタッフなどのファンになってもらうよう、スタッフとお客様の接点を増やす施策や、スタッフが積極的にお客様と会話するように促す施策を行う。属人的な店づくりになるのが注意点。スタッフの入れ替えなどにより、集客力が下がるリスクがあります。

外販による認知度アップ施策
テイクアウトやデリバリー、EC、外部出店などにより、認知度を高めてお店の集客力を高ま素。外販向きの商品があり、外販事業単体で採算が立つことが重要。あくまで、外販の売上の副産物として実店舗の集客力アップがある、と考えた方がよいでしょう。

コラボレーション企画
他業種の企業などとコラボレーションすることで、別のマーケットの客層にお店を知ってもらうことができます。それぞれの顧客が潜在的に抱えているニーズに親和性があって、シナジーを生めるかが成功のポイントです。

飲食店の集客成功事例

飲食店の集客アイデアを「Web・SNS」「店舗コンテンツ」「ターゲット・利用シーン」の3つの軸に分類。23の事例から徹底解説しています!

【最新】飲食店集客アイデア23選!居酒屋・SNS成功事例から繁盛店の販促施策までを網羅

【効果を最大化】無料ツール×「集客支援(グルメサイト)」の掛け合わせ戦略

無料ツールやアイデア施策はコストゼロで始められる素晴らしい手法ですが、運用を続ける中で新規獲得の難しさや予約獲得の機会損失、運用にかかる時間と人件費といった「無料ならではの壁」にぶつかる経営者様・店長様も少なくありません。

無料ツールの限界を補い、集客効果を劇的に跳ね上げる方法が、「無料ツール(土台)」と「グルメサイトなどの有料集客支援」の掛け合わせ(ハイブリッド運用)です。

なぜ有料施策を導入すると効果が急増するのか?

・確度の高い「新規客・幹事客」を狙い撃ちできる
グルメサイト(楽天ぐるなび等)を閲覧するユーザーは、「日時・エリア・人数・予算」が決まっており、非常に来店意欲が高い状態です。特に単価の高い「宴会予約」や「団体客」の獲得に圧倒的な強みを発揮します。

・GoogleやSNSからの「取りこぼし」を防ぐネット予約連携
InstagramやGoogleマップのページにグルメサイトの「ネット予約URL」を設置することで、SNSを見たユーザーを24時間いつでも自動で予約完了まで導くことができます。

・専任担当者によるサポートで運用負担を激減

無料ツールの落とし穴である「運用の手間」も、ノウハウを持った専任プランナーのアドバイスやサポートを受けることで、最小限の労力で最大の集客結果を出すことが可能になります。

無料ツールで土台を作り、グルメサイトで集客を加速させよう!

飲食店の集客に必勝法はなく、店舗の立地やターゲットに合わせた施策の組み合わせが重要です。

まずは「Googleマップの登録」や「Instagramの発信」といった完全無料でできる施策からスタートし、集客の土台を作りましょう。そして、「よりスピーディーに新規客を増やしたい」「宴会予約を確実に増やしたい」「ネット予約を自動化して業務効率を上げたい」というフェーズに入ったら、グルメサイトをはじめとする有料の集客支援ツールを組み合わせるのが最も賢い選択です。

無料と有料のメリットを掛け合わせ、相乗効果で安定経営と売上アップを目指しましょう!


「自店に合った集客ツールがわからない」「ネット予約を導入して宴会客を増やしたい」とお悩みの方は、ぜひ一度「楽天ぐるなび」にご相談ください。長年の実績とノウハウで、お店の課題に合わせた最適な集客戦略をご提案いたします。
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初回公開日:2021/11