飲食店のSNS集客成功事例9選!インスタ・LINEの特徴と運用手順を解説

飲食店の集客・売上アップに欠かせないSNS活用法を徹底解説。InstagramやLINE、TikTokなどの特徴やメリット、具体的な運用5ステップを紹介します。さらに、動画でユーザーの認知を広げたインスタ活用法や、リピート率を高めたLINE公式アカウント活用など、実際のお店の成功事例も紹介。自分の店舗に最適なSNSマーケティングを始めて集客効果を最大化しましょう。

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飲食店の集客・売上アップにつなげたSNS成功事例

飲食店にとってSNS(Instagram、LINE公式アカウント、Facebook、X、TikTokなど)は、認知拡大や予約獲得などに直結する必要不可欠なツールになっています。では、実際にSNSのを上手に使って集客アップにつなげた飲食店はどのような機能を使い、どんな考え方や戦略で運用しているのでしょうか。

Instagramの視覚訴求を武器に新規顧客を増やした店舗や、LINEを「再来店の仕掛け」として使いこなしリピート率を向上させた事例、思わずシェアしたくなるメニューで拡散を生んだ居酒屋の事例など、その情報発信の手法や運用のノウハウは多岐にわたります。

これらInstagramやLINE公式アカウントの成功事例のほか、主なSNSの特徴や活用メリット、効果的な運用ステップなどを解説します。

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目次
なぜSNSの活用が集客に有効か
飲食店がSNSを活用するメリット・デメリット
主なSNSの特徴や運用ポイント
飲食店のSNS運用・5つのステップ
飲食店のSNS集客成功事例
まとめ

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なぜSNSの活用が集客に有効か

飲食店の集客においてSNSの活用が有効な理由は、大きく分けて3つです。

(1)圧倒的な拡散力と認知拡大スピード
従来の広告とは異なり、ユーザーの「いいね」や「シェア」を通じて、広告費をかけずとも自社を知らない潜在層へ情報が爆発的に広がります。

(2)双方向のコミュニケーションによるファン化
コメントやDMを通じてユーザーと直接つながることで、企業やブランドに対する親近感や信頼感(エンゲージメント)が高まります。単なる「顧客」ではなく、継続して購入してくれる「根強いファン」を育成しやすいのが特徴です。

(3)高精度なターゲティングと購買行動への直結
年齢、性別、興味関心などのデータをもとに、届けたいターゲットへピンポイントにアプローチできます。また、現代の消費者は「検索エンジン」だけでなく「SNSの口コミや投稿」を参考に購買決定(UGCの活用)をするため、SNS上のリアルな声が集客の強い後押しになります。

費用対効果が極めて高く、認知からリピート顧客の育成までを一気通貫で狙えるため、現代の集客においてSNSは不可欠なツールとなっています。

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飲食店がSNSを活用するメリット・デメリット

SNS活用の主なメリットとデメリットを紹介します。

メリット
・費用をかけず、すぐに始められる
・Web予約ボタンや予約フォームへのリンク設置で予約数の向上が見込める
・コメントや返信などでお客様との関係性(双方向のコミュニケーション)を深められる
・より多くのお客様にお店の情報を届けられる
・画像や動画で料理の魅力や美しさによる視覚的訴求ができる
・店舗の情報をリアルタイムに近い状態で伝えられる
・不測の事態での営業休止や無断キャンセル発生時の空席情報の発信に便利
・データ分析による顧客理解が深まる
・人材採用にも使える

デメリット
・炎上するリスクがある
・更新など運用の手間がかかる

主なSNSの特徴や運用ポイント

Instagram

Instagramは視覚的な情報を伝えることに特化したSNSであり、飲食店の「シズル感」を伝えるのに最も適しています。

視覚情報による強力なアピール
Instagramでは、写真や動画を通じて料理の魅力や店内の雰囲気を直感的に伝えることができます。メニューの盛り付けや調理風景を投稿することで、ユーザーの「食べてみたい」という意欲を刺激し、来店動機を創出します。

ハッシュタグと位置情報による認知拡大
ハッシュタグ(#)や位置タグ機能を活用することで、自店を知らない潜在顧客にアプローチできます。特定のエリアや料理ジャンルで検索しているユーザーの目に留まりやすくなり、広告費をかけずに新規客を獲得できる点が大きなメリットです。

ユーザーとの双方向コミュニケーション
ストーリーズ機能にあるアンケートや質問ボックスを利用して、顧客の意見を直接聞くことができます。新メニューの開発過程を共有するなど、ファンとの交流を深めることで、店舗に対する親近感を醸成します。

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LINE公式アカウント

LINEは日本国内で圧倒的な利用率を誇るインフラであり、一度来店した顧客をリピーターへ変える「囲い込み」に特化しています。

LINE公式アカウントでできること、活用のメリット

ダイレクトな情報発信と高い開封率
友だち登録をしているユーザーに対して、メッセージを直接配信できます。他のSNSと比較して通知が目に留まりやすく、開封率が高い傾向にあります。雨の日の限定クーポンや空席情報など、即時性の高い情報を届けるのに最適です。

デジタルショップカードによる再来店促進
紙のポイントカードをデジタル化し、LINE上で管理できます。顧客はカードを持ち歩く手間が省け、店舗側は利用状況をデータで把握できます。一定ポイントが貯まった際の特典設定により、次回の来店を自然に促す仕組みを構築できます。

予約対応の効率化と自動応答
チャット機能や予約連携を活用することで、営業時間外でも予約の受け付けや問い合わせ対応が可能になります。電話対応の負担を軽減しながら予約の取りこぼしを防ぎ、業務効率の向上と売上アップを同時に実現します。

TikTok

飲食店のTikTok活用は、新規客の獲得や認知拡大に効果を発揮します。

TikTokの特徴
圧倒的な拡散力
フォロワー数に関係なく、独自のアルゴリズムがユーザーの興味に合わせた動画を「おすすめ」に表示するため、バズる可能性を秘めています。

高い来店コンバージョン
ショート動画は「視覚(シズル感)」と「聴覚(音)」で直感的に訴求できるため、「行ってみたい!」という感情を行動に直結させやすいSNSです。

活用メリット
お店の「リアル」を伝えられる
写真だけでは伝わらない料理の調理音(ASMR)、店内の雰囲気、スタッフの人柄を15〜30秒で魅力的にアピールできます。

低コストで集客
広告費をかけなくても、動画のアイデア次第で全国(あるいは店舗周辺)の潜在客へアプローチが可能です。

運用ポイント
最初の2秒を重視する
ユーザーは一瞬で動画をスクロールします。冒頭に「とろけるチーズ」や「衝撃のボリューム」など、最も引きのある映像を用意しましょう。

店舗情報を必ず明記
動画が伸びても、場所がわからなければ来店に繋がりません。プロフィールやキャプションに「エリア」「駅名」「予約方法」をわかりやすく記載するのが鉄則です。

Facebook

飲食店のFacebook活用は、「信頼性の構築」と「リピーター(常連客)の育成」に効果を発揮します。

Facebookの特徴
実名制による高い信頼性
原則実名登録のため、ユーザー層の信頼度が高く、炎上リスクが比較的低いのが特徴です。

年齢層が高め(30〜50代以上)
ビジネスパーソンや主婦層、シニア層が多く、可処分所得が高い(=客単価が高い)ターゲットへアプローチできます。

活用メリット
リピーター(ファン)との深いつながり
一度つながりを持った「いいね!」ユーザーのタイムラインに届きやすく、お店の最新情報を定期的に届けてファン化を促進できます。

詳細な情報発信
文字数制限が緩いため、メニューへのこだわりや店主の思い、予約方法などを長文で丁寧に解説できます。

運用ポイント
「ビジネス情報」としての正確さ
住所、営業時間、メニュー、予約リンクなどを最新の状態に保ち、看板代わりに機能させましょう。

イベント機能や限定感の活用
「周年記念」「ワイン試飲会」などのイベントページを作成して集客したり、「Facebookを見た」で特典をつけるなど、常連客を優遇する施策が効果的です。

X

飲食店のX(旧Twitter)活用は、「リアルタイムの速報性」と「ユーザーとの気軽なコミュニケーション」を活かした、親近感のあるファン作りに最適です。

Xの特徴
圧倒的なリアルタイム性
「今、起きていること」がタイムラインに流れるため、最新情報のキャッチアップや突発的な告知に最も向いています。

リポストによる高い拡散力
面白い投稿や共感を呼ぶコンテンツは「リポスト」によって一気に拡散され、フォロワー以外の多くのユーザーの目に留まります。

活用メリット
当日・直前の集客に強い
「今空席が出ました!」「本日の日替わりは〇〇です」といったタイムリーな発信で、近隣にいるユーザーの「今日どこ行こう」に直接アプローチできます。

お客様との距離が縮まる
ユーザーの来店報告や口コミに対して、店舗アカウントから直接「ご来店ありがとうございました!」と気軽に返信(リプライ)やいいねを送りやすく、リピーター育成に繋がります。

運用ポイント
「中の人」の人間味を出す
事務的な告知ばかりではなく、店主やスタッフのちょっとした日常や裏話、こだわりを織り交ぜることで、アカウントへの愛着が湧きやすくなります。

検索(エゴサ)とUGCの活用
自店舗の名前やメニュー名で頻繁に検索し、投稿してくれているお客様を見つけたら積極的にリポスト(引用含む)しましょう。他のお客様の「行ってみたい」を刺激します。

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飲食店のSNS運用・5つのステップ

STEP 1:目的とターゲットを明確にする
「何のためにSNSをやるのか」と「誰に届けたいか」を決めましょう。目的であれば、「新規の認知拡大」「リピーターの獲得」「求人(採用)」などです。また、ターゲットについては、「近隣で働く20〜30代のビジネスパーソン」「週末に子連れで来るファミリー」など、具体的に絞り込むとよいでしょう。

STEP 2:ターゲットに合った「主軸のSNS」を選ぶ
すべてのSNSを同時に完璧に運用するのは困難です。お店の強みとターゲットに合わせて、まずはメインとなるSNSを1つか2つに絞りましょう。ビジュアル重視で視覚的に映える料理や若年層の新規獲得であればInstagramやTikTok、リアルタイム性や日替わりランチの告知・雨の日の空席埋めであればX(旧Twitter)、信頼性やビジネス層・シニア層の常連客化といった目的であればFacebookがよいでしょう。また、リピーターの囲い込み強化であればLINE公式アカウントが効果を発揮するでしょう。

STEP 3:予約の導線を整える
SNSで動画や写真を見て「行ってみたい!」と思ったユーザーが、スムーズに来店・予約できるような情報を掲載します。店舗の場所(駅名・住所)、営業時間、業態コンセプトのほか、ネット予約ができるグルメサイトや自社予約サイトへの導線となるURLを掲載しておきましょう。

STEP 4:投稿のルールを決めて発信する
運用の最大の壁は「継続」です。挫折しないためにあらかじめ発信のルールを作っておきましょう。まずは発信するテーマの内容を決めましょう。「シズル感のあるメニュー(料理やドリンク)」や「お店の裏側(スタッフの人柄やこだわり)」といった情報をバランスよく発信するとよいでしょう。また、投稿頻度も重要です。無理に毎日投稿するよりも、例えば「週に3回、火・木・土曜日の夕方(ディナーを検討する時間)」のように定期性を重視するのがポイントです。

STEP 5:データ分析とコミュニケーション
投稿・発信だけしてそのまま放置はよくありません。月に1回は施策の振り返りと改善策を検討する時間を設けましょう。特に、どの投稿が「保存」されたか、「いいね!」が多かったかを分析し、どういう投稿が人気なのか、傾向を把握し、その後の投稿に生かしましょう。また、お客様との交流もポイントです。コメントやDMに丁寧に返信したり、店名で検索(エゴサーチ)して、投稿してくれているお客様に「いいね!」や「お礼のリプライ」を飛ばすことで、新たなファン(リピーター)を生むこともできるはずです。

飲食店のSNS集客成功事例

Instagramの成功事例

事例1:躍進「おでんと釜たき飯 あおちょ」のインスタ活用法

ヒットの要因は、10月という「おでん」の需要が高まり始める絶好のタイミングで、シズル感のある動画をInstagramへ投稿したことにあったといいます。複数の動画が100万回再生を超え、オープン直後から高い認知を獲得しました。

事例2:客単価1.8倍アップ「くいものや 美酒処」のインスタ活用法

東京・月島「くいものや 美酒処」の店長である稲毛 麻衣子 氏はソムリエの資格を生かし、店舗とは別に、ワインをわかりやすく解説するInstagramアカウント「ソムリエまいこ」を運営中。現在のフォロワーは約5,000人で、コンサルティングの仕事にもつながっています。

事例3:インフルエンサーが来店「つむぎ堂」のインスタ活用法

オープン初月から月商1,000万円を突破した「つむぎ堂」は、インフルエンサーによるInstagramへの投稿を機に、その勢いをさらに加速させました。「茹でタン」などの看板メニューが「味」や「希少性」で注目を集め、SNS上で情報が拡散。結果としてフォロワー数は1.4万人に達し、開店1年足らずで月商1,500万円超えの人気店へと急成長を遂げました。

事例4:認知と興味の獲得「リリー渋谷店」のインスタ活用法

ターゲットを、質を求めSNSとの親和性も高い「28歳の働く女性」に設定。思わず撮影したくなるメニューの提供に加え、上質な空間や接客の魅力をInstagramのリール等で発信しました。狙い通り20~30代の支持を得てTikTokでも話題となり、半年足らずでフォロワー数2,500人を突破する成果を上げています。SNS映えするメニュー画像も参考になります。

LINEの成功事例

事例5:激安サービスで友だち獲得「シンラガーデン」のLINE活用法

川越「シンラガーデン」では、A5黒毛和牛を使った肉寿司が29円になる特典を付け、「LINE」の会員登録を促しています。市内のグループ各店と合わせて4万人(2026年2月現在)の登録があり、お得な情報を発信して集客に生かしています。

事例6:クーポン発行「ぴょんぴょん舎 GINZA UNA」のLINE活用法

LINE友だち登録で会員を持つことで、定期的に実施するお得なフェアの情報をLINEで配信することが可能に。東京・銀座「ぴょんぴょん舎 GINZA UNA」では、過去に実施した「三大麺半額フェア」が好評で、来店客数アップに効果を発揮しました。

事例7:予約につなげる「名古屋めしダイニング 眺座」のLINE活用法

「名古屋めしダイニング 眺座 名駅4丁目ミッドランド裏」では、LINEで予約(ぐるなびのネット予約と連携)も利用して予約獲得につなげています。また、LINE公式アカウントのリッチメニューには、Instagramへのリンクも用意できます。

YouTubeの成功事例

事例8:YouTubeで登録者を10万人獲得した飲食店

長崎・JR高田駅から徒歩8分の立地に2011年オープンした「炭火焼肉あおい」では、店主の宮﨑 将 氏が、YouTubeチャンネル「お肉のおじちゃん」を立ち上げ、チャンネル登録者数10万人を超える人気を誇っています。

“肉のプロ”の知識と技術を披露し、人気コンテンツに成長
YouTubeで登録者を10万人獲得した飲食店の仰天ノウハウとは?

飲食店の集客向上に最も重要なのは、SNSと予約システムをつなぐ点にあるといえるでしょう。飲食店の情報を専門とするグルメサイトには、予約へとつなげるアプローチを網羅したノウハウとサポート体制が整っています。

TikTokの成功事例

事例9:経営の苦境をTikTokで発信してV字回復

東京・池尻大橋のビストロ「PLUCK AND PLANT(プラックアンドプラント)」は、コロナ禍で創業するも地階の目立たない立地もあり、集客に苦戦。認知度アップのためにTikTokで苦しい経営状況を赤裸々に告白したところ、応援やアドバイスを含めた多くのコメントが寄せられ、一躍「支えてあげたい店」に。念願だった黒字化を達成しました。

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まとめ

飲食店のSNS活用は、単なる情報発信ではなく、顧客との関係構築や売上アップを実現する重要なマーケティング施策です。Instagramで店舗や料理の魅力を写真で伝え拡散を促すこと、LINEを活用して来店後のフォローや再来店促進につなげることが成功の鍵となります。今回紹介したSNS成功事例を参考に、自店に合った運用方法を設計し、集客効果を高めていきましょう。

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初回公開日:2022.9.22