初回公開日:2023.9.22
店に合った接客マニュアルの作り方と運用術を解説!
「飲食店 マニュアル」は、お店のサービス品質を向上させ、顧客満足度を高める上で欠かせないツールです。特に「居酒屋 接客マニュアル」やカフェなど、お客様との距離が近い業態では、スタッフの対応一つ一つがお店の印象を大きく左右します。このマニュアルは、接客の基準を明確にし、質の高いサービスを安定して提供するために非常に効果的です。
この記事では、飲食店が接客マニュアルを作るメリットや効果、効果的なマニュアル作成のポイント、そして作成手順や盛り込むべき項目、さらに運用していく上での注意点まで詳しく解説します。
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目次
・接客マニュアルを作る目的・メリットは?
・どういう手順でマニュアルを作ればよい?
・
接客マニュアルに盛り込むべき11の項目は?
・マニュアルを活用する上での注意点は?
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接客マニュアルを作る目的・メリットは?
スタッフ教育の効率化
マニュアルを用意することで、接客のルールや手順についてスタッフに説明する時間を大幅に短縮できます。新しく入ったアルバイトの指導などもスムーズに行え、人材教育にかかる時間、労力、費用の軽減につながります。
サービスの質の安定
スタッフが個人の判断ではなく、共通のルールに沿って接客を行うことで、サービス品質にバラつきがなくなります。これにより、お客様はいつでも質の高いサービスを受けられるようになり、満足度の向上に直結するでしょう。
業務の効率化
接客業務をマニュアル化することで、優先順位や対応方法の基準がより明確になります。スタッフは迷うことなく、無駄なく動けるようになり、結果として業務の効率化や生産性の向上にもつながります。
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どういう手順でマニュアルを作ればよい?
(1)接客業務を書き出す
(2)接客業務ごとのルールを整理する
(3)接客業務ごとの評価基準を決める
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接客マニュアルに盛り込むべき11項目とは?
接客マニュアルに盛り込むべき11項目
1.営業前の準備
2.接客の際の心構え
3.接客時の「姿勢」「表情」「話し方」
4.出迎えや席案内の方法
5.オーダーの取り方
6.料理提供の方法
7.バッシングの方法
8.会計・見送りのルール
9.クレーム対応
10.接客時の優先順位
11.接客時のNG対応
1.営業前の準備
2.接客の際の心構え
3.接客時の「姿勢」「表情」「話し方」
4.出迎えや席案内の方法
5.オーダーの取り方
6.料理提供の方法
7.バッシングの方法
8.会計・見送りのルール
9.クレーム対応
また、現場が混乱しないよう、どこまでをホールスタッフに任せ、どこから店長や管理職が対応するかといった役割分担や、どこまでなら相手の要求に応じるかといった線引きを明確に設定することも重要です。現状のマニュアルに載っていないクレームを受けた際には、対応事例をスタッフ間で共有し、内容を更新していきましょう。マニュアルを読んでもらうだけでなく、各項目を活用して定期的にロールプレイングを行うことも効果的です。
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10.接客時の優先順位
混雑時や繁忙期などは、忙しさゆえにトラブルも起こりやすいものです。そのため、マニュアルにはこれまでに挙げた項目について、優先順位を明記しておくと良いでしょう。
例えば、
①料理の提供
②オーダーやクレームなど利用客に対する対応
③電話対応
④席へのご案内
⑤お会計
⑥バッシング
⑦ラウンド
というように、業務が重なったときに何を優先すれば一番顧客満足度が下がりにくく、オペレーションに支障がないかを考慮して決めることが大切です。これらを従業員同士で適宜共有することで、どんな状況下でも次に何をすべきかの判断が早くなり、迷いなく業務に集中できるはずです。
11.接客時のNG対応
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マニュアルを活用する上での注意点は?
「マニュアルはあくまでベース」であることを共通認識する
「飲食店 接客の仕方」は、現場で刻一刻と変化する状況に合わせて柔軟に対応していく必要があります。そのため、マニュアルにとらわれすぎると、想定外の事態に対応できない、かえってサービスの質が下がるなど、お店への評価に悪影響を及ぼす場合があります。
特に、接客トークについては、お店のコンセプトや歴史、こだわり、食材や料理、ドリンクに対する理解など、マニュアルには明記できない知識によって補われる部分がほとんどです。また、予約客であれば過去の来店履歴から情報を得る、フリー客であればその場の会話で得た情報をサービスに織り交ぜるなど、顧客情報を活用する努力や、スタッフ自身のキャラクター、特技を活かすことでファンづくりにつながることも多いです。「マニュアルはあくまでベースにすぎない」という共通認識をスタッフ間で徹底し、各自が創意工夫を凝らしてサービスの質を高める努力ができる環境を整えましょう。
すぐに見られるようにしておく
接客マニュアルは、スタッフがすぐに確認しやすい場所に設置しましょう。スタッフが目を通す回数が増えることで業務内容について学ぶ意欲が向上し、接客に関する共通認識が浸透しやすくなるといったメリットもあります。
時間がない時でもすぐにチェックできる状態で保管することを心がけたいですね。スマートフォンやタブレットから確認できる電子マニュアルは手軽に確認しやすく、複数のスタッフが同時に確認できるといった紙にはない利点もあるので、検討してみてはいかがでしょうか。
定期的に改善する
マニュアルは一度作ったら終わりではありません。月1回や年4回など頻度を決めて定期的に見直し、お店の状況に合わせて最新版を用意しましょう。クレームやトラブルにどのような接客で対応したかを追記したり、お客様やスタッフからの意見によって見えてきた改善点をもとに修正を加えるなど、随時アップデートを重ねられるのが望ましいです。
飲食店における接客は、お店を印象付ける重要な要素です。接客で好印象を与えることで、リピーター獲得やお店の売上安定にもつながります。ぜひ上記の内容をもとに接客マニュアルを作成し、お客様に選ばれるお店づくりに役立ててみてください。
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